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あの人に聞く!楽天ブックス 人生お悩み相談室

話題の動物学者!今泉忠明さん いきものが答えるお悩み相談!

話題の動物学者!今泉忠明さん

今泉忠明さん(いまいずみただあき)プロフィール

動物学者。動物関連の著書多数。
監修した『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)は100万部超えのベストセラーに。
今も富士山や奥多摩で野生動物の調査を続けている。

人に流されず、自分らしく生きるにはどうしたらいいですか?(17歳男性)

“流されない漂流生活“ラッコさん 回答者:“流されない漂流生活“ラッコさん

「自力で流れに逆らえないなら、何かに頼ってもいいんです。」
みんなが右なら右にならえ。これは日本人の悪い癖ですね。でも流されない生き方というのは固い信念が必要ですから、難しいものです。
ラッコは海の上に浮いて暮らしています。眠るときもそうですから、熟睡すると潮に流されて、群れと離れてしまいます。
そこで編み出したのが、海底から生きているコンブを体に巻きつけて寝る技。
自分では抗えない流れのなかでもこれなら大丈夫です!
まだ高校生のあなたは自力で流れに逆らう力を持つのは大変でしょう。
なので、ここはひとつコンブ的な何かを見つけてみては?
たとえばマンガでも映画でも「こうなりたい」という理想像を見つければ流行に左右されにくくなります。スポーツや音楽など、興味のあることを本格的に習ったり、勇気を出して留学してみるという手も。学校というのは拠り所のない大海原のようなもの。自分をつなぎとめてくれるコンブ的なものを半ば無理やりにでも見つければ、知らない場所へどんどん流されていくことはないんじゃないかな。

お金があるとすぐ使ってしまいます。アラフォーなのに貯金0で将来不安です。(38歳女性)

“貯蓄の鬼”ニホンリスさん 回答者:“貯蓄の鬼”ニホンリスさん

「自分でも忘れるほどあちこちに貯めたら、無駄遣いしたくてもできなくなります。」
あったらある分だけ使うなんて、人間も動物なんですね(笑)。
冬眠をしない僕たちにとって、食べものが減る冬は正念場。だから秋になると本能的にどんぐりやクルミを集めたくなって、地面の下や木の洞に蓄えます。人間の貯金と同じです(リスの場合は貯食)。僕だってあればある分だけ食べたいという衝動にかられます。そこで編み出したのが、とにかくあちこちに貯食する技。もし食べたいと思っても、「あのクルミはどこに埋めたっけ?」となるので、ソッコーで掘り起こして食べちゃうということにはなりづらいのです。
衝動的な無駄食いを防ぐための「分散型貯食」ですね。人間でいえば、いくつかの口座に分けて貯金する感じでしょうか。
口座がたくさんあれば、どこにどれだけ蓄えがあるかあやふやになってくるので、自然とお金が貯まります。
ちなみに僕は埋めたクルミのことをすっかり忘れて発芽させたり、ネズミに食べられることもしばしば(汗)。でもそれくらい適当なほうが、じっくり確実に貯められるみたいです。

40歳を過ぎてもいまだに独身で、老後のおひとりさま生活が怖いです。

“年功序列”のアフリカゾウさん 回答者:“年功序列”のアフリカゾウさん

人生で培った知恵と経験があれば仲間に慕われ、老後もにぎやかです。
ひとりぼっちの老後・・・・・ぞっとしますね。私たちの寿命は60年ほど。普段は群れで暮らしていますが、メンバーはおばあちゃん(私)と娘、孫たち。男は大人になると群れを出て行くので、女ばかりの集団ですね。
「夫がいなくても家族がいるからいいじゃない」と思いますか?でも野生動物の場合、狩りができない老人は群れから追い出されたり、誰の助けも得られず孤独に死んだりするのがほとんど。そんななか、アフリカゾウの群れは最年長のおばあがリーダー。長年の経験から水や獲物が得られる場所へ群れを率い、危険が迫ったときはあまたの修羅場をくぐってきた知恵で群れを守ります。だから少々からだが衰えていてもみんなに頼られ、大切にされるんです。
たとえ家族がいなくても、周囲の人を助けたり、知恵を分けたりしていれば、必ず人から必要とされます。
そのためには若いころから多様な経験をし、知恵を蓄積することが大切。
いろいろなことに挑戦して、みんなから頼られる素敵なおばあになってください。

仕事中、お菓子ばかり食べてしまいいっこうにダイエットできません。

“大食い王”オオアリクイさん 回答者:“大食い王”オオアリクイさん

食べたら動く習慣をつければいっぱい食べてもだいたい大丈夫です。
名前からお察しのとおり、私の鉱物はアリとシロアリです。地中の巣を掘り起こしたり、タワー状のシロアリの巣(アリ塚)に舌を突っ込んで舐めたり、とにかくアリが大好き。1日に食べる数は2万匹ほど。
でもたくさんアリがいても一カ所で食べ続けることはなく、数千匹食べたら別のアリ塚へ。食べては歩きを繰り返します。
のんきな生活に見えるかもしれませんが、私たちの仕事はテリトリーを守ること。少しずつ食事をするのは、食事とパトロール(仕事)を効率よく行うためなのです。
食べては移動を繰り返していれば、アリの巣を全滅させることがないので、生態系を健全に保つことにもつながって、いいことだらけ。
人間も席でずっとお菓子を食べていると体に悪いですし、怠け者と思われることも。
自分も周囲も健全に保つために、食べたら動く習慣をつけてはどうでしょう。
コピー機のトナーを替えたり郵便物を配ったり、自発的に動くことで周囲の評価も上がり、カロリー消費にもなって、ダイエットにもつながるはずですよ。

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