「1番線に電車、入りマース」鉄道ヲタクで知られる礼二さんの鉄道への思いを伺いました!
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トップ > キャンペーン・特集 > 本 > 著者インタビュー > 中川家礼二さん
−−鉄道好きな友人が、この本をみて「わかる、わかる」……って楽しそうに読んでました。私は鉄道ファンではないですが、関西旅行に行って地元の友人に案内してもらった気分で読めました。礼二さんは、もともと鉄道ファンなんですね。満を持して、鉄道本を出版されたのですか? 礼二さん いやぁ、ありがたいことですね。だいたい芸人さんが出す本て、今、ブームというか、いろいろ出てるじゃないですか。ただ、ぼくのこの『笑う鉄道』の場合はね、半生を綴ったとか、そういうのじゃなくてね。ただ、電車好きが本のお話をいただいて、電車の本を作ったという……。 それも、関西を中心にね、しかも私鉄ですからね(笑)。 −−そ、そうですよね。ちょっぴり濃いのかなと思いましたが……。 礼二さん ぼくの正直な気持ちで作らせてもらいましたけど、作ってる途中はまわりの人からも「大丈夫なんかぃ」って(笑)ツッコマれましたね。ぼくがツッコミなんやけど。ほんと、好きに作らさせていただいたので、よく出版社さん企画通したなって、それがいま正直、驚いているところです。 −−本人も驚いてるんですか? 礼二さん いやぁ、ビックリしてますよ、自分でも。 −−そういえば、礼二さんの持ちネタには、京阪電車の社内アナウンスや、JRの車掌さんのモノマネなんかがありますね。京阪電車は、巻頭にもいきなり登場して、礼二さん自らが写真ルポで駅を案内してくれてます。表情や様子から、ほんとに電車が好きなんだなぁっていうのが伝わってきますね。 礼二さん 本の取材をしている時も、中身を作っている時も、鉄道のことをしゃべっていると、子どもの頃、ぼくはこんな気持ちで電車が好きやったんやなって、だんだん記憶がよみがえってくるんですよね。大人になった今でも好きですけど、やっぱり少年時代からの夢やったからね。 不思議ですよね……。こういう具合に、鉄道がフューチャーされるなんて。それも、電車好きの人のためだけじゃなしに、電車のことを知らない人が読んでも、あぁ、こういう観点から見てるんやなっていうのがわかってもらえる本になってると思います。ぼくが少年時代に、どんな気持ちで好きだったかも、わかってもらえるかな、なんてね。 −−そうそう、そういう子ども時代の懐かしいような切ない気持ちも伝わってくるページもありますね。ところで、鉄道好きな方は、写真を撮るのが好きな人、時刻表が好きな人、全線制覇するのが楽しみな人など、いろいろな楽しみ方をされていると思うんですけど、ちなみに、礼二さんは何鉄なんですか? 礼二さん ぼくはねぇ、全般的に浅く広くなんですよ。とくに言うたら、路線図を見るのが好き。本の中でもけっこう語ってますね。 −−路線図がお好きなのは、本の中の『「笑える」関西私鉄座談会』の鼎談で、鉄道アイドルだった豊岡真澄さん(現在は出産のため引退)、鉄オタマネージャーとして有名な南田裕介さんと語り合った時にも、路線図好きならではのスゴ技を披露されていましたね。(この内容は掲載されてませんが、鼎談では、礼二さんの芸のルーツも明らかにされてます) 礼二さん はいはい、渋谷かなんか行くのに僕だけスタートが遅れちゃったんだけど、山手線で行った連中より、中央線に乗って先に着いたことがあるっていう話ですね。「遅刻したんじゃ」「遅刻してへん」って。そういうの、よくやるんですよ。早く着いたらもう、快感(笑)。 −−そんな礼二さんにとっての、鉄道の魅力を、一言で教えていただけますでしょうか。……むずかしいとは思うんですけど。 礼二さん 魅力ねぇ、そうですね〜、あれかなやっぱり。 普通、電車っていえば、好きじゃない人にとっては、ただの交通手段なんでしょうけどね。交通手段ていったら車もありますけど、たぶん電車を使う人の方が、日本中にたくさんいますよね……。そういう人々みんな、感じてると思うんだけど。 鉄道の魅力といったら、ぼくは、日本特有の四季を感じれるところじゃないかと思いますね。以外と、車に乗ってると景色も見ないんだけどね。通勤とか通学で電車に乗ってる人は、日々、外の景色を見ているんですよ。夏になったら入道雲がでるし、秋になったら紅葉するし……。 −−そういう車窓の風景や、空気感は、やはり電車ならでは、ですね。 礼二さん そうそう。やっぱり毎日のことじゃないですか。好きな人も好きでない人も、乗ればそれは感じる。感じれるのが、電車のいいところ、かな。 あ、こんな新しい建物ができてる、とか、あの建物がなくなっるとか……。 テレビとかで見る映像じゃなくて、自分の目でみた情報がそのまま、しかも360度広がってるわけですよ。そこはほんま、魅力やと思います。 −−そんな電車の魅力を一冊にまとめられたわけですが、どんな風に凝縮されているのでしょうか。 礼二さん 企画から関わりましたけど、あれもしたい、これもしたいって思ったから、たいへんでしたね。ロケにもあちこち行きましたよ。あらためて関西の電車にも乗ったしね。ぼくの好きな寝台列車を写真グラフにして掲載してもらったり。電車がすごい、すごいと言ってるダケじゃなくて、この路線はちょっと地味やな、なんてツッコミもたくさんしたしね。 −−礼二さんならではの視点がたっぷり楽しめるわけですね。 礼二さん そうですね。でもきっとそれは、普通の人もね、たぶんそう思ってるハズの楽しみなんですよ。特別、電車好きじゃない人も、使ってる路線の話をすると「あるある!」って、なるじゃないですか。普段は何気なしに乗っているけど、あんなこともある、ヘンなとこもある。それをきれいに見せるんじゃなくて、おもしろいポイントもたっぷりツッコんでますから。 やっぱりね、たくさんの人に、鉄道の魅力を伝えたい。ネタでもやってるぐらいですからね(笑)。もう、伝えられるなら、どんな手段やろうとネタだろうと……。 −−それじゃ最後に、この本のキャッチをひとつ……。 礼二さん 鉄道の世界へようこそ! ……ですかね(笑)。 ほんま、興味を持ったら関西に行って、乗ってみて欲しいですもんね。鉄道のことをそんなに好きじゃない人でも、旅に行ってみてください。これ、単なる電車紹介の本じゃないですから。新しい世界が開けると思いますよ! −−今日は楽しいお話をありがとうございました! インタビュー 【波多野絵理】
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