『魁!!男塾』などの宮下あきらによる、1980-1982年に連載された作品。

ケンドーコバヤシさん
「子供の頃の原風景ともいえる作品。力押しのパワフルギャグ。ヒロイン・枢斬暗屯子（すうざん・あんとんこ）が大好き。この子を見た後3日間、喘息が出るほど笑いました」

1980年代のコロコロコミックで人気を博した作品。

ケンドーコバヤシさん
「主人公の名前が金太満（きんた・まん）で、これだけでおかしいけど一家全員名前がおかしい。（笑いすぎて）ひきつけ起こしますもん」
「どの漫画が自分の笑いに影響与えたかといえば、『超人キンタマン』やと思います」

1989年-1994年『ビッグコミックスピリッツ』連載。

バカリズムさん
「初めて自分のツボに入る感覚を味わって、クラスの友達に勧めたけどあんまり共感してもらえず、その時初めて『あ、笑いに好みってあるんだな』と分かりました」

『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の意味不明でシュールな面白さに「めちゃめちゃ影響を受けた」という野田さん。

そんな野田さんが特に推すのが『浦安鉄筋家族』。

2月に連載30周年を迎え、累計発行部数は5,000万部を超える大ヒットギャグ漫画です。

野田さんは、

「『浦安鉄筋家族』でいちばん影響を受けたのは、やっぱり『うんこ』」

という言葉を皮切りに、すべての『浦安鉄筋家族』の紹介スライドにうんこをもりもり盛り込む熱いプレゼンを展開。
計19回うんこを連呼し、最後は作中の擬音「うんちぃ～」で締めました。

「こういうことって漫才じゃ出来ないじゃないですか。漫画の表現力って羨ましいと思います」

ほか、かもめんたる岩崎う大『マイデリケートゾーン』などもおすすめとして挙がっています！

著者・島袋光年を愛称「しまぶー」と紹介するイワクラさんは、

「しまぶーとお笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢さんは同級生」

などの豆知識も披露！

「『世紀末リーダー伝たけし』に人生のすべてを教えてもらった」

と語るイワクラさんは、作中の友情エピソードと自分の思い出がシンクロするそうです。

いずれも未電子化が残念な、和田ラヂヲ作品。
『120%くつラヂヲ』は楽天ブックス（紙）をご覧ください。カバー裏の楽しい仕掛けなどもオンエアされました！

大喜利大会に出た和田ラヂヲ先生が、芸人たちを抑えて参加者1,700人超の中で準優勝したエピソードなども、山内さんは紹介。

麒麟・川島さん
「僕ら世代だと、「吉田戦車派」と「和田ラヂヲ派」どっちかに分かれる感じ。競馬でたとえると、吉田戦車先生がディープインパクトで、和田ラヂヲ先生がオルフェーヴル」

「東京新聞ほか17紙で連載中の、日常を切り取ったような、新聞の4コマ漫画」

と『ねえ、ぴよちゃん』を取り上げる麒麟・川島さん。

しかし登場人物一覧を再び取り出し「金持ちのお嬢さん設定の「蘭ひみこ」ちゃんの存在で一気にこの4コマ漫画が愛しくてしゃあなくなる」と力説します。

お友達のぴよちゃんからの年賀状を手渡しで受け取り、そっけない素振りを見せたものの嬉しくてお部屋で何べんもにっこり見返す蘭ひみこちゃん。
川島さんは「体調悪い時に読んだら泣いちゃうかも」と、その癒やしパワーを独特の表現でプレゼン！

ケンドーコバヤシさん「川島がここまで癒やしを求めてるの、めちゃくちゃ心配になってきた」

蛍原さん「ほんまや。ちょっと疲れてるのちゃうか。大丈夫か？」

いかがでしたか。

芸人の方の笑いの原点にも迫った感がある、アメトーーク！ギャグ漫画サミットでした。