ベストセラー『告白』から最新刊、映画、ドラマ化作品など、イヤミスの女王、湊かなえ作品を一挙ご紹介。
女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。欠席を表明したのは、今も変わらず抑圧的な母親に会いたくなかったからだ。だが、理穂とメールで連絡を取るうちに思いがけぬ訃報を聞き…。
“毒(ポイズン)”を抱えた6人の女性たち。
人気作家・湊かなえが、母と娘の関係を軸にしながら人間の情念をえぐり取るように描き、第155回直木賞候補作ともなった短編集を連続ドラマ化。
深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある“クローバー・コーヒー”に通うことが唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。ある日、彼女のもとへ『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。
2013年 ”家族ミステリー”『夜行観覧者』、2014年” 純愛ミステリー”『Nのために』、そして2017年渾身の“ヒューマンミステリー”『リバース』を超豪華キャストで贈る。
『夜行観覧車』『Nのために』のスタッフが再集結! 上質なミステリードラマを手がけてきたプロデューサー・監督および製作陣が、満を持して3作品目となる『リバース』を送る。
2014年10月よりTBS系列にて放送。全10話。
登場人物たちに共通する、イニシャル「N」。「N」たちはどのように出会い、誰を愛し、どんな罪を犯したのかーー。現在と過去を交錯させながら、事件の真実を明らかにしていく純愛ミステリー。
2014年10月よりTBS系列にて放送。全10話。
登場人物たちに共通する、イニシャル「N」。「N」たちはどのように出会い、誰を愛し、どんな罪を犯したのかーー。現在と過去を交錯させながら、事件の真実を明らかにしていく純愛ミステリー。
2013年TBS系列にて放送。全10話。
もう、戻れないー。湊かなえのベストセラー小説をもとに描く、珠玉のサスペンスドラマ。
映画「北のカナリアたち」原作本。 高校教師の敦史は、小学校時代の恩師の依頼で、彼女のかつての教え子6人に会いに行く。6人と先生は20年前の不幸な事故で繋がっていた。それぞれの空白を手紙で報告する敦史だったが、6人目となかなか会うことができない(「20年後の宿題」)。
2012年公開
湊かなえ原案の衝撃作を、日本映画最高峰のスタッフ・キャストが紡ぐ。日本映画に新たな歴史を刻む、大型プロジェクト。東映創立60周年記念作品として製作された『北のカナリアたち』。日本最北の地、稚内、サロベツ、利尻島、礼文島を舞台に、かつてない衝撃と感動の物語が描き出される。
2012年公開
湊かなえ原案の衝撃作を、日本映画最高峰のスタッフ・キャストが紡ぐ。日本映画に新たな歴史を刻む、大型プロジェクト。東映創立60周年記念作品として製作された『北のカナリアたち』。日本最北の地、稚内、サロベツ、利尻島、礼文島を舞台に、かつてない衝撃と感動の物語が描き出される。
2012年WOWOWの連続ドラマW枠でテレビドラマ化
『告白』の湊かなえ(原作)×『トウキョウソナタ』の黒沢清(脚本・監督)が贈る、悲劇の連鎖を描いた衝撃のサスペンス。
2010年公開
衝撃のストーリー展開と過激な描写が話題の、湊かなえのベストセラーを中島哲也監督、松たか子主演で映画化。娘を亡くした中学教師の森口悠子は、自分が担任するクラスの生徒に娘を殺した犯人がいると教壇で告白する……。
2010年公開
ある中学校、雑然とした教室。終業式後のホームルーム。1年B組、37人の13歳。教壇に立つ担任・森口悠子が語り出す。「私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」一瞬、静寂に包まれる教室。物語は【告白】から始まる。
2010年公開
衝撃のストーリー展開と過激な描写が話題の、湊かなえのベストセラーを中島哲也監督、松たか子主演で映画化。娘を亡くした中学教師の森口悠子は、自分が担任するクラスの生徒に娘を殺した犯人がいると教壇で告白する……。
美容クリニックに勤める医師の橘久乃は、久しぶりに訪ねてきた幼なじみから「やせたい」という相談を受ける。カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横網八重子の思い出話になった。
新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。『笹塚町一家殺害事件』引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた。15年前に起きた、判決も確定しているこの事件を手がけたいという。
