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2024-12-06

「このミステリーがすごい!2025年版」(宝島社)国内編・海外編ランクインのおすすめミステリー

「このミステリーがすごい!2025年版」(宝島社)国内編・海外編ランクインのおすすめミステリー

「このミステリーがすごい!2025年版」(宝島社)が発表されました!投票で選ばれたランクイン作品を、「国内編」「海外編」合わせてご紹介いたします。傑作揃い、ご注目ください!

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目次

「このミステリーがすごい!」とは

1988年から年1回、12月上旬に宝島社から発行されている、ミステリー小説のランキング本です。

国内編・海外編に分かれ、それぞれ国内ミステリー小説・海外翻訳ミステリー小説選出しています。

ランキングだけでなく著者アンケート&新作情報「私の隠し玉」、ロングインタビューなども掲載の、ミステリーファン必見のシリーズです。

2025年版には『【推しの子】』完結記念の赤坂アカインタビューや、「かまいたちの夜」30周年記念のミステリー×ゲーム特集などが収録されています!

■このミステリーがすごい!2025年版/国内編ランクイン作品

『地雷グリコ』青崎有吾/KADOKAWA

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとはーーミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。

▼『地雷グリコ』関連記事

『日本扇の謎』有栖川有栖/講談社

舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった……。そして舞台は京都市内へうつり、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が向けられるが……。動機も犯行方法も不明の難事件に、火村英生と有栖川有栖が捜査に乗り出す!

『冬期限定ボンボンショコラ事件』米澤穂信/東京創元社

小市民を志す小鳩君はある日轢き逃げに遭い、病院に搬送された。目を覚ました彼は、朦朧としながら自分が右足の骨を折っていることを聞かされる。翌日、手術後に警察の聴取を受け、昏々と眠る小鳩君の枕元には、同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。小佐内さんは、どうやら犯人捜しをしているらしい……。冬の巻ついに刊行。/解説=松浦正人

▼「米澤穂信」関連記事

『六色の蛹』櫻田智也/東京創元社

**昆虫好きの優しい青年は、
人の心の痛みに寄り添う名探偵

日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞を受賞した『蝉かえる』に続く、
〈エリ沢泉〉シリーズ第3作!**

昆虫好きの心優しい青年・エリ沢泉(えりさわせん。「エリ」は「魚」偏に「入」)。行く先々で事件に遭遇する彼は、謎を解き明かすとともに、事件関係者の心の痛みに寄り添うのだった……。ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、銃撃事件の謎を探る「白が揺れた」。花屋の店主との会話から、一年前に季節外れのポインセチアを欲しがった少女の真意を読み解く「赤の追憶」。ピアニストの遺品から、一枚だけ消えた楽譜の行方を推理する「青い音」など全六編。日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞を受賞した『蝉(せみ)かえる』に続く、〈エリ沢泉〉シリーズ第3作!

『檜垣澤家の炎上』永嶋恵美/新潮社

横濱で知らぬ者なき富豪一族、檜垣澤家。当主の妾だった母を亡くし、高木かな子はこの家に引き取られる。商売の舵取りをする大奥様。互いに美を競い合う三姉妹。檜垣澤は女系が治めていた。そしてある夜、婿養子が不審な死を遂げる。政略結婚、軍との交渉、昏い秘密。陰謀渦巻く館でその才を開花させたかな子が辿り着いた真実とはーー。小説の醍醐味、その全てが注ぎこまれた、傑作長篇ミステリ。(解説・千街晶之)

『伯爵と三つの棺』潮谷験/講談社

フランス革命が起き、封建制度が崩壊するヨーロッパの小国で、元・吟遊詩人が射殺された。

容疑者は「四つ首場」の改修をまかされていた三兄弟。五人の関係者が襲撃者を目撃したが、犯人を特定することはできなかった。三兄弟は容姿が似通っている三つ子だったからだ。

DNA鑑定も指紋鑑定も存在しない時代に、探偵は、純粋な論理のみで犯人を特定することができるのか?

『少女には向かない完全犯罪』方丈貴恵/講談社

「確かに、幽霊も子供も一人じゃ何もできないよ。
でも、私たちが力を合わせれば、大人の誰にもできないことがやれると思わない?」

なにもできない幽霊と
なにもできない少女が織りなす
頭脳戦の楽しみに満ちた爽快な復讐譚!

