学生時代にまでさかのぼる秀作から近年の作品、
スタジオのそこここに置かれたものたち、
愛蔵のレコード、青森県弘前市で1959年に生まれてから
現在に至るまでのさまざまな出会い。
奈良美智をかたちづくる「はじまりの場所」への旅。
高級和紙舗として栄えた江戸期から激動の近代化のなかにあっても、
常に時代の求めに沿った「紙」にまつわる製品を考案し、
人々の生活を彩ってきたはいばら。
本書は、その200年の歴史を豊富なビジュアルで紐解く。
竹久夢二、柴田是真、川瀬巴水、河鍋暁斎らとの深い交流、
画家の腕が冴えるモダンで鮮やかな図案の千代紙約50点をはじめ、
200点余のアイテムを収録。
新潟県の南端、十日町市と津南町を舞台に開催されている
「越後妻有 大地の芸術祭」は、2024年に第9回展を迎え、
準備段階から含めると四半世紀の歴史を刻むことになります。
本書は、大地の芸術祭の総合ディレクターとして、試行錯誤の中でアートによる
地域づくりの手法を切り拓いてきた北川フラムが、大地の芸術祭を巡りながら
ガイドとして案内するように、里山のアートや地域芸術祭の魅力を語る、
大地の芸術祭ガイドの決定版。