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| 『成功王』 道幸武久 /波多野秀行 ベストセラーズ 952円 (税込 999 円) |
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| 『加速成功』 道幸武久 サンマーク出版 1,600円 (税込 1,680 円) |
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| 『会社の寿命10年時代の生き方』 サンマーク出版 1,600円 (税込 1,680 円) |
−−これまでの2冊の著書はビジネス書として大ベストセラーを記録。まさか3冊目がマンガとは思いもよりませんでした。 道幸さん マンガはもともと大好きなんです。数年前から『夜王』とか『医龍』とか読んでいたんですけど、マンガの主人公ってカッコイイな〜と思ったんですよ。それで自分もマンガの主人公になりたいと。 −−なりたいと思っても、簡単になれるものではないと思うのですが…? 道幸さん 自分がやりたいことは紙に書いて、それから必ず口に出すんです。そうすれば絶対にかなうというのは僕の信条のひとつなんです。今回も「マンガの主人公になりたいんだ!」と言っていたら、僕が最高顧問を務めるインフォプレナーズジャパン株式会社の玉貫社長が動いてくれたんです。玉貫社長の知人の大谷さんという方が、たまたま新規事業でマンガのプロデュースをしたいと考えているということで、そこからとんとん拍子に話が進みました。 −−たまたま、ですか。 道幸さん たまたまは、まだあるんですよ。大谷さんが出版のオファーのためにKKベストセラーズ社に電話をしたら、その電話をとったのが高橋さんという女性でした。彼女はかつて僕の『加速成功』を読んで、若年層をターゲットにした僕の本を出すという企画書を編集長に出したことがあったそうです。もちろん僕はそんなこと、知りませんでしたよ。でもその企画書は2回出して2回ともボツだったそうです。そこへたまたま、僕のマンガを出版してくれないかという電話がかかってきたというわけです。 −−たまたまが何重にもなって、出版がかなったというわけですね。ところでマンガの主人公は「広向」と書いて「たけひさ」ですよね。道幸さんの本名は「武久」と書いて「たけひさ」。この主人公の名前には、何か意味があるのですか? 道幸さん 「広向」という名前は、著名な姓名学の先生につけてもらった名前なんですよ。「武」という文字は、武士が斬るという意味合いから、ビジネスでみなさんにハッピーをもたらすということには結びつきにくいと言われたんです。そこで運気のよい「広向」という名前をつけてもらいました。でも「武久」が悪いということではなく、何かの機会に「広向」を使えばよいとのことでしたので、これはマンガの主人公にぴったりなのではないかと思ったんです。『成功王』は事実と創作が混在しているので、ちょうどよかったんです。 −−実際にご自身がマンガになったのを見たとき、どう思いましたか? 道幸さん これはいい!これはいける!と思いました。嬉しくて1人で盛り上がってしまって…(笑)。 −−『会社の寿命10年時代の生き方』を出版したのが昨年7月のことですよね? それからたった4ヶ月で『成功王』を出されたのはなぜですか?道幸さん 著作を通じて自分が何を伝えるのかということも大事なのですが、自分がどう見られるかということも重要なんです。『会社の寿命10年時代の生き方』、『成功王』と立て続けに出し、さらに2月初めごろには講談社から新たな切り口の新著を出版します。『加速成功』から2年、違ったテイストの自分を一気に見せたかったんです。 −−マンガを出すのはもちろん初めてのことだったと思いますが、それゆえの苦労などはありましたか? 道幸さん 特に苦労というものはなくて、むしろ楽しかったですよ。『成功王』は前2作と違い、売ってやるんだという意気込みがなかったんです。自然な流れでみんなが楽しんでくれて、その結果売れれば嬉しいなという思いで作りましたので、非常に気楽に関われたという感じですね。 −−むしろ、前2作の方が苦労が多かったということですか? 道幸さん 1冊目の『加速成功』は僕にとっては最初の本ということで、絶対に売らねばならない、失敗は許されないという思いが強かったですね。かなり戦略的な思い入れがありました。最初の著書で名前が売れると僕のブランドが確立しますからね。本は口コミで売れていくことが1番ですが、『会社の寿命10年時代の生き方』は出版社と協力して、電車の中吊りや新聞広告など、本が売れるために戦略的に動いた部分もありました。 書く段階においても、前2作では事実関係に間違いがないか入念に調べたり、登場する人の名前はイニシャルで書かなければならないなど、神経を尖らせる必要がありました。でも『成功王』は僕の歩んできたことを事実と創作とを交えて、自由に気軽に書くことができましたね。ピュアな気持ちで、自分の書きたいことを書きました。だから本当に楽しかったですよ。 −−店頭では、ビジネス書コーナーだけでなく、マンガコーナーにも置いてあると聞きました。 道幸さん そうなんですよ。この前ある本屋を見に行ったら、『スラムダンク』と『北斗の拳』と並んで置いてあったんです。これってスゴイ!と思いましたね(笑)。 −−マンガコーナーだと、手に取るのは比較的若い世代の人が多くなりませんか? 道幸さん 僕のセミナーに来る人は、僕より年上の人がほとんどなんです。ですから20代という若い世代のターゲットをもっと増やしたいという思いがあったんです。『成功王』には、僕がピンチをどう切り抜けてきたか、どうやってチャンスをモノにしてきたかなど、成功へのエッセンスが詰まっています。20代の人にこそ読んでもらって、疑似成功体験をしてほしいですね。そして実際に成功をつかんでもらいたいです。 −−20代といえば、20代男性向け雑誌の『Gainer(ゲイナー)』にもこの1月から連載をされているそうですね。 