
脱・依存!会社と家族だけでは生き残れない。広く浅く「つながる」ことが、これからのセーフティーネットになる。消滅しない人間関係の築き方。
2011年、新聞・テレビ消滅。では、情報はどこに集まるのか?マス消滅後に、人の「つながり」で情報を共有する時代への指針を鮮やかに描く。
民主党が推し進める「光の道」計画は、次世代日本を作り出せるか。ソフトバンク社長とITジャーナリストの『異見』白熱対談。
役立つグルメ情報が手に入る「食べログ」、信頼できる病院を探せる「Qlife(キューライフ)」、パソコンの使い方から夫婦生活の悩みまでを相談できる「OKWave(オウケイウェイヴ)」など、すぐれたソーシャルメディアを紹介し、その使い方や生活に与える影響などについてジャンルごとに説明します。
コンセプトはーとにかく誰も見たことのないネットのサービスだ!廃人・奇人・そして天才が集まったネット企業の創世記。ニコニコ動画で世の中を騒がせる会社・ドワンゴは、こうして大きくなった!
企業、人間、国家の興亡を賭けたサイバー総力戦の勝者は誰か。ベストセラー「グーグルGoogle」の著者によるネット社会未来論。『第5の権力』となったインターネット文明の行方を渾身の力で描く。
『2011年 新聞・テレビ消滅』!?では、本はどうなる!?
キンドルに続き、アップルiPad 登場。それは、本の世界の何を変えるのか?
電子書籍先進国アメリカの現況から、日本の現在の出版流通の課題まで、気鋭のジャーナリストが今を斬り、未来を描く。
本が電子化される世界。
それは、私たちの「本を読む」「本を買う」「本を書く」という行為に、どのような影響をもたらし、どのような新しい世界を作り出すのか?
*****
著者後書きより
私は年に数百冊も本を購入し、たぶん百冊以上はちゃんと読んでいる活字中毒者です。
そして同時に、年に四~五冊も本を出している書き手のひとりでもあります。
その意味で、キンドルやiPadのような電子ブックリーダーが出てくることによって、本の世界がどう変わっていくのかは自分にとっても切実な問題としてとらえています。
本文中で何度も書いていますが、間違えてはならないのは、「電子ブックの出現は、出版文化の破壊ではない」ということです。
何千年も同じような活字形式で人々に愛されてきた本は、そう簡単には崩壊はしません。
そこがたかだか数百年の歴史しかない新聞や、あるいは登場してから数十年しか経っていないテレビとは違うところです。
でも活版印刷が十五世紀に発明されて本の流通と読まれ方が劇的に変わったように、電子ブックも本の流通と読まれ方を大きく変えるでしょう。
日本にはリベラルや保守がそもそも存在するのか?ヨーロッパの普遍主義も終わりを迎えているのではないか?未来への移行期に必須の「優しいリアリズム」とは何か?「政治哲学」不在の日本、混迷を極めるヨーロッパ、ネットワーク化された世界に生まれた共同体の姿を描き、「非自由」で幸せな在り方を考える。ネットの議論を牽引する著者が挑む新境地!
「次に来る世界」を第一人者が克明に描く
デジタル技術が産業だけでなくコミュニケーションや共同体のありかたにまで影響を及ぼすとき、世界はどのように変わるのか。そこで生まれる不安と希望はどのようなものなのか。IT分野のトップジャーナリストが、満を持して「テクノロジーの文明史」を綴り未来を展望する。イブン・バットゥータからネグリ&ハートまで、世界の名著を援用しながら語られる壮大なストーリーが知的興奮を喚起する。
新聞、テレビからブログ、twitterへ
『2011年 新聞・テレビ消滅』の著者・佐々木俊尚が明かす「メディアの興亡」最前線!
総選挙分析、八ッ場ダム、記者クラブ開放、亀井徳政令、そして小沢一郎の政治資金問題ーー。新政権報道で、浅はかな論考しか流せないマスコミに対し、ロジカルでリアルな議論を展開するネットメディア。今後、報道や言論の役割を担うのは、新聞やテレビではなくブログやtwitterだ!!
この本は料理本だけど、「小さじ1」とか「カップ3」とか、調味料や食材の細かい分量はぜんぜん書いてありません。だって塩味や醤油味なんて、人によって好みが違うし、その日の体調によっても異なります。身体を酷使して疲れてる時は濃い味を求めるし、飲み過ぎの翌朝は薄味がほしい。だから味つけは、自分の好みでやればいいと思うんですよね…
この本のメッセージは、たいへんシンプルです。ひとことで言えば、次のようなこと。値段の高いスーツを着て食べに行くフレンチレストランみたいな派手な「美食」ではなく、かといって散らかった家でジャージ着てむさぼり食うコンビニ弁当や「鍋の素」で作った寄せ鍋のような、「ファスト食」でもない。しっくりなじむ洗いざらしの綿のパンツと清潔なシャツを着て、簡素な台所に立ち、素早く手軽に、しかもお金をかけずに健康的で美味しい食事をつくる。そういう生活が、いま求められているのではないでしょうか…