2024-01-26
京都育ちの著者が描くふしぎで心温まる物語『京都大正サトリ奇譚』
触れた相手の心が読める少女を助けたのはモノノケの頭領!?
ふしぎで優しく心温まるほっこりモノノケ奇譚!大正時代の京都を堪能してください。
――『京都寺町三条のホームズ』シリーズの望月麻衣さん推薦!
行方不明の父親・悟(さとる)を探すため、滋賀から京都にやって来た木ノ下繭子(きのした・まゆこ)。
ひょんなことから小説家・壱村水月(いちむら・すいげつ)と出会った繭子は、彼の家に住み込みで働くことに。
“サトリ”の血を引く彼女は、人に触れるとその心の声が聞こえてしまう能力の持ち主だった。
ある日その能力を水月に気づかれてしまった彼女は、この世界には妖怪が人間に紛れて暮らしていること、水月が天狗の子孫で、モノノケの頭領であることを知る。
飄々とした水月に振り回され、モノノケたちの起こす騒動に巻き込まれながら、繭子は父の失踪の真相を知り――
大正時代の京都を舞台にした、ほっこり和風ファンタジー。
■著者
卯月 みか(うづき・みか)
京都府出身。2020 年、『京都桜小径の喫茶店~神様のお願い叶えます~』でデビュー。 ほかの著書に『あやかし古都の九重さん~京都木屋町通で神様の遣いに出会いました~』『京都御幸町かりそめ夫婦のお結び屋さん』などがある。
執筆:株式会社PHP研究所