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【受賞作決定!】第160回 直木賞・芥川賞 と候補作品

2019/01/16 受賞作品を更新しました。

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第160回芥川龍之介賞、直木三十五賞(日本文学振興会主催)の候補作が決定いたしました!

「芥川龍之介賞」「直木三十五賞」とは…

1935(昭和10)年に制定されました。芥川賞は新進作家による純文学の中・短編作品のなかから選ばれます。直木賞は新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)が対象となります。

それでは早速、候補作をご紹介いたします!

>>>文学賞受賞作品まとめページはこちら

 

【直木三十五賞受賞】『宝島』/真藤順丈


宝島
1,620円 (税込)

希望を祈るな。立ち上がり、走り出せ。愛は囁くな。大声で叫び、歌い上げろ。信じよう。仲間との絆を、恋人との愛を。美しい海を、熱を、人間の力を。【あらすじ】英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染みーーグスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は刑事になり、教師になり、テロリストになりーー同じ夢に向かった。

 

【芥川龍之介賞受賞】ニムロッド/上田岳弘


ニムロッド
1,296円 (税込)

それでも君はまだ、人間でい続けることができるのか。 あらゆるものが情報化する不穏な社会をどう生きるか。仮想通貨をネット空間で「採掘」する僕・中本哲史。中絶と離婚のトラウマを抱えた外資系証券会社勤務の恋人・田久保紀子。小説家への夢に挫折した同僚・ニムロッドこと荷室仁。やがて僕たちは、個であることをやめ、全能になって世界に溶ける。すべては取り換え可能であったという答えを残して。

 

【芥川龍之介賞受賞】1R1分34秒/町屋良平


1R1分34秒
1,296円 (税込)

デビュー戦を初回KOで飾ってから三敗一分。当たったかもしれないパンチ、これをしておけば勝てたかもしれない練習。考えすぎてばかりいる21歳プロボクサーのぼくは自分の弱さに、その人生に厭きていた。長年のトレーナーにも見捨てられ、変わり者のウメキチとの練習の日々が、ぼくを、その心身を、世界を変えていくーー。《第160回芥川賞受賞作》。

 

【直木三十五賞 候補作】

 

■『信長の原理 』/垣根涼介


 

信長の原理 【電子特典付き】
1,944円 (税込)

 

織田信長の飽くなき渇望。家臣たちの終わりなき焦燥。焼けつくような思考の交錯が、ある原理を浮かび上がらせ、すべてが「本能寺の変」の真実へと集束してゆくーー。まだ見ぬ信長の内面を抉り出す、革命的歴史小説!吉法師は母の愛情に恵まれず、いつも独り外で遊んでいた。長じて信長となった彼は、破竹の勢いで織田家の勢力を広げてゆく。だが、信長には幼少期から不思議に思い、苛立っていることがあったーーどんなに兵団を鍛え上げても、能力を落とす者が必ず出てくる。そんな中、蟻の行列を見かけた信長は、ある試みを行う。結果、恐れていたことが実証された。神仏などいるはずもないが、確かに“この世を支配する何事かの原理”は存在する。そして、もし蟻も人も同じだとすれば……。やがて案の定、家臣で働きが鈍る者、織田家を裏切る者までが続出し始める。天下統一を目前にして、信長は改めて気づいた。いま最も良い働きを見せる羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益。あの法則によれば、最後にはこの五人からも一人、おれを裏切る者が出るはずだーー。累計10万部超え『光秀の定理』の空白はここに繋がり、歴史小説はまた、進化を遂げる。※電子書籍版特典として、「小説 野性時代」2016年8月号掲載「垣根涼介×東山彰良 連載開始記念対談」がついています!

 

■『ベルリンは晴れているか』/深緑野分


 

ベルリンは晴れているか
1,782円 (税込)

 

1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4ヵ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅立つ。しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になりーーふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。

 

■『熱帯』/森見登美彦


 

熱帯
1,500円 (税込)

 

汝にかかわりなきことを語るなかれーー。そんな謎めいた警句から始まる一冊の本『熱帯』。

この本に惹かれ、探し求める作家の森見登美彦氏はある日、奇妙な催し「沈黙読書会」でこの本の秘密を知る女性と出会う。そこで彼女が口にしたセリフ「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」、この言葉の真意とは?

秘密を解き明かすべく集結した「学団」メンバーに神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと「部屋の中の部屋」……。

幻の本をめぐる冒険はいつしか妄想の大海原を駆けめぐり、謎の源流へ!


我ながら呆れるような怪作であるーー森見登美彦


■『童(わらべ)の神』/今村翔吾

※未電子化


 

【芥川龍之介賞 候補作】

 

■『平成くん、さようなら』/古市憲寿    


 

平成くん、さようなら
1,200円 (税込)

 

社会学者・古市憲寿、初小説。

安楽死が合法化された現代日本のパラレルワールドを舞台に、平成という時代と、いまを生きることの意味を問い直す、意欲作!


平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、現代的な生活を送る「平成くん」は合理的でクール、性的な接触を好まない。だがある日突然、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人の愛に告げる。

愛はそれを受け入れられないまま、二人は日常の営みを通して、いまの時代に生きていること、死ぬことの意味を問い直していく。

なぜ平成くんは死にたいと思ったのか。そして、時代の終わりと共に、平成くんが出した答えとはーー。

『絶望の国の幸福な若者たち』『保育園義務教育化』などで若者の視点から現代日本について考えてきた著者が、軽やかに、鋭く「平成」を抉る!

 

■『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』/鴻池留衣


ジャップ・ン・ロール・ヒーロー
1,620円 (税込)

1980年代に海外進出を果たしたバンド「ダンチュラ・デオ」は実在したのか? 原曲を丸パクりして証明すると嘯くギタリストの喜三郎に惹かれる僕。慶大生バンドの戯れは、やがて歴史的陰謀の情報戦へと巻き込まれてゆく。フェイクがオリジナルを炙り出し、真実がウィキペディア的に編集される時代の狂騒と不気味を描く。

 

■『戦場のレビヤタン』/砂川文次


戦場のレビヤタン
1,400円 (税込)

 

風が吹いている。おれは、その風を肌でしっかりと感じながら、

レンジローバーの後部座席で揺られている。


英国系の石油プラントを守るため、イラクの紛争地帯に進んで身を投じた武装警備員のKは、キルクークからアルビルへ伸びる国道を北上していた。

荒涼とした紛争地。戦火はおさまったかに見える地で、わき上がる問いに答えは出ない。

なぜこの地にやってきたのか、戦争とは何か、何が戦争を作り出すのか。敵は誰なのか。


大義なき戦争、警察国家が撤退した後の世界の風景を淡々と乾いた筆致で描き出す21世紀の戦争文学。

第160回芥川賞候補作。著者デビュー作「市街戦」を併録。

 

■『居た場所』/高山羽根子


居た場所
1,512円 (税込)

かつて実習留学生としてやってきた私の妻・小翠(シャオツイ)。表示されない海沿いの街の地図を片手に、私と彼女の旅が始まる。記憶と存在の不確かさを描き出す、第160回芥川賞候補作。

 

 

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▼この記事で紹介した作品

宝島
1,620円 (税込)
ニムロッド
1,296円 (税込)
信長の原理 【電子特典付き】
1,944円 (税込)
ベルリンは晴れているか
1,782円 (税込)
熱帯
1,500円 (税込)
平成くん、さようなら
1,200円 (税込)

 

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