『バーニング・ダンサー』阿津川辰海/KADOKAWA

全世界百人の能力者ーー「コトダマ遣い」。特殊設定ミステリの気鋭が贈る、能力者vs.能力者の警察小説!

『法廷占拠 爆弾2』呉勝浩/講談社

史上最悪の爆弾魔が囚われた。
そのとき新たな悪が生まれた。

東京地方裁判所、104号法廷。
史上最悪の爆弾魔スズキタゴサクの裁判中、突如銃を持ったテロリストが乱入し、法廷を瞬く間に占拠した。
「ただちに死刑囚の死刑を執行せよ。ひとりの処刑につき、ひとりの人質を解放します」前代未聞の籠城事件が発生した。
スズキタゴサクも巻き込んだ、警察とテロリストの戦いが再び始まる!

▼このミステリーがすごい!2023年版 国内編第1位!『爆弾』発売中!

▼『爆弾』関連記事

『ぼくは化け物きみは怪物』白井智之/光文社

「本格ミステリ・ベスト10」2年連続1位! ランキングを席巻する鬼才の最新短編集! クラスメイト襲撃事件を捜査する小学校の名探偵。滅亡に瀕した人類に命運を託された“怪物”。郭町の連続毒殺事件に巻き込まれた遊女。異星生物のバラバラ死体を掘り起こした三人組。見世物小屋(フリークショー)の怪事件を予言した“天使の子”。凶暴な奇想に潜む、無垢な衝動があなたを突き刺す。白井智之は容赦しない。

■このミステリーがすごい!2025年版/海外編ランクイン作品

『両京十五日1 凶兆/2 天命』馬伯庸,齊藤 正高,泊 功/早川書房

十五世紀の中国、明の時代。北京から南京に遣わされた皇太子は爆発による襲撃に襲われる。さらに北京にいる皇帝も命を狙われていることを知った皇太子は、幾度と襲い掛かってくる刺客から逃れつつ、南京から北京へ向かう幾千里にもわたる決死行が始まるーー!

『死はすぐそばに』アンソニー・ホロヴィッツ,山田蘭/東京創元社

**あらゆる期待を超えつづける、〈ホーソン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊!

テムズ川沿いの高級住宅地の殺人。
容疑者全員に同じ動機が……。
『カササギ殺人事件』の著者が贈る、
現代最高の犯人当てミステリ**

ロンドンはテムズ川沿いの閑静な高級住宅地リヴァービュー・クロースで、金融業界のやり手がクロスボウの矢を喉に突き立てられて殺された。門と塀で外部と隔てられた、昔の英国の村を思わせる敷地のなかで6軒の家の住人が穏やかに暮らす──この理想的な環境を、新参者の被害者は騒音やプール建設計画などで乱していた。我慢を重ねてきた住人全員が同じ動機を持っているこの難事件に、警察から招聘された探偵ホーソーンは……。あらゆる期待を超えつづける、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ第5弾!

解説=古山裕樹

『ビリー・サマーズ』スティーヴン・キング,白石朗/文藝春秋

作家デビュー50周年に放つ、至高のクライム・ノヴェル


狙いは決して外さない凄腕の殺し屋、ビリー・サマーズ。依頼人たちには、銃撃しか能がないちょっと抜けた男を装っているが、真の顔はエミール・ゾラを愛読する思慮深い人間であり、標的が悪人である殺ししか請け負わない。

そんなビリーが、引退を決意して「最後の仕事」を受けた。収監されているターゲットを狙撃するには、やつが裁判所へ移送される一瞬を待つしかない。狙撃地点となる街に潜伏するための偽装身分は、なんと小説家。街に溶け込むべくご近所づきあいをし、事務所に通って執筆用パソコンに向かううち、ビリーは本当に小説を書き始めてしまう。

だが、この仕事は何かがおかしい……。ビリーは安全策として、依頼人にも知られぬようさらに別の身分を用意し、奇妙な三重生活をはじめた。そしてついに、運命の実行日が訪れるーー。

▼『ビリー・サマーズ』無料たっぷり試し読み配信中!

