
予想できないストーリー展開、物語のなかで出てくる名言…
メディア化も多く、世界中でも翻訳される伊坂幸太郎の世界を楽しもう!
幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯するーー。小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!
『マリアビートル』『AX アックス』に連なる<殺し屋シリーズ>の原点!
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
伊坂幸太郎史上最強のエンタメ小説<殺し屋シリーズ>、『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる待望作!
最強の殺し屋はーー恐妻家。物騒な奴がまた現れた!物語の新たな可能性を切り開く、エンタテインメント小説の最高峰!
あの世界で一番不運な殺し屋が、また騒動に巻き込まれるーー。『マリアビートル』では新幹線から降りられなかったが、今度は東京の超高級ホテルから出られない……!?
伊坂幸太郎、2年ぶりの完全書き下ろし。殺し屋シリーズ最新作。
妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL…。人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。 明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。
一人息子に四人の父親!? 由紀夫を守る四銃士は、ギャンブル好きに女好き、博学卓識、スポーツ万能。個性溢れる父×4に囲まれて、高校生が遭遇するは、事件、事件、事件ーー。
史上最強の天才強盗あの4人組が帰って来た! しかも、華麗な銀行襲撃の裏に「社長令嬢誘拐」がなぜか連鎖する。知的で小粋で贅沢な軽快サスペンス!
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女ーー天才強盗4人組に、最凶最悪のピンチ!
不思議な力を身につけた男が大衆を煽動する政治家と対決する「魔王」と、静謐な感動を呼ぶ「呼吸」。別々の作品ながら対をなし、新しい文学世界を創造した傑作!
政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する。ひたひたと忍び寄る不穏と、青空を見上げる清々しさが共存する、圧倒的エンターテインメント。
検索から、監視が始まる。
恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。
敵は、先入観。
世界をひっくり返せ!
伊坂幸太郎史上、最高の読後感。
デビュー20年目の真っ向勝負!
無上の短編5編(書き下ろし3編を含む)を収録。
出会ってはいけない二人が出会ったとき、世界の均衡は崩れ、物語は暴走するーー
【時代をまたいで疾走する、エンターテインメント小説2篇!】「シーソーモンスター」「スピンモンスター」
あらすじは秘密、ヒントを少し。 双子/誕生日/瞬間移動 1年ぶりの新作は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。
警察から逃げる途中で気を失った伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作。
天才が同時代、同空間に存在する時、周りの人間に何をもたらすのか?野球選手になるべく運命づけられたある天才の物語。
ひきこもりの青年の「悪魔祓い」を依頼された男と、一瞬にして300億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空ーー。
星野一彦の最後の願いは何者かに〈あのバス〉で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。なんとも不思議な数週間を描く、おかしみに彩られた「グッド・バイ」ストーリー。
彼は信じている。時を超えて、勇気は伝染する、とーー人は時折、勇気を試される。その決断が未来を変える。連鎖して、三つの世界を変動させる。
車同士がおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる、仲良し家族の冒険譚!愛すべきオフビート長編ミステリー。
僕の住む国では、いろんなことが起きた。戦争が終わったんだーー猫は摩訶不思議な物語を語り始める。伊坂幸太郎10冊目の書き下ろし長編は、世界の秘密についてのおはなし。
裏稼業コンビの岡田と溝口。離婚や虐待、拉致など様々な出来事に遭遇しては、予想もつかない方法で事件を解決する!その出会いは偶然か、必然か。
被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。技巧と趣向が奇跡的に融合した七つの物語を収める、贅沢すぎる連作集。
住人が相互に監視し、密告する。危険人物とされた人間はギロチンにかけられるー身に覚えがなくとも。この制度が出来て以降、犯罪件数が減っているというが…。
人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件の“もし、あの時…”を描く「if」。謎の生物が暴れる野心作「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。
予測不能の籠城ミステリー!仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。
阿部 和重と共作。ふたりにしか書けない一気読み必至のノンストップ・エンタテインメント。
「探偵さん、その話、よければ僕に話してくれませんか?」心温まる聖夜の奇跡。イラスト付オールカラー絵本。
「小説以外」を収録した、初のエッセイ集。裏話満載のインタビュー脚注つき。
仙台に住み執筆活動を続ける著者が、日々の暮らしを綴ったエッセイ集。
人気作家の贅沢な競演。少年をテーマに綴られた短編作品9編を収録したアンソロジー。
ペンネームに「幸」が付く5人の人気作家が幸せをテーマに綴った短編小説集。
愛すべき男心を7人の作家が描き出す、究極の恋愛アンソロジー。
大人気作家オール書き下ろし、“人の死なない”ミステリー。心にしみる、とっておきのアンソロジー。
時代を鮮やかに切りとりつづける人気作家7人が描く“再生”の物語。
さまざまな断片から生まれるストーリーを、注目の男性作家陣が紡ぐ、奇蹟の恋愛アンソロジー。
― 久しぶりの書き下ろし長編!本当に面白かったです!!
