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2023-12-22

『後宮の烏』の著者による呪いと転生の物語『京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う』

『後宮の烏』の著者による呪いと転生の物語『京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う』

前世からの宿縁で結ばれた二人に待ち受ける運命とは。人気シリーズ第四弾!

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禁忌に立ち向かおうとする澪の想いは通じるのか――

「二十歳まで生きられない」という呪いをかけられた少女・澪(みお)を救うには、呪術によって生み出された悪霊・千年蠱(せんねんこ)を祓うしかない。
しかしそれは、澪が心を寄せる少年・高良(たから)の死を意味していた――。
呪いだけ解いて、高良を生かす方法を探る澪だが、高良の孤独な姿を見るたび、胸が苦しくなる。禁忌に立ち向かおうとする澪の想いは、高良に通じるのか。前世からの宿縁で結ばれた二人に待ち受ける運命とは。
蠱師たちの闘いが激しさを増すなか、窮地に陥った澪を心配する兄の漣(れん)、護衛役の波鳥(なとり)は……。白い狼の雪丸、そして狸の照手ら精霊たちも、澪にそっと寄り添う。
『後宮の烏』で人気の著者による、文庫書き下ろしの呪術幻想譚シリーズ第四弾。

■著者紹介:白川紺子

1982年、三重県生まれ。同志社大学文学部卒業。雑誌『Cobalt』短編小説新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞を受賞。著書に、『後宮の烏』『京都くれなゐ荘奇譚』『下鴨アンティーク』『契約結婚はじめました。』『花菱夫妻の退魔帖』シリーズのほか、『三日月邸花図鑑』『九重家献立暦』『朱華姫の御召人』『海神の娘』などがある。

執筆:株式会社PHP研究所

 

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