2025-05-15
深き闇に魅せられて…注目のおすすめダークファンタジー漫画
目次
『ニセモノの錬金術師』転生錬金術師としっかり者な奴隷が紡ぐファンタジー!
▼『ニセモノの錬金術師』最新3巻発売中!
『ニセモノの錬金術師』の見どころ
転生者のパラケルススは、異世界で錬金術を生業としています。
複雑な作業が多く必要な錬金術の労働力を求め奴隷市場を訪れたパラケルススは、ノラという異国風の女性と、商品価値もないほど痛めつけられたエルフに出会います。
2人を引き取ったパラケルススの日々は、それから大きく変化して…
ダーク寄りファンタジーながら、ノラとパラケルススのやり取りなどがコミカルで、世界観にはまっていくことでしょう。
©Jiro Sugiura©Umemaru
『司書正』蔵書樓の奥、世界を揺るがす知識がある!?
古代、とある王国。次期国王と目されていた青年が突如、謎の死を遂げた。時を同じくして国の全ての書物を収めた「蔵書樓」が封鎖される。だが誰も立ち入れないはずの蔵書樓の奥には、ひとり座する者ーー「司書正」がいた。宮廷では噂が飛び交い、陰謀が渦巻き始める。青年の死と蔵書樓の関係、そして国家機密「司書正」なるものの驚くべき実態とは?壮大且つ緻密に練り上げられた世界観。時代と権力に翻弄される人間たち。丸山薫が描き出す書物を巡るSF宮廷劇、ここに開幕!
▼『司書正 巻三』発売中!
『司書正』の見どころ
国の書物を管理する広大な「蔵書樓」と、そこに存在する謎の役職「司書正」。
蔵書樓には司書正と、側女と呼ばれる司書正の身の回りの世話をする少女・キビだけがひっそりと暮らしています。
歴史や古典を暗記したかのように語る司書正とは何者なのでしょう。
彼の存在が秘匿される理由とは なんなのでしょうか。
司書正をめぐり宮廷内の陰謀が絡み合い、また辺境出身の者として働くキビにも秘された事情があるようで…?



書物を愛する方はもちろん、そうでない方も、彼の特異な能力と、「司書正」という謎多き存在の秘密に引き込まれるでしょう。
あらゆる書物の内容がその頭に入っていて読み上げ再現できるのはとても便利そうですが、そんな司書正を意図どおり動かせるのは、本来は国の頂点・大王だけだったのに、見様見真似で側女のキビが司書正を、いわば「起動」できたのはなぜか…
また、宮廷内の権力闘争、跡継ぎを巡る陰謀、それぞれの思惑が交錯し、物語に緊張感を与えます。
全体を覆うダークな世界観も、本作の大きな魅力の一つ。
光と影が織りなす世界で、司書正の運命がどのように展開していくのか、ぜひ注目していただきたいポイントです。
©Kaoru Maruyama
『黒巫鏡談』異色&異国コンビのバトルファンタジー!
舞台は1937年 朝鮮・京城。 行方知れずになった民俗学者が残した、「黒衣の巫女」という禁忌の存在に関する記述。偶然それを目にした怪奇作家・巖谷鏡水(いわや・きょうすい)は 小説の題材にすべく、朝鮮・京城を訪れる。何かに導かれるように黒衣の巫女・崔月子(チェ・ウォルジャ)に出会い行動を共にする巖谷。だがそれは、凄絶な旅の始まりだったーー。連載時から韓国で話題沸騰! 異例の日韓同時発売が決定。八咫烏杯出身の気鋭 戸川四餡の初コミックス!
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『黒巫鏡談』の見どころ

『黒巫鏡談』の魅力のひとつは、日本人作家・巖谷鏡水と、平壌出身・崔月子(チェ・ウォルジャ)の凸凹コンビ。
トラブル体質の怪奇作家と、クールな黒衣の巫女という対照的な2人が、怪異を通じて織りなすドラマに注目です。


14歳ながら独特の舞で強大な力をその身に降ろして戦う月子の活躍に、戦闘能力は限りなく低くても小説のネタのために身体を張ってしまう鏡水。
日本のあやかしとは趣きが異なる異国の怪異、そして黒衣の巫女が行う呪いの儀式。
その全てが、あなたを妖しくも美しい世界へと誘います。
©Yonan Togawa
『ウスズミの果て』廃墟と化した地での静かな出会い
生命が滅亡した地球を、少女はひとり歩き続ける。彼女の任務は生存者の捜索と土地の浄化。果たして、人間は見つかるのか?建物を愛する新鋭・岩宗治生が描く、美しき廃墟のポストアポカリプス。主人を失ったアンドロイドや、使命を続けるAIなど孤独同士が交わる第1巻!
▼『ウスズミの果て』最新4巻発売中!
『ウスズミの果て』の見どころ
『ウスズミの果て』で描かれるのは、人類の大半が死滅した、ポストアポカリプスの世界です。
50年以上前、突如現れた「断罪者」が放つ瘴気により、人々は奇病「結晶病」に侵されました。感染力の強い結晶病は致死率が高く、感染源は人が住めない土地と化します。
そんな絶望的な状況下、主人公は汚染された土地の浄化、生存者の探索、そして感染遺体の処理という過酷な使命を背負い、僅かな希望を胸に歩み続けます。



主人公は生存者を探しては虚しい結果に終わる日々で、さまざまな出会いを経験します。
主や本体が息絶えた後もそれぞれの日々を過ごすロボットやAI、最期までお互いを想っていたことを雄弁に物語る遺体の様子…そして、ついに発見した生きた人間が取った行動とは。
絶望に染まる世界で、主人公が見出す希望とは? 緻密な線画で描かれる終末世界と、過酷な状況を誠実に過ごす主人公の姿に、息を呑みます。
©Haruo Iwamune
『開花アパートメント』大正モダニズムと謎が陰影深く絡み合う
大正末期、翻訳家・藤が引っ越した先は雅趣あふれる「開花アパートメント」。そこでは住人全員が秘密を抱えていた。亭主を手にかけた「毒殺婦人」に歳の離れた探偵コンビ、不自然なほどに仲睦まじい二組の夫婦……。妖しき人間模様が絡み合う集合住宅奇縁譚。新鋭・飴石のデビュー作、第1巻!
▼『開花アパートメント』最新3巻発売中!
『開花アパートメント』の見どころ
『開花アパートメント』の魅力は、ミステリアスで耽美な世界観です。
開花アパートメントの住人で部屋で探偵事務所を開く東条とその助手・真、そしてアパートメントの新たな住人となった藤を中心に、謎の現象や事件の裏側が華麗に描かれます。



和洋が妖しく混ざり合う時代設定、そして「美」と「艶」に満ちた画面が、あなたを妖しくも惹かれる世界へと誘います。
©Ameishi












