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あの人に聞く!楽天ブックス 人生お悩み相談室

レシピだけでなく、台所のタイムマネジメントを教える
料理教室は、予約が取れないほどの人気!
台所仕事をルール化して効率UPすることで
自分の時間を生み出すテクニックに定評のある
料理家・高木ゑみさんに、お悩み相談に
乗っていただきました!

高木ゑみさん

高木ゑみ(たかぎえみ)プロフィール

料理家。慶應義塾大学在学中からさまざまなレストランの厨房で修業を開始し、2009年3月にエコール辻東京イタリア・フランスマスターカレッジを卒業。
現在、主宰する料理教室の生徒数は1,000人を超え、豊富なノウハウが詰まった独自のレッスンが人気。予約の取れない教室となっている。
また、企業向けレシピ開発や出張料理、離乳食講座も請け負っている。

「よし、台所をピカピカに保とう」「これからは出汁をとろう!」などとモチベーションが上がっても、
三日坊主で続いたためしがなく、自己嫌悪に陥ってしまいます。
台所の習慣を無理なく続けるコツはありますか?

高木ゑみさん 習慣化できずに挫折してしまうのは、そもそも「続け方」を身につけられていないから。
あなたが続けたいと思う習慣を、具体的な行動目標に落とし込むことが大切です。
たとえば「出汁をとる」という習慣なら、「週に2日、土曜日と水曜日の朝に出汁をとる」というように、なるべく具体的に決めてみてください。
具体的とはいえ、わりと緩めの目標設定にすることも重要です。ひとつひとつのハードルを下げることが、台所仕事に時間をかけすぎず、効率化するうえで大切だからです。
そして「やらなきゃいけない」という負担感を減らすためにも、寝る前などにできる下準備(出汁をとるための道具をセットしておく、ひと晩お水に昆布をつけておくなど)をしておくと、朝から気持ちよく着手することができますよ。
私も起きたら一日の出汁をとるのを習慣にしているのですが、鰹の香りがフワッと台所に広がり、アロマのような感覚で毎朝癒されています。
このように、「楽しんでやる」というのが一番続く秘訣です。ちょっとこだわった鰹節を買ってみるなど、ぜひ自分なりのワクワクするポイントを見つけて取り入れてみてください!

家族の好物を作ろうと思うと、いつも決まったメニューばかりになってしまいます。
マンネリにならず、かつ家族に喜んでもらえるにはどうすればいいでしょうか?

高木ゑみさん 家族の食の好みを一度書き出してみると、それぞれの好みの味付けが見えてきますよ。
例えば、
お父さん→魚・あっさりした味付け
お兄ちゃん→肉・こってりした味付け
お姉ちゃん→肉・さっぱりした味付け
が好みだとわかったら、たとえば旬の魚を焼く時も、お父さんとお姉ちゃんは大根おろしを添えてあげさっぱりした味付けにし、お兄ちゃんはタルタルソースを添えてあげたり魚はバターで焼いてあげる、といった「後のせ」「ちょい足し」ができます。
別々に食材を変えたりすると負担が多くなり、料理を作る際のモチベーションも下がりますから、できあがる直前のものや、できあがったものに「ちょい足し」するのがおすすめです。
ちょっと面倒?と思うかもしれませんが、濃いものをさっぱりさせることは難しくても、さっぱりからこってりに変化させることは簡単です。
タルタルソースや照り焼きのタレ、シーザードレッシングなどはストックしておくと便利です。
唐揚げを大量に作った翌日は、照り焼きのタレに少量のケチャップと酢を入れてさっぱりの甘酢あんで和えて、さらにお兄ちゃんにはタルタルをかけてチキン南蛮風にしたりすると、みんな喜びますよ!

週末に1週間分まとめて買い物をするのですが、途中で食材をダメにしてしまうことが多く、
結局ちょこちょこ買い足してしまいます。
上手な買い物・保存のコツを教えてください!

高木ゑみさん はっきりと消費期限が書かれていない野菜類は、正しい保存の方法を知ることで、だいぶ長持ちします。
一番の基本は、その野菜が育った環境に置いてあげること。
また、パクチーやイタリアンパセリ、レタスなど、足の早い葉物野菜は、使い切れなかった分はステンレスバットに1cmの水を張って冷蔵庫の中で保存するとシャキッと長持ちしますよ。
そのほか、キャベツや白菜などの大きめ野菜は、買ってきたらあらかじめ3つくらいに分けて、一部は千切り、一部は塩もみなどと簡単な下処理をしておくと、長持ちしますし、調理の時短にもなっておすすめです。

毎週末に作りおきをするのですが、だいたい3日目くらいになると飽きてきてしまいます。
おすすめのアレンジ方法を教えてください。

高木ゑみさん 作りおきおかずは、完成形まで作ろうとせずに、食感は「固め・薄味」にして保存し、いろいろな料理に活用できるようにしておくのがコツです。
たとえば、根菜を薄味の麺つゆで固めに煮て保存しておくと、味噌汁にも使えるし、グラタンにも、天ぷらにも、和え物にも、煮物にも、サラダの具としても使えます。

料理をしていて、味付けが決まらないときに、どんどん調味料を足してしまいます。
失敗しないようにするにはどうすればいいでしょうか?