『ボタニストの殺人』M W クレイヴン,東野 さやか/早川書房

押し花を受け取った著名人が連続で殺される事件が起きた。捜査に挑むポーだったが、彼の同僚の病理学者が殺人容疑で逮捕され……

『すべての罪は血を流す』S・A・コスビー,加賀山卓朗/ハーパーコリンズ・ジャパン

このミス』1位『頬に哀しみを刻め』著者、最新作!
被害者の携帯電話に残されていた、残忍な殺人の画像ーー
悪夢のような連続殺人事件に、黒人保安官が挑む。

MWA賞長編部門ノミネート!
「コスビーの最高傑作を更新した」デニス・ルヘイン
「死体の山、ノンストップのアクション、最高の警察もの」スティーヴン・キング
「止まらない勢い、手に汗握る陰謀、犯罪小説のグランドスラムだ」マイクル・コナリー
「現代の犯罪小説の中で最も記憶に残る主人公の一人」ワシントン・ポスト

ヴァージニア州の高校で教師が銃撃され、容疑者の黒人青年が白人保安官補に射殺された。人種対立の残る町に衝撃が走るなか、元FBI捜査官の黒人保安官タイタスは捜査を開始する。容疑者は銃を捨てるよう説得するタイタスに奇妙な言葉を残していたのだ。「先生の携帯を見て」と。被害者の携帯電話を探ると、そこには彼と“狼”のマスクを被った男たちによる残忍な殺人が記録されていたーー。


■著者既刊
『黒き荒野の果て』
『頬に悲しみを刻め』

『ぼくの家族はみんな誰かを殺してる』ベンジャミン・スティーヴンソン,富永和子/ハーパーコリンズ・ジャパン

わが家は全員嘘つきで、人殺しだ。

世界27カ国で刊行!伏線だらけの謎解きミステリー。
すべての真相を、見抜けますか?

雪山で起きた連続殺人。容疑者は一家全員。

ぼくたちカニンガム家は曰くつきの一族だ。35年前に父が警官を殺したあの日以来、世間からは白い目で見られている。そんな家族が3年ぶりに雪山のロッジに集まることになったのだから、何も起こらないはずがない─その予感は当たり、ぼくらがロッジに到着した翌日、見知らぬ男の死体が雪山で発見された。家族9人、それぞれが何かを隠し、怪しい動きを見せるなか、やがて第2の殺人が起こり……。

古典的なフーダニットに、ウィットに富んだひねりを加えた作品。スティーヴンソンは「公平な探偵」を演じるだけでなく見事なミステリー・ゲームを創りだしたーー Washington Post
まさに巧妙。一度目は楽しく読み、二度目は真相を確かめるために読む、二度読み必至作ーーCriminalElement.com
非常に巧みで面白い。著者はこの力作を、見えそうで見えないトリックを巧妙に操るマジシャンのごとく生みだしたーーPublishers Weekly

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フーダニットの特徴を網羅した本書は、数々の謎を読者に提示するとともに、ロナルド・ノックスの十戒を忠実に守り、その謎を解く手掛かりをすべて織りこんでいる。果たして犯人は誰なのか? 謎を解くカギは、作中で探偵の役割を果たすアーネスト・カニンガム同様、読者にもすべて与えられている。それらを正しく繋げることができれば、この問いの答えは明らかになる。読者の誰もが名探偵になれるのだ。さあ、あなたも謎解きに挑戦し、思う存分推理の楽しみを味わおう。(訳者あとがきより)

『エイレングラフ弁護士の事件簿』ローレンス・ブロック,田村義進/文藝春秋

エラリイ・クイーンも太鼓判!
ミステリー史上最高で最凶の弁護士マーティン・エイレングラフ登場!

不敗の弁護士エイレングラフは言う、
「私の報酬は法外ですが、有罪になったら一銭も支払わなくて結構。でもあなたが無罪放免となったなら、もし私が何もしなかったように見えても、必ず報酬を支払っていただきます」
そして依頼人は 必 ず 、無罪となる。たとえ真犯人であっても!

エラリイ・クイーンが大いに気に入って雑誌に掲載した第一作「エイレングラフの弁護」から38年。アメリカン・ミステリーの巨匠ブロック(『八百万の死にざま』『殺し屋』)がじっくり書き継いだシリーズ短編を完全収録。本邦初訳の作品もふくむ全12編。これぞ珠玉。ブラック・ユーモアとヒネリとキレが絶妙にブレンドされた短編ミステリー集。

『魂に秩序を』マット・ラフ

『ウナギの罠』ヤーン・エクストレム

『身代わりの女』シャロン・ボルトン

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