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芥川賞・直木賞 特集 四角形

第163回 芥川賞・直木賞 受賞作品

芥川賞 受賞作品

  • 首里の馬
    首里の馬 高山 羽根子

    この島のできる限りの情報が、いつか全世界の真実と接続するように。沖縄の古びた郷土資料館に眠る数多の記録。中学生の頃から資料の整理を手伝っている未名子は、世界の果ての遠く隔たった場所にいるひとたちにオンライン通話でクイズを出題するオペレーターの仕事をしていた。ある台風の夜、幻の宮古馬が庭に迷いこんできて……。世界が変貌し続ける今、しずかな祈りが切実に胸にせまる感動作。

  • 破局
    破局 遠野 遥

    2019年文藝賞でデビューした新鋭による第2作。

直木賞 受賞作品

  • 少年と犬
    少年と犬 馳 星周

    家族のために犯罪に手を染めた男。拾った犬は男の守り神になったー男と犬。仲間割れを起こした窃盗団の男は、守り神の犬を連れて故国を目指すー泥棒と犬。壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で呼んでいたー夫婦と犬。体を売って男に貢ぐ女。どん底の人生で女に温もりを与えたのは犬だったー娼婦と犬。老猟師の死期を知っていたかのように、その犬はやってきたー老人と犬。震災のショックで心を閉ざした少年は、その犬を見て微笑んだー少年と犬。犬を愛する人に贈る感涙作。

第163回 芥川賞・直木賞 候補作品

芥川賞 候補作品

  • 赤い砂を蹴る
    赤い砂を蹴る 石原 燃

    「お母さん、聞こえる? 私は、生きていくよ。」 画家の母・恭子を亡くした千夏は、 母の友人・芽衣子とふたり、ブラジルへ旅に出る。

  • アウア・エイジ(our age)
    アウア・エイジ(our age) 岡本 学

    一緒に、塔を探しに行かないか?  生き迷う男。謎を残して死んだ女。…大学教師の私に届いた、学生時代にバイトをしていた映画館からの招待状。映写室の壁に貼られたままの写真に、20年前の記憶がよみがえる。

直木賞 候補作品

  • 雲を紡ぐ
    雲を紡ぐ 伊吹 有喜

    壊れかけた家族は、もう一度、ひとつになれるのか?羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布」ホームスパンをめぐる親子三代の心の糸の物語。

  • じんかん
    じんかん 今村 翔吾

    民を想い、民を信じ、正義を貫こうとした青年武将は、なぜ稀代の悪人となったか?時は天正五年(一五七七年)。ある晩、天下統一に邁進する織田信長のもとへ急報が。信長に忠誠を尽くしていたはずの松永久秀が、二度目の謀叛を企てたという。

  • 稚児桜
    稚児桜 澤田瞳子

    破戒、復讐、嫉妬、欺瞞、贖罪ー。情念の炎に、心の凝りが燃えさかる。能の名曲からインスパイアされた8編のものがたり。

  • 銀花の蔵
    銀花の蔵 遠田 潤子

    絵描きの父と料理上手の母と暮らす銀花は、一家で父親の実家へ移り住むことに。そこは、座敷童が出るという言い伝えの残る、歴史ある醤油蔵だった。家族を襲う数々の苦難と一族の秘められた過去に対峙しながら、昭和から平成へ、少女は自分の道を歩き出す。

第162回 芥川賞・直木賞 受賞作品

芥川賞 受賞作品

  • 背高泡立草
    背高泡立草 古川 真人

    草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。
    記億と歴史が結びついた、著者新境地。

    大村奈美は、母の実家・吉川家の納屋の草刈りをするために、母、伯母、従姉妹とともに福岡から長崎の島に向かう。吉川家には<古か家>と<新しい方の家>があるが、祖母が亡くなり、いずれも空き家になっていた。奈美は二つの家に関して、伯父や祖母の姉に話を聞く。吉川家は<新しい方の家>が建っている場所で戦前は酒屋をしていたが、戦中に統制が厳しくなって廃業し、満州に行く同じ集落の者から家を買って移り住んだという。それが<古か家>だった。島にはいつの時代も、海の向こうに出ていく者や、海からやってくる者があった。江戸時代には捕鯨が盛んで蝦夷でも漁をした者がおり、戦後には故郷の朝鮮に帰ろうとして船が難破し島の漁師に救助された人々がいた。時代が下って、カヌーに乗って鹿児島からやってきたという少年が現れたこともあった。草に埋もれた納屋を見ながら奈美は、吉川の者たちと二つの家に流れた時間、これから流れるだろう時間を思うのだった。

直木賞 受賞作品

  • 熱源
    熱源 川越 宗一

    樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。
    一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。
    日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。
    文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。

    樺太の厳しい風土やアイヌの風俗が鮮やかに描き出され、国家や民族、思想を超え、人と人が共に生きる姿が示される。
    金田一京助がその半生を「あいぬ物語」としてまとめた山辺安之助の生涯を軸に描かれた、読者の心に「熱」を残さずにはおかない書き下ろし歴史大作。

第162回 芥川賞・直木賞 候補作品

芥川賞 候補作品

  • 幼な子の聖戦
    幼な子の聖戦 木村 友祐

    「幼な子の聖戦」と、ビルの窓拭きを描いた話題作「天空の絵描きたち」を収録。憤怒と諦めのあいだに、かすかな希望を探る、著者の新境地!

