現在ご利用いただけません

「お知らせ」とは

2023-02-19

【2022年本屋大賞】『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬)に決定!ノミネート作品の順位もご紹介

【2022年本屋大賞】『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬)に決定!ノミネート作品の順位もご紹介

2022年本屋大賞が発表され、『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬/早川書房)が選ばれました! 本屋大賞・ノミネート作品と順位、翻訳部門大賞、歴代受賞作品をご紹介します。

楽天Kobo

▼最新の本屋大賞情報はこちら!

★2022年本屋大賞と順位

本屋大賞『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬/早川書房

同志少女よ、敵を撃て POP

発売前からSNSで話題! 史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作 アクションの緊度、迫力、構成のうまさは只事ではない。とても新人の作品とは思えない完成度に感服。──北上次郎 復讐心に始まった物語は、隊員同士のシスターフッドも描きつつ壮大な展開を見せる。胸アツ。──鴻巣友季子 文句なしの5点満点、アガサ・クリスティー賞の名にふさわしい傑作。──法月綸太郎 独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」ーーそう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?

2022年本屋大賞『同志少女よ、敵を撃て』は第二次世界大戦での東部戦線(独ソ戦)を舞台にしています。

参考文献にも挙げられている『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波書店)は、この史上未曾有の凄惨な戦争の実態に迫り、「新書大賞2020」第1位に選ばれました。

現代にもつながる戦争の、本質の理解にも役立つ1冊です。

2位『赤と青とエスキース』青山美智子/PHP研究所

2021年本屋大賞2位『お探し物は図書室まで』の著者、新境地にして勝負作! メルボルンの若手画家が描いた1枚の「絵画(エスキース)」。日本へ渡って30数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいくーー。2度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。 

▼『赤と青とエスキース』の著者と装画家が再タッグ!『マイ・プレゼント』発売中!

▼2021年本屋大賞2位『お探し物は図書室まで』発売中!

3位『スモールワールズ』一穂ミチ/講談社

【第165回直木賞候補作】

夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。

▼『スモールワールズ』特別ショートストーリー「回転晩餐会」無料配信中! 

▼『スモールワールズ』収録作品「魔王の帰還」コミック版発売中!

▼『スモールワールズ』関連記事

4位『正欲』朝井リョウ/新潮社

生き延びるために、手を組みませんか。いびつで孤独な魂が、奇跡のように巡り遭うーー。あってはならない感情なんて、この世にない。それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだーー共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か? 絶望から始まる痛快。あなたの想像力の外側を行く、作家生活10周年記念、気迫の書下ろし長篇小説。

正欲』稲垣吾郎&新垣結衣出演で映画化決定!

▼『正欲』関連記事

5位『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成/KADOKAWA

成長著しいIT企業「スピラリンクス」の最終選考。最終に残った六人が内定に相応しい者を議論する中、六通の封筒が発見される。そこには六人それぞれの「罪」が告発されていた。犯人は誰か、究極の心理戦スタート。

▼浅倉秋成最新作!『俺ではない炎上』発売中!

『六人の嘘つきな大学生』で就活中の大学生たちの猜疑心極大ミステリーを描き大注目の浅倉秋成。

最新作『俺ではない炎上』は、SNSを介した告発が火種になる、炎上逃亡ミステリー!

▼『ショーハショーテン』浅倉秋成原作、小畑健漫画!お笑い青春ストーリー!

6位『夜が明ける』西加奈子/新潮社

思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。どれだけ傷ついても、夜が深くても、必ず明日はやってくる。

7位『残月記』小田雅久仁/双葉社

近未来の日本、悪名高き独裁政治下。世を震撼させている感染症「月昂」に冒された男の宿命と、その傍らでひっそりと生きる女との一途な愛を描ききった表題作ほか、二作収録。「月」をモチーフに、著者の底知れぬ想像力が構築した異世界。足を踏み入れたら最後、イメージの渦に呑み込まれ、もう現実には戻れないーー。最も新刊が待たれた作家、飛躍の一作!

