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『人づきあいのレッスン〜自分と相手を受け入れる方法〜』 |
| 『和田裕美の必ず結果が出せる営業法則』 777円(税込) |
| 『こうして私は世界no.2セールスウーマンになった〜「強運」と「営業力」を身につける本〜』 1,365円(税込) |
| 『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本〜営業に向かない人はいない〜』 1,365円(税込) |
| 『幸せをつかむ!時間の使い方〜不器用な人のためのタイムマネジメント〜』 1,365円(税込) |

| 『実践引き寄せの法則〜感情に従って“幸せの川”を下ろう〜』 1,785円(税込) |
| 『夢をかなえるゾウ』 1,680円(税込) |
| 『不機嫌な職場〜なぜ社員同士で協力できないのか〜』 756円(税込) |

| 『人を動かす〜新装版〜』 1,575円(税込) |
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−−これまで営業のテクニックや人に好かれる話し方に関する本を出版されていますが、今回、「人づきあい」をテーマに本を書かれたきっかけをお聞かせ下さい。 和田さん 今年は干支でいうと子年で、何かをスタートするには最適な年なんですね。1年で考えると、ちょうど折り返し地点が6、7月。そういう時期に、たくさんのことを抱えて頭が複雑になっていませんか?人との比較で焦って足元を見失っていませんか?ということで、一度原点に戻って物事をシンプルに受け止めてもらえたら、という思いがありました。これまで話し方とか、営業といったことを中心に書かせて頂いてきましたが、すべての原点は「人づきあい」なんですね。人生を上手くいかせたい、成功したいと思っても、家族、職場といった身のまわりの人間関係そのものが基本であって。それが上手くいかなければ、どんなにノウハウもテクニックも意味がない。それなのに、なぜ成功しないのか、どうして思い通りにならないのか…というのを多くの人が探しているんですね。人づきあいは、小さな気づきの積み重ねというシンプルなことなのに、人と比較して、人生が上手く行かない理由を探したり、複雑に考えてしまっている。そうなると、本当に大切なことを忘れてしまうので、人づきあいが人生を成功に導く原点だと伝えたかったんです。 −−仕事でもプライベートでも、活動の幅が広がるほど、人間関係が複雑になって、物事をシンプルに受け止めること自体が難しくなる気がするのですが。
和田さん でも、長いスパンで人間関係をとらえれば、もっと楽になると思うんですよ。たとえば、この人と付き合っていたら、お金儲けができるかもしれないとか、その人を好きかどうかは別として、相手に付随している何かが気になることがありますよね。人とつきあう中で、そういう意識をゼロにするのは難しい。でも、もしその人の心の裏にあるものが好きではないのに、付随しているものが欲しくて一緒に仕事をしたりすると、後で嫌な思いをしますよね。それなら、魂が嫌がっている時は、成果を急がずに、距離をおいて、時期を待ってもいいんじゃないかと。私自身、「あの時、仲良くしておけばよかったのかな」と思う人もいるわけですよ(笑)。でも、それで何か問題があったと言われればそうでもなくて。だから、あまり無理せずに、自分が心地いい人とのつきあい方をすればいいと思いますね。 −−この本には「人づきあい」の方法がたくさん紹介されていますが、中でも早速取り入れたいと思ったのが、「ありがとうで返事をする」。「ありがとう」の力ってすごいんですね。 和田さん 周りのスタッフに「和田さん、今“ありがとう”と返事する時じゃないでしょ?」とよく言われていたんですね。自分では無意識だったのですが、考えてみると、確かに忙しい時でも、スタッフに「これいいですか?」と聞かれると、「ああ、ありがとう〜」とか返事をしているんですよ。それで「ありがとう」が自分のクセだとわかって。人によっては気持ちがこもってないように見えるかもしれないんですけど(笑)。 忙しい時に声をかけられると、イライラして返事をしてしまったりするじゃないですか。でも、たとえ自分に悪気がなくても、相手をすごく悲しくさせるんですね。私はすごく若い時に部下を持ったのですが、上司と部下の関係では、上司がみせる一つひとつの表情や態度によって、部下はビクビクするんです。気分をそのまま出すと、勝手に被害妄想に陥られてしまうことがある。でも、そんなことで落ち込んでもらったら、上司としては困るんですよ。それで部下にモチベーションを与えるために「ありがとう」と言っていたのが、いつのまにかクセになっていたんですね。 「ありがとう」というのは、相手の自尊心を上げるんです。人って、いつもほめられることをしているわけじゃない。でも、ほめられると一番自尊心が上がるし、やる気が出る。だから、ほめるようなことをしていない時に、相手の自尊心を上げたいなら、「ありがとう」がいいんです。 −−「最初の5秒間、笑いかけてみよう」と、笑顔の威力についても書かれていますね。でも、精神的にどうしても笑顔が作れない時もあるわけで・・・。そんな時はどうしたらいいのでしょう。 和田さん 私も笑顔が作れない時、ありますよ。ものすごく腹が立っている時は笑うことはできても、相手の顔を見ていないかもしれない(笑)。人格者ではないのでそこまでできないですよ。でも、それでも笑ったほうがいい時は、他の人に笑いかけたり、別の方向を眺めたり。自分の機嫌で、その場の空気が変わってしまうのを避けるために、笑顔の矛先を変えることはありますね。 −−「いい空気が作れない時は、正直に理由を説明してしまう」というのは目からウロコでした。 和田さん カミングアウト、ですよね。いい空気を作りたくても、怒っていたりしてどうしようもない時は、あえて宣言してしまうんです。たとえば、社内恋愛していることを周りに隠していると、陰で噂されるじゃないですか。でも、正直に言ってしまうと、ヒソヒソ言われなくなる。それが人間の心理なんですよ。