  • 音に聞く
    音に聞く 高尾 長良

    言葉か、音かー。作曲に天賦の才をみせる15歳の妹。母語から離れ、自らの言語表現を模索する姉。『肉骨茶』『影媛』で注目を集める若き才媛が音楽の都ウィーンを舞台に繰り広げる待望の本格芸術小説。

  • デッドライン
    デッドライン 千葉 雅也

    21世紀初めの東京を舞台にかけがえのない日々を描く話題沸騰のデビュー作。第41回野間文芸新人賞受賞、気鋭の哲学者の初小説。

  • 最高の任務
    最高の任務 乗代 雄介

    「手紙」と「日記」を通して、「書く」という行為の意味を問うーー。 野間文芸新人賞受賞の気鋭による青春小説集! 

直木賞 候補作品

  • 嘘と正典
    嘘と正典 小川 哲

    奇想小説、歴史小説、そしてSF小説……ジャンルすべてを包含して止揚する傑作集の誕生。

  • スワン
    スワン 呉 勝浩

    圧倒的な感動。10年代ミステリ最後の衝撃!

  • 背中の蜘蛛
    背中の蜘蛛 誉田哲也

    「あること」とは何なのか? 池袋と新木場。二つの事件の真相を解き明かすとともに、今、この時代の警察捜査を濃密に描いた驚愕の警察小説。

  • 落日
    落日 湊かなえ

    “真実”とは、“救い”とは、そして、“表現する”ということは。絶望の深淵を見た人々の祈りと再生の物語。

第161回 芥川賞・直木賞 受賞作品

芥川賞 受賞作品

  • むらさきのスカートの女
    むらさきのスカートの女 今村夏子

    近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない“わたし”は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導する。
    『あひる』、『星の子』が芥川賞候補となった話題の著者による待望の新作中篇。

直木賞 受賞作品

  • 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び
    渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 大島 真寿美

    虚実の渦を作り出した、もう一人の近松がいた──

    「妹背山婦女庭訓」や「本朝廿四孝」などを生んだ
    人形浄瑠璃作者、近松半二の生涯を描いた比類なき名作!

第161回 芥川賞・直木賞 候補作品

芥川賞 候補作品

  • カム・ギャザー・ラウンド・ピープル
    カム・ギャザー・ラウンド・ピープル 高山 羽根子

    おばあちゃんは背中が一番美しかったこと、下校中知らないおじさんにお腹をなめられたこと、自分の言いたいことを看板に書いたりする「やりかた」があると知ったこと、高校時代、話のつまらない「ニシダ」という友だちがいたこと……。

  • 百の夜は跳ねて
    百の夜は跳ねて 古市 憲寿

    無機質な都市に光を灯す「生」の姿を切々と描ききった、比類なき現代小説。

  • ラッコの家
    ラッコの家 古川 真人

    見えないからこそ、見えてくるものがある。夢とリアルが絶え間なく交錯する認知症の老女。自らの空想に怯えていたことを笑い飛ばす。

  • 五つ数えれば三日月が
    五つ数えれば三日月が 李 琴峰

    話す言葉、住む国ーー選び取ってきたその先に、今だから伝えたい思いがある。

直木賞 候補作品

  • トリニティ
    トリニティ 窪 美澄

    かつてなく深くまで抉り出す、現代日本の半世紀を生き抜いた女たちの欲望と祈りの行方。平成掉尾を飾る傑作!

  • 落花
    落花 澤田 瞳子

    己の道を貫かんともがく男たちの衝突、東西の邂逅を、『若冲』『火定』の俊英が壮大なスケールで描き出す!

  • 美しき愚かものたちのタブロー
    美しき愚かものたちのタブロー 原田 マハ

    すべては一枚の絵画(タブロー)から始まった。あのモネが、ルノワールが、ゴッホが!国立西洋美術館の誕生に隠された奇跡の物語。

  • 平場の月
    平場の月 朝倉かすみ

    心のすき間を埋めるような感情のうねりを、求めあう熱情を、生きる哀しみを、圧倒的な筆致で描く、大人の恋愛小説。

  • マジカルグランマ
    マジカルグランマ 柚木麻子

    「理想のおばあちゃん」から脱皮した、したたかに生きる正子の姿を痛快に描き切る極上エンターテインメント!

これまでの芥川賞・直木賞受賞作品

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