2024-10-04
【無料あり】『このマンガがすごい!2024』オンナ編(宝島社)『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』ほかランクイン作品をご紹介!
『このマンガがすごい!2024』(宝島社)が発売されました。 各界のマンガ好きが本気でその年の「一番すごい!」と思う漫画を選ぶ年末のイベントです。ここでは『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』(大白小蟹)ほか「オンナ編」ランクイン作品をご紹介します!
目次
- ・「このマンガがすごい!」とは
- ・■このマンガがすごい!2024(宝島社)オンナ編ランクイン作品
- ・1位『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』大白小蟹/リイド社
- ・2位『気になってる人が男じゃなかった』新井すみこ/KADOKAWA
- ・3位『いやはや熱海くん』田沼朝/KADOKAWA
- ・4位『クジャクのダンス、誰が見た?』浅見理都/講談社
- ・5位『違国日記』ヤマシタトモコ/祥伝社
- ・6位『霧尾ファンクラブ』地球のお魚ぽんちゃん/実業之日本社
- ・7位『家が好きな人』井田千秋/実業之日本社
- ・8位『狼の娘』小玉ユキ/小学館
- ・9位『ホタルの嫁入り』橘オレコ/小学館
- ・10位『零れるよるに』有賀リエ/講談社
『このマンガがすごい!2024』オトコ編(宝島社)のランクイン作品はこちら
「このマンガがすごい!」とは
年1回12月、宝島社発行。
投票により選ばれた「今年の顔」となる漫画作品を「オトコ編」「オンナ編」に分けてランキング発表される、マンガ界注目のランキングブックです。『このマンガがすごい! 2024』ではオトコ編・オンナ編ランキングに加え、表紙を飾るあのちゃんインタビュー、オトコ編1位『ダイヤモンドの功罪』平井大橋描き下ろしマンガ、オンナ編1位『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』大白小蟹のスペシャルインタビューなどスペシャルな内容てんこ盛りです!
■このマンガがすごい!2024(宝島社)オンナ編ランクイン作品
1位『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』大白小蟹/リイド社
俵 万智
「小蟹さんの澄んだ心の目。そのまなざしを借りて私たちは、忘れそうなほど小さくて、でもとても大切な何かを見つめなおす。たしかに降ってきたけれど、とっておけない雪のように。」
雪のように静か。冬の朝のように新鮮。
自分の気持ちに触れることができるのは、こんな時かもしれない。
[収録作品]
●「うみべのストーブ」
運命のように出会ったえっちゃんとスミオにも、ある日訪れた別れ。傷心のスミオを海に連れ出したのは、隣で彼を見守り続けていたストーブだった…。
「ふたりが…お互いに、好きだったこと 私はちゃんと覚えてる 何度だって思い出すよ」
連載時のカラーを再現し、2色刷で収録。
●「雪子の夏」
トラックドライバーの千夏が雪の日に出会った、雪女の雪子。夏のあいだは消えてしまうという雪子に夏を見せてあげたい。忘れられない夏の物語。
「誰もあたしのことを 思い出してくれなくなったら こんなぼんやりしたまま 永遠に消えちゃうの?」
●「きみが透明になる前に」
ある日事故で透明になってしまった夫。彼の姿が見えないことにほっとしている自分はもう、彼を愛していないのだろうか…。見えないものに触れる、夫婦の絆のかたち。
「ねえ泉 ありがとう 僕を見つけてくれて」
●「雪を抱く」
パートナーとの間の妊娠を知り、複雑な気持ちの若葉。大雪で家に帰れなくなったある日、偶然出会ったコウコと朝までの時間を過ごす。女性の身体をめぐる物語。
「わたしの身体が わたしひとりだけのものだったことなど 一度でもあっただろうか」
●「海の底から」
仕事で忙しい毎日を送る深谷桃は、かつてのように小説を書くことができない。いまの自分はまるで海の底から上を見上げているようで…。創作に向き合うことができないでいる生活者の苦悩の物語。
「悔しい 書かなくても幸せでいられるのが」
●「雪の街」
はなれていた親友の突然の死をきっかけに訪れた、昔住んでいた町。思い出のファミレスで出会った森田という男と、死んでしまったスーちゃんのことを思い出しながら、雪道を歩いていく。
夜の黒さと雪の白さは、彼らの弔いを静かに描き出す。
「鈴木さんがどこかで 元気でいてくれるといいなって ずっと思ってました」
●「たいせつなしごと」
単調な仕事に明け暮れる毎日のなかで、いつのまにか自分の心は動かなくなっていた。いつかどこかのゲートが開いて、別の世界へ行けたなら…。暮らしのなかにある光を見つける小さな物語。
2位『気になってる人が男じゃなかった』新井すみこ/KADOKAWA
CDショップで働いているミステリアスな「おにーさん」が気になってしょうがない女子高生・あや。しかし「おにーさん」の正体は、話したこともない、クラスメイトの目立たない女子・みつきだったーー。Twitterで最高に注目を集める女同士の「愛情」を巡る物語、待望の書籍化。みつきの過去をめぐる、描き下ろしストーリーを収録。【電子特典:描き下ろしイラスト付き】
最新2巻発売中!