連載小説より自由に書かれている感じがしたのですが、いかがでしたか?
基本的には書き下ろしが一番楽しくて、それが一番やりたいことなんですね。
雑誌掲載用の仕事が続き、書き下ろしの時間が取れなくなるとストレスを感じます。
ただ、やりたいこととはいえ、小説を書くのは、僕にとっては(登山のように)しんどい作業で、どの作品にも、自由なところと不自由なところがあります。「マリアビートル」の場合は、蜜柑と檸檬のやり取りを書くのが楽しかったため、それに牽引してもらったところがあります。
― 『檸檬&蜜柑』、『天道虫』、『王子』etc.登場人物の奇想天外なネーミングの発想はどこから?
いつも登場人物の名前には悩みます。
「あれ、これは誰だったか」と読者を悩ませる必要はないと思いますので、うまく印象付けができたらいいな、と考えています。はじめは、前作「グラスホッパー」同様、漢字一文字で統一させようと考えていたのですが、なかなか良いものが思いつかず、それを考えていて六年経って しまったようなところもあるかもしれません。
「檸檬」と「蜜柑」は、作中に少し触れましたが、芥川龍之介の「蜜柑」(好きな小説です)のことを考えていて、そこからつながりました。
― 物語の中心人物である中学生『王子』は存在しそうでしないような…
中学生ですが(私は一番好きなキャラクターです!)伊坂さんが「中学生」という世代を書こうと思ったのは
何故ですか?また、伊坂さんの中学生時代ってこんなにクレバーでしたか?
一番好きなキャラクターでしたか(笑)「悪意の超人」のようなものを登場させたい、という意識が強くありました。ただの、「クラスのリーダーでいじめっ子」というレベルでは、それこそ現実にもいそうですし、それをフィクションで書く意味はあまりないように感じます。
たとえば画家が、風景を写真で撮るのではなく、わざわざ絵にして表現するのは、そうすることで、その本質を表現できると感じたからだろうな、と思います。僕は、「写真そっくりの絵」にあまり興味がないのですが、それと同じように、「現実そっくりの小説」、にも興味がないのかもしれません(単に、書けない、という理由もあります)。だから、現実にはいないような中学生に登場してもらいました。どうして、「中学生」という世代を書こうと思ったのかは、長くなりそうなので(大した理由ではありません)省略させてください。
僕が中学生だった頃は、(他の誰もがそうであるように)生意気ではあったとは思いますが、王子とはまるで違います。
「今日は、おにゃん子クラブ観られるかなあー」とか思ってる、クレバーとは程遠い感じでした。
― 読者はみんな「東北新幹線」に乗ることにワクワクすると思うのですが『新幹線』を舞台にしようというのは
ずっと温めていた舞台ですか?こんなにミステリー向きだと思いませんでした。
去年、書きはじめる頃に、「殺し屋たちが新幹線に乗り込んでくる」という設定を決めました。
あたためていたわけではないのですが、「暴走特急」や「暴走機関車」 「北国の帝王」「リスボン特急」などの映画は好きですから、そういったところからの発想だと思います。
ただ、この回答を書きながら一つ思い出したのですが、子供の頃にテレビで観た、手塚治虫さんの「海底超特急マリンエクスプレス」に興奮した記憶があります(あらすじはまったく思い出せませんが)。それも関係しているのかもしれません。
― 殺し屋小説にして「どうして、人を殺しては行けないのか?」って大きな問題が啓示された小説ですが
伊坂さんなりの答えを書ききった感じでしょうか?作家は生と死についてやはり一生向き合うものですか?
個人的には、「どうして人を殺してはいけないのか」という問いがあまり好きじゃないので、その好きじゃない理由を書いてみた感じです。作家に限らず、どの人にとっても、「自分が死ぬこと(死にたくないこと)」「大事な人が死ぬこと(死んでもらいたくないこと)」は一番重要なことだと思いますし、だから、作り話を考えたりするんだろうな、と思います。