地方の商店街に古くから続く仏具店の嫁・菜々子と、夫の転勤により社宅住まいをしている妻・光稀。そして移住してきた陶芸家・すみれ。美しい海辺の町で、三人の女性が出会う。自分の居場所を求めて、それぞれの理想郷を探すがー。
心を取り戻すために、約束を果たすために、逃げ出すために。忘れられないあの日のために。別れを受け止めるために。「死」に打ちのめされた彼女たちが秘密を抱えたまま辿りついた場所は、太平洋に浮かぶ島ー。喪失と再生。これは、人生の物語。
江戸川乱歩生誕120年を迎えた今年、満を持して「少年探偵団」プロジェクトがスタートします。その第一弾が万城目学、湊かなえといった超人気作家5名による豪華アンソロジー「みんなの少年探偵団」です。
様々な人生の岐路に立たされた人々が北海道へひとり旅をする。そこで手渡されたのはひとつの紙の束。それは、「空の彼方」という結末の書かれていない物語だった。いったい、誰が何のために書いたのか。物語を受け取った人々は、その結末に思いを巡らせるが……。
13年前に起こった姉の失踪事件。大学生になった今でも、妹の心には「違和感」が残り続けていた。押さえつけても亀裂から溢れ出てくる記憶。そして、訊ねられない問いーー戻ってきてくれて、とてもうれしい。だけどーーねえ、お姉ちゃん。あなたは本当に、本物の、万佑子ちゃんですか?
母と娘。二種類の女性。美しい家。暗闇の中で求めていた、無償の愛、温もり。ないけれどある、あるけれどない。私は母の分身なのだから。母の願いだったから。心を込めて。私は愛能う限り、娘を大切に育ててきましたー。
高2の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。彼女はかつて親友の自殺を目にしたというのだ。その告白に魅せられたふたりの胸に、ある思いが…。ベストセラー『告白』に続く衝撃作。
五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵ー。奪われた人生を取り戻すため、わたしは今、あの場所に向かう(「楽園」)。思い出すのはいつも、最後に見たあの人の顔、取り消せない自分の言葉、守れなかった小さな命。あの日に今も、囚われている(「約束」)。
「山」「猫」「珈琲」は著者がとても好きで大切にしているもの。これらに励まされ、また癒され、日々の執筆活動に励んでいる。上巻は、朝日新聞、神戸新聞、日経新聞などに連載されたエッセイを収録。デビュー10周年記念の初エッセイ集、遂に文庫化!
「山」「猫」「珈琲」は著者がとても好きで大切にしているもの。これらに励まされ、また癒され、日々の執筆活動に励んでいる。下巻は、様々な雑誌に寄せたエッセイや、シナリオ応募から小説家デビューまでを綴った連載などを収録。こうして作家・湊かなえは誕生した!ファン待望の、ベストセラー作家の初エッセイ集!
善意は、悪意より恐ろしい。
足の不自由な小学生・久美香の存在をきっかけに、母親たちがボランティア基金「クララの翼」を設立。
しかし些細な価値観のズレから連帯が軋みはじめ、やがて不穏な事件が姿を表わすーー。
湊かなえが放つ、心理サスペンスの決定版。
病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発…様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。その旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。そして本当の結末とは。あなたの「今」を動かす、力強い物語。
現代を代表する人気作家たちが猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説、全7編。作家の家の庭に住みついた野良猫。同じマンションの女の猫が迷い込んできたことで揺れる孤独な女の心。猫にまつわる名作絵本に秘められた悲しみ…ミステリアスな猫たちに翻弄される文庫オリジナルアンソロジー。
小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。
デビュー作の絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった陽子と、新聞記者の晴美は親友同士。共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。ある日、「真実を公表しなければ、息子の命はない」という脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐された。「真実」とは一体何なのか。そして犯人は……。
親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。