道幸さん これまで50回くらい取材を受けて雑誌に載りましたが、連載はなかったんですよ。だから連載を持ちたいなと思っていたんです。しかも20代に向けて発信したかったので、『Gainer(ゲイナー)』はぴったりでした。20代のころの僕の愛読雑誌でもありましたしね。ここでも夢がひとつかなったというわけです。 −−雑誌の連載を持ちたいと思われたのは、どうしてですか?道幸さん 僕は落合信彦さんの大ファンなんです。落合さんは雑誌『SAPIO』と『Big Tomorrow』に連載を持っているんですが、それがカッコイイなと思いまして…。 −−これも、カッコイイが引き金なんですね。 道幸さん 男はだいたい、カッコイイから始まるんですよ(笑)。連載を持ちたいというのも、紙にも書いたし口にも出しましたよ。でもそれだけじゃダメなんです。その夢はワクワクするようなものでなければならない。そして自分に合ったポジションから発信することですね。 自分に合ったポジションというのは、僕の場合はマンガの主人公とか雑誌の連載だったわけです。こういうのって、他の人はあまり狙わないじゃないですか。でも僕はそこにこだわりを持って研究していたので、形にすることができたんですよ。 −−道幸さんは経営コンサルタントとしても大活躍されていますが、2時間50万円ものコンサル料がとれるほどになった理由は何だと思いますか? 道幸さん 持ったクライアントが良かったということでしょうか。運も多分にあったと思います。なにしろ僕が手掛けたクライアントは、ブランディングがうまくいって、大ブレイクしているんです。最初に持ったクライアントから立て続けに、何かしら社会的な話題になったり、ブームを巻き起こしたりなどしたため、「道幸がやるとうまくいく」というのが定着したんです。 −−ズバリ、コンサルタントとしての道幸さんの武器は何なんでしょうか。 道幸さん 僕はパーソナルブランディングが強いんです。個人や会社の価値を高めるということですね。人間にはひとりひとり、その人ならではの強みというのがあるんです。その強みを見極めて、それをどう見せていくかということなんです。ポジショニングと言っていますが、その人の強みが最大限に効果を発揮するマーケット、しかもまだ誰もいないマーケットから発信するわけです。そこに誰もいなかったら、そのマーケットは必ず取れるんですよ。 −−かなり著名な個人や企業のコンサルタントも手掛けられたそうですね。 道幸さん コンサルタントというのは、クライアントの名前を明らかにできないことが多々あるんです。クライアント名を出して実績をアピールすることができないので、最初の頃は胡散臭いと思われたこともあったようです。でも『プレジデント』の特集に掲載されたのを機に、案件が入るようになりました。『プレジデント』に載っていれば間違いないということなのでしょう。 そのうちに本が売れ、セミナーの依頼が舞い込み、クチコミの評判も膨れ上がり、どんどん売れるようになっていきました。 −−まさに加速成功を地で行ったわけですね。 道幸さん おかげさまで、経営コンサルタントとしては30代に1番知名度があるのではないでしょうか。そこが僕のポジションになっています。 −−では、今まさに迷っているサラリーマン諸氏にひとことお願いします。 道幸さん 男性の場合、だいたい35歳くらいで自分の人生が見えてきます。このままこの会社にいたとして、50歳ではどんな地位でどんな仕事をしていて、いくらくらい稼ぎがあるのかというのが想像できてしまうんです。その将来の自分が肯定できれば、それほどハッピーなことはないですよね。そのまま突き進んでいけばいい。でも自分の将来像がイヤだと感じたら、それを変える努力をするしかないんです。自分で自分の賞味期限を変えて、どこのポジションなら自分が最も有効な状態でいられるのかを考えるんです。このままいけば失敗する、それがイヤなら努力して変えるしかない。あとは戦略と精神性です。 −−それは今成功している道幸さんご自身にも当てはまることなんでしょうか。 道幸さん もちろんです。経営コンサルタントのピークは40-45歳と言われています。幸いそれまでにまだ時間はあるので、まずは自分のポジションを生かしてもっともっと実績を作っていきたいですね。そしてピークを迎えたときには、ピークの維持にプラスして、新たな自分発見が必要になってくるでしょう。 −−新たな自分発見ともつながると思いますが、道幸さんの今後の夢を教えてください。 道幸さん 1番身近な夢としては、一流の出版社からもっと多くの本を出すことですね。5年以内に累計で10冊くらいの著書を出したいと思っています。自分の進化とともに発信をし、どれを読んでも飽きがこない本をラインアップしていきたいです。それから、受け持っているクライアントをすべて成功させて、自分の中で満足できる結果を出していきたいですね。 −−今の道幸さんなら、絶対にかないますね。 道幸さん そう、これは絶対にかなえるんだという夢です。それから、先日、ワタミ株式会社の渡邉美樹社長と対談をさせていただいたんですが、渡邉社長は本当にスゴイ方だと圧倒されました。正直言って、それまで僕の中には多少の驕り(おごり)があったのですが、渡邉社長と会って謙虚になれたんです。渡邉社長は今47歳で、会社を経営する一方で多大な社会貢献もしておられます。13年後、僕が今の渡邉社長と同じ47歳になったときに、自分なりの尺度の中で渡邉社長を超えていたいと思いました。おこがましいかもしれませんが、自分とは格段に違うと圧倒され、尊敬の念を抱いたからこそ、そう思うんです。 そして、将来のビジョンは絶えず変化・進化していくのですが、かなったらいいなと思っている夢として、NGOの運営があります。コンサルタントとしてピークを迎えたときに事業を人に譲り、それまでに蓄えた資産と持てるビジネスセンスをすべて投入して、ノーベル平和賞を受賞するくらいのNGOを運営したいですね。 −−せひ、実現させてください。今日はお忙しいところ、どうもありがとうございました。
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