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2025-06-10

どんでん返しの帝王が贈る、高頭冴子シリーズ第三弾!『武闘刑事』

どんでん返しの帝王が贈る、高頭冴子シリーズ第三弾!『武闘刑事』

今度の敵は在日米軍!? 善良な母娘を撃った犯人は誰なのか。冴子と郡山が巨大な力に立ち向かう、驚愕のミステリー!

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千葉県警捜査一課 vs. 在日米軍!?

千葉県警刑事部捜査一課、高頭冴子班に所属する郡山が親しくしていた隣人、小湊母娘が銃殺遺体となって発見された。
容疑者として在日米軍曹長スチュアート・ヒギンスが浮上するが、米軍の圧力、事を荒立てたくない自衛隊の介入により捜査は難航。
さらに事件の裏には基地問題も絡んでいて……。
様々なしがらみを跳ね除け、冴子は真実に辿りつけるのか。
息もつかせぬミステリー!

■目次

一 仇讐(きゅうしゅう)
二 治外
三 協定
四 乱入
五 武闘

中央区椿森で射殺事件が発生、捜査一課と鑑識に出動命令が下る。
椿森は郡山の住むマンションがある地域だ。自宅近くで殺人が起きれば、やはりいい気はしない。死体発見現場の三角公園もよく知る場所だった。
現場に急行する警察車両の中で、冴子がぼそりと呟いた。
「自宅の近所だな」
「ええ」
「射殺犯は目下逃亡中だ。土地鑑があるかどうかで逃走経路も違ってくる。参考意見を聞かせてくれ」
「お役に立つのなら何なりと」
警察車両はやがて見知った三角公園に到着した。現場にはブルーシートの覆いが設えられ、先着した鑑識係が周辺を動き回っている。
この時、既に嫌な予感があった。見知った場所での殺人。ならば被害者も見知った人間ではあるまいか。
ブルーシートで覆われた中、ブランコの傍らに成人女性と女児の遺体が横たわっていた。
紛れもなく小湊母娘だった

■著者

中山七里(なかやま しちり)
1961年、岐阜県生まれ。2009年、『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリがすごい!」大賞を受賞し、2010年、デビュー。著書に『岬洋介』『御子柴礼司』『刑事犬養隼人』『ヒポクラテス』『毒島』『鑑定人・氏家京太郎』シリーズ、『鬼の哭(な)く里』『人面島』『超合理的! ミステリーの書き方』『逃亡刑事』『越境刑事』『帝都地下迷宮』などがある。

執筆:株式会社PHP研究所

■中山七里の過去作品一覧

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