だから、「私、今、こんな気持ちなんですよ。機嫌が悪くて、いい空気が作れないんです」と伝えてしまう。悪い空気のまま黙っていると、ヒソヒソされて、余計に気分が悪くなってしまうので。カミングアウトして、自分の陰の印象を取り除いてしまうんです。 −−なるほど!和田さん流の「人づきあい」の方法には納得させられることばかりなのですが、ご自身は、人見知りだそうですね。和田さん そうなんですよ。でも、克服したいかといわれれば、ここまで公言しているので、もういいかなって(笑)。それに、人見知りじゃなかったら、この本は書けなかったんですね。人見知りだからこそ、人間関係を良くしようと思った時、創意工夫が生まれると思うんです。どうして人見知りするかといえば、人よりも人のことを読んでしまうから。目線、表情、態度にすごく敏感で、読みすぎるから人前にいると疲れてしまう。それがマイナスかというと、プラスになることもあるので、人見知りも長所だと思って、一緒に生きたほうがいいと私は思います。すべての人の性質というのは、抜本的に変えることはできないのかもしれない。でも、見方や方法を変えることによって、もうちょっと人づきあいを楽にすることはできるので。 −−この本も含めて、和田さんの本に共通するのは、生身の人間の思いがひしひしと伝わってくるところのような気がするのですが、本を書く上で、気をつけていることはありますか? 和田さん 私は読者と同じ目線で物事を見ていきたいんですね。自分と本を書いている人の世界がすごく違うと感じてしまうと、その人に近づきたいと思って努力したとしても、無理だな、って思いますよね。そうではなくて、「なんだ、和田裕美ってバカみたいだから、自分にもできるんじゃないか」と思ってもらったほうが、伝えたいことが心に届くし、そうやって届けたいんです。 −−同じ目線で…というのは、和田さんの営業スタイルでもあるのでは? 和田さん 全く同じですね。相手の立場になる、というのはセールスの基本でもありますね。『1分間セールスマン』と言う本の中に、「売るためには相手の靴をはかなきゃいけない。そのためには、まず自分の靴を脱ぎなさい」という一節があって。人間は感情で動くので、事実でこの水がいいっていわれても人は動かない。だから、相手がその水を飲みたくなるような言葉を吐くためには、相手の靴をはかなければならない、ということなんですね。心を動かす仕事をしようとしたら、事実や理論で相手を納得させることはタブーであって。自分をさらけ出さないかぎり、相手もさらけ出してくれない。事実や理論をぶつけてイエスを取ることは可能ですが、気持ちの面でのイエスが取れていないかぎり、最大限のパフォーマンスを相手から引き出すことはできないと思います。 −−最後はやはり「気持ち」なんですね? 和田さん 私はそう思っていますね。もちろん、そうではない世界もあるでしょうけれど、数字で計算を積み重ねるより、人と話す中での思いつきから生まれることって多いですよね。 −−この本はChabo!という国際支援プログラムに登録されているそうですが、その仕組みについて少し教えて頂けますか? 和田さん 簡単にいうと、Chabo!に入っている著者の本が売れると、その印税の20%が寄付がされて、国際支援に役立つというプログラムです。本を通して著者も、読者の方も社会貢献できるというわけです。もともと、私自身は世界各国の出来事を見て、大変だ、かわいそうだと思うくせに、自分自身が出かけて行くのは怖いし・・・と思っているような最悪の人間なんですよ。私が思う寄付というのは、人のためというより、自分のためなんですね。Chabo!から送られる寄付は、そうした現場で働く人たちの支援にも使われるので。著者は印税から寄付するという事実が嬉しいし、本を買って下さった方も、何かを手伝えたことでうれしくなりますよね。そして支援を受けた人も幸せになるというハッピーサイクルですね。 −−読みたい本を買うことが、誰かの助けにつながるというのは素晴らしいですね。 和田さん 誰かを助けたり、手伝ったりする気持ちが芽生えるきっかけになればいいのかなと思います。今、どんどん世界がフラット化してきていて、経済の流れも、どこかが悪くなると国を超えて影響を受ける。他人事とは言っていられない状況ですよね。寄付したことで、その国の人たちが元気になって、作ってくれた作物が自分たちの食事を助けてくれるかもしれない。そういう気持ちになる人が増えて、こうしたプログラムが発展していけばいいなと思います。 −−今後はどんな活動をしていきたいですか? 和田さん 人の背中を押していけるものを書く、というのがひとつのテーマではありますね。物事の見方を切りかえて、陽転思考で前を向いていこうというのがすべての本のベースになっているんですね。時代も、トレンドも変わっていく中で、一つのことを言い続けるのはすごく勇気がいることですが、ぶれずにしっかりしていれば、仕事も人間関係も上手くいくと信じているので。軸足をしっかり持ってやっていければいいなと思います。人間関係についても、まだ書ききれていないことがたくさんあるので、いろんな切り口で書いていきたいですね。 本を出す前は、いつも自信がなくて、出版した後が一番へこむんですよ。本が本屋さんに並ぶと、お願いだから、消えてくれ〜という気持ちになって(笑)。本を書く時、読んでくれた方の心に届いて、自分の本を読んだことで、少しでも元気になってもらえたら、と思っていて。怖いっていうのは、本は読んでくれた方の心の中で育っていくものだから。書いて終わりじゃないからなんでしょうね。だから、自分の届けたものが上手く育てばいいなと心配で、不安になって、へこんでしまう。まったくダメな著者なんですけど(笑)。でも、私が携わってきた営業そのものがお客さんとの人間関係なので、それを基点にして、これからも身のまわりのことや、その時に感じたこと、学んだことを組み合わせながら、書いていきたいと思っています。 −−読者の目線を大切にした和田さんの本を楽しみにしています。ありがとうございました!
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