▼『気になってる人が男じゃなかった』関連記事
3位『いやはや熱海くん』田沼朝/KADOKAWA
「僕の顔が良いばっかりに……」毎日のように女子に告白される高校生の熱海くん。でも、彼が好きになるのは男の人でーー。ナチュラルな台詞が持ち味の新鋭・田沼朝が描く、モテる男子のままならぬ恋物語。描き下ろし漫画も収録の第1巻!
▼『いやはや熱海くん』3話無料!
最新3巻発売中!
4位『クジャクのダンス、誰が見た?』浅見理都/講談社
雪がちらつくクリスマスイブの夜に起きた元警察官殺害事件。容疑者は逮捕され、事件は終わったかのようにみえた。
しかし、殺された元警察官が娘に遺した一通の手紙で事件は再び動き出す。そこには「以下に挙げる人物が逮捕、起訴されたら…その人は冤罪です」そう書かれていた。そして、そのリストには父を殺したとして逮捕された容疑者の名前も書かれていた……。
映像化もされた『イチケイのカラス』の浅見理都が手がける、衝撃のクライム・サスペンス。
最新5巻発売中!
5位『違国日記』ヤマシタトモコ/祥伝社
【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画を特別収録!】35歳、少女小説家。(亡き母の妹) 15歳、女子中学生。(姉の遺児) 女王と子犬は2人暮らし。
少女小説家の高代槙生(こうだいまきお)(35)は姉夫婦の葬式で遺児の・朝(あさ)(15)が親戚間をたらい回しにされているのを見過ごせず、勢いで引き取ることにした。しかし姪を連れ帰ったものの、翌日には我に返り、持ち前の人見知りが発動。槙生は、誰かと暮らすのには不向きな自分の性格を忘れていた……。対する朝は、人見知りもなく、“大人らしくない大人”・槙生との暮らしをもの珍しくも素直に受け止めていく。不器用人間と子犬のような姪がおくる年の差同居譚、手さぐり暮らしの第1巻!
全11巻発売中!
6位『霧尾ファンクラブ』地球のお魚ぽんちゃん/実業之日本社
女子高生・三好藍美と染谷波には、気になる人がいる。
それはクラスメイトの“霧尾くん”。
友人でありライバルでもある二人の話題は、いつも彼のことで持ちきり。
“霧尾くん”の学ランを奪い合ったり。
“霧尾くん”を夢に出すため、謎の儀式をしたり。
“霧尾くん”とのデートを妄想したり。
ラブまではたどりつけそうにない二人の日常を描く、
一方通行ラブコメディ第1巻!
最新6巻発売中!
7位『家が好きな人』井田千秋/実業之日本社
「自分の家が、一番好き。」
今日も今日という日が紡がれる。
楽しかった日も、そうじゃない日も
いつでもここはあたたかく包み込んでくれる。
日常に散らばるたくさんの小さな幸せ。
大人気イラストレーター《井田千秋》が贈る
温かい日常を家と共に描く
オールカラー コミック&イラスト集
▼『家が好きな人』井田千秋のエッセイ漫画『ごはんが楽しみ』発売中!
8位『狼の娘』小玉ユキ/小学館
狼と少女が織りなす青春ファンタジー開幕!
月菜は、受験を控えた高校3年生。誰にも言えない秘密を抱えて、日々を過ごしてきた。ある日、アルバイト先で不思議な男性・颯と出会う。秘密を言い当てられて、驚く月菜。新たな出会いが月菜自身を大きく変えていくー…。「私は何者なのか?」心に生まれた問いの答えとは…?運命の輪が廻り出す、青春ファンタジー開幕!
最新4巻発売中!
9位『ホタルの嫁入り』橘オレコ/小学館
愛が重い殺し屋×華族令嬢…命がけ結婚物語
時は明治。
家名にも美貌にも恵まれるも、余命わずかと言われている伯爵令嬢・紗都子の夢は、家の利益になる結婚をすることだけ。
突如、謎の殺し屋に命を狙われた紗都子は、その場を生き延びるために殺し屋・後藤進平に提案をする。
「私と結婚してくださいーー私と結婚すれば、全てが手に入ります!」
その場限りの嘘のはずが、進平はとんでもなく愛が重い男で…
この婚約から、逃げられないーー!?
『プロミス・シンデレラ』の著者最新作!
愛が重い殺し屋×華族令嬢の契約結婚ラブサスペンス、開幕!
最新5巻発売中!
10位『零れるよるに』有賀リエ/講談社
DVを受けていたよるは児童養護施設に保護される。周囲に馴染めずにいたよるを守ってくれたのは同い年の天雀だった。愛情を喪失した苦しみを分かち合う二人。よるの気持ちはやがて恋心へと変化していく。厳しい環境の中で世界から零れてしまわないよう支え合うよると天雀。暗闇に光は射すのか?
最新4巻発売中!