高木ゑみさん よく、しょっぱいからと砂糖を足してしまう人などがいますが、これでは味がどんどんくどくなってしまいます。
以下を知っておくと、ぴったりと味を決めることができます。
・酸っぱいと思ったら→甘みをプラス
・辛いと思ったら→酸味をプラス
・苦いと思ったら→甘みをプラス
・しょっぱいと思ったら→酸味をプラス
・なにかしまらない→塩味をプラス
・コク、旨味を足したい→甘みをプラス
このような組み合わせを知っておきましょう。

メインおかずと副菜が同時に完成し、おまけに洗い物もほとんどなし!
という手際のよさにあこがれるのですが、なかなかうまくいきません。
要領がよくなる秘訣を教えてください!

高木ゑみさん 調理の途中で冷蔵庫に物を取りに行ったり、卵を割ったり、調味料を計ったり、具材を切ったりしていませんか?
台所をウロウロすることが、要領が悪くなってしまう一番の原因です。
調理の際は、まず使う食材をすべてバットなどに取りだして、何度も冷蔵庫を開けないようにします。
調味料や調理器具も、料理番組が始まる前の状態のようにすべて用意して、切るものは一度に切る。
このようにスタートすると、あっという間に料理は完成します。
洗い物は、途中、手が空いたタイミングで一気に洗い、水分を拭いて元あった場所に戻し、台所をリセットしましょう。
こうすることで、料理ができあがったタイミングで残っている洗い物は鍋や小皿2枚程度に。食後の洗い物も少なくて済みます。

台所の大掃除をしたあとは調理器具がスッキリ収納できているのですが、
毎日使ううちに、気づけば収納がぐちゃぐちゃになってしまいます。
スッキリ、使いやすい収納をキープするコツを教えてください!

高木ゑみさん 収納がごちゃごちゃしてしまうのは、「物の定位置」をしっかり決めてないからだと思います。
鍋のふたはここ、トングはここと決めたら、そこを定位置にして、ちょこちょこ変えないこと。
収納と片付けは元あった場所に戻す、というシンプルなルールです。
もし、収納の配置換えをしたときは、その収納場所に慣れるまで、「ここに鍋」などとポストイットを貼っておくのもおすすめです。
また、家族が物を出し入れしているうちに収納場所が変わってきてしまう、というのもよく聞くお悩みです。
けれど、「どこに何を収納すればよいか」を言われない限り、家族も収納が適当になってしまうのは仕方ないことです。
このときも、物の場所をポストイットなどに書いておくと、台所を一緒に使う家族も使いやすいです。(ポストイットは体が覚えたら取り外します)

台ふきんや食器用ふきん、キッチンタオルなどの使い分けや、
日々の交換のタイミングがよくわかりません。
布物の簡単なルールを教えてください!

高木ゑみさん お手拭きタオル、食器用ふきんは、たくさん濡れるのなら毎日または2日に1度、洗濯機で洗濯してOKです。
台ふきんは、(1)水周り(2)作業台(3)コンロ周りにそれぞれ1枚ずつセットしましょう。
1枚ですべて拭こうとすると、汚れが気になってストレスになりますので、3か所にセットしてこまめにふき、1日の終わりにうすめた洗剤ですすいだあと、まとめて煮沸消毒し、風通しのよい場所で干すか、洗濯機で洗ってください。
実は1枚でも3枚でも、洗う手間はほとんど変わらないんですよ。

最後に『やる気の続く台所習慣40』をどのような人に
読んでもらいたいですか。
また、台所仕事を憂鬱に感じている人たちに
ひとこと、エールをいただけますか。

毎日の料理は楽しいものですし、楽しむべきものなのに、ちょっとした「面倒くさい」の
積み重ねで料理がつまらないものになっているとしたら、もったいないことです。
本の「おわりに」で「丁寧に、一生懸命」という私のキーワードを書かせてもらいましたが、
一生懸命にやることで、料理は楽しくなるし、達成感も生まれます。
そして何よりもすぐに終わるんです。洗い物も一生懸命やれば1分で終わります。
料理は大切な人たちを笑顔にするので、やる気がなかなか出ないという方にはぜひ読んでほしいですね。

高木ゑみさんの台所習慣をもっと見たい方はこちら!!

  • やる気の続く台所習慣40
    やる気の続く台所習慣40 高木ゑみ 1,296円(税込)

    予約の取れない熱血教室の料理家が伝授!モチベーションがどんどんアップする「すごい台所ルール」決定版!

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