8位『硝子の塔の殺人』知念実希人/実業之日本社

500ページ、一気読み!
知念実希人の新たな代表作誕生

作家デビュー10年 実業之日本社創業125年 記念作品

雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
刑事、霊能力者、小説家、料理人など、
一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。
この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、
ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、
圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。
著者初の本格ミステリ長編、大本命!

9位『黒牢城』米澤穂信/KADOKAWA

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の到達点。『満願』『王とサーカス』の著者が挑む戦国×ミステリの新王道。

▼『黒牢城』関連記事

10位『星を掬う』町田そのこ/中央公論新社

辛かった哀しかった寂しかった。痛みを理由にするのって、楽だった。でも……。
千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、自分を捨てた母・聖子がいた。
他の同居人は、娘に捨てられた彩子と、聖子を「母」と呼び慕う恵真。
「普通」の母娘の関係を築けなかった四人の共同生活は、思わぬ気づきと変化を迎えーー。
町田そのこ 2021年本屋大賞受賞後第1作目は、すれ違う母と娘の物語。

★2022年本屋大賞 翻訳小説部門受賞作品

翻訳小説部門 1位『三十の反撃』ソン・ウォンピョン/祥伝社

020年本屋大賞翻訳小説部門第1位『アーモンド』の著者が放つ待望の第2弾!
すべての人に勇気をくれる傑作。第5回 済州4・3平和文学賞受賞作品
『アーモンド』が人間という存在そのものへの問いかけだとすれば、『三十の反撃』は、どんな大人になるかという問いへの答えである。
ーーーソン・ウォンピョン
1988年ソウルオリンピックの年に生まれ、三十歳になった非正規職員のキム・ジへ。
88年生まれに一番多い名前「ジヘ」と名付けられた彼女はその名の通り、平凡を絵に描いたような大人になっていく。
大企業の正社員を目指すジヘの前に現れたのは、同じ年の同僚ギュオク。
彼の提案する社会への小さな反撃を始めることになったジヘは、自信を見つめなおし、本当にしたかったことを考えるように。
そして、ついに「本当の自分」としての一歩を踏み出すことになるーー。
世の中という大きな壁と闘うすべての人に贈る、心温まるエール!

翻訳小説部門 2位『自由研究には向かない殺人』ホリー・ジャクソン/東京創元社

彼は殺人犯ではないと証明する。
それが、わたしの自由研究。
ブリティッシュ・ブックアワード受賞
Amazon.comで7000レビュー
英米で大ベストセラーの謎解きミステリ!

高校生のピップは自由研究で、5年前に自分の住む町で起きた17歳の少女の失踪事件を調べている。交際相手の少年が彼女を殺害し、自殺したとされていた。その少年と親しかったピップは、彼が犯人だとは信じられず、無実を証明するために、自由研究を口実に警察や新聞記者、関係者たちにインタビューをはじめる。ところが、身近な人物が次々と容疑者として浮かんできてしまい……。予想外の事実にもひるまず、事件の謎を追うピップがたどりついた驚愕の真相とは。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、英米で大ベストセラーとなった謎解きミステリ!

解説=若林踏

翻訳小説部門 3位『クララとお日さま』カズオ イシグロ/早川書房

ノーベル文学賞受賞第一作。カズオ・イシグロ最新作、2021年3月2日(火)世界同時発売! AIロボットと少女との友情を描く感動作。

★2022年本屋大賞 発掘部門「超発掘本!」

本屋大賞・本屋大賞翻訳小説部門に先立ち、2022年4月1日(金)「発掘部門」投票結果が発表されました。

『破船』吉村昭/新潮社

2022年本屋大賞 超発掘本『破船』吉村昭

本屋大賞 発掘部門とは

ジャンルを問わず、2020年11月30日以前に刊行された作品のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと思う本をエントリー書店員が一人1冊選出。
さらにその中から、これは!と共感した1冊を実行委員会が選出し「超発掘本!」として発表します。

▼「本屋大賞」関連記事

このカテゴリーのピックアップ記事

このページの先頭へ