
日本の心が紡いできた比類なき『美』。『日本美術全集《全20巻》』
今、日本に存在する「最高の美」のすべてがここに。
(セット内容)
9784096011010 日本美術全集 1 日本美術創世記
9784096011027 日本美術全集 2 法隆寺と奈良の寺院
9784096011034 日本美術全集 3 東大寺・正倉院と興福寺
9784096011041 日本美術全集 4 密教寺院から平等院へ

日本美術の黎明期を取り上げる第1巻では、近年、ぞくぞくと国宝・重要文化財に指定されている縄文時代の土偶、さまざまな意匠をまとった縄文土器の数々を掲載。弥生時代では、荒神谷や加茂岩倉遺跡出土の銅剣や銅鐸など多くの出土品を取り上げます。古墳時代では、各地の装飾古墳、古墳に埋納されていた馬具などの装飾品、近年、各地で出土が相次いだ三角縁神獣鏡など、また、北海道で独自に発展した続縄文文化も紹介します。
日本仏教の源である法隆寺金堂内陣ほか、国宝20件の新撮影を敢行。釈迦三尊像、薬師如来像をはじめ、修復を終えた法隆寺金堂の新たな美の姿を目前にします。さらに五重塔ほか国宝の伽藍建築12棟も撮り下ろし。最新の写真100点余に加え、法隆寺と対峙した土門 、入江泰吉、小川晴暘・光三父子らの名撮影も掲載しました。さらに法隆寺に加え、薬師寺、飛鳥寺ほか飛鳥、奈良時代の寺院をもめぐり、日本仏教美術・黎明期の真髄を探ります
平城京を舞台に、聖武天皇の下で開花した天平美術。興福寺・阿修羅像に代表される脱乾漆などの高度な技術による優美で精神性の高い彫刻や、盛唐絵画の緻密な構成、濃密な彩色を受け継ぐ絵画。また工芸では、正倉院宝物に代表される、優れた招来品の数々とシルクロードを経て伝わった技術に基づく国産の名品があります。近年の科学調査の成果や、東大寺盧舎那仏建立にまつわる新羅の思想的・造形的影響などアジア的な視点も踏まえ、天平美術の全貌を概観します。
平安時代初期、空海や最澄によって唐からもたらされた密教は、鎮護国家の祈祷に用いられます。各地で造営された密教寺院には、天皇をはじめとする貴族たちが帰依し、伽藍や仏像などが整備されました。その後、王朝文化が華咲くなか、末法へのおそれ、浄土へのあこがれを具現化した平等院が造営されます。一方で、神仏習合が進められ、神のかたちをした仏、神像が多く作られました。本巻では、平安時代を通じて造像された、信仰のかたちを紹介します。
(セット内容)
9784096011058 日本美術全集 5 王朝絵巻と貴族のいとなみ
9784096011065 日本美術全集 6 東アジアのなかの日本美術
9784096011072 日本美術全集 7 運慶・快慶と中世寺院
9784096011089 日本美術全集 8 中世絵巻と肖像画

日本美術は、平安時代に成熟期を迎えます。「和様」とよばれる私たち日本人が愛でる固有の美しさ──柔らかさと気品のある抒情的な美──が誕生したのです。艶めいた恋の物語や奇想天外な言伝えが、繊細な筆遣いで絵巻に繰り広げられる一方、さまざまな病や地獄の業火が描かれた草紙も、平安貴族の死生観を表し、それゆえに妙なる音が聴こえてくるかの仏画と浄土図が生まれました。生活の隅々にまで贅と意を尽くした圧倒的な美の世界に遊びます。
古来、日本人が焦がれ、強く刺激を受けてきた中国・朝鮮の美術は、まさに日本美術を生みだした「古典」にほかなりません。私たちはそれらをどのように受け入れ、学び、そして変えたのか? そこに見いだされた「日本趣味」とは? たとえば、正倉院、雪舟、文人画と同一主題の中国・朝鮮美術とを比較してみるだけでも、各時代の日本美術の様相が浮かび上がってきます。江戸時代以前の請来品のみを取上げ、日本美術とは何かを、あらためて問い直します。
購入価格、約14億円。2008年に日本の宗教法人真如苑が米国オークションにて落札した鎌倉時代を代表する仏師・運慶作《大日如来座像》の“価値”は、日本美術の評価を塗り替えました。これに加え、2007年に運慶作とされた《大威徳明王像》、2012年に重要文化財となった快慶作《木造執金剛神立像》《木造深沙大将立像》、さらに本全集にて初めて運慶の真作とされる10体以上の作品が日本美術全集史上はじめて登場。ナビゲーターは仏像ブームの立役者・山本勉氏。
新たな時代・中世が始まり、美の有り様も変化しました。 《伝源頼朝像》や《明恵上人樹下坐禅図》など迫真の肖像画が描かれ、 《一編聖絵》や《春日権現験記絵》など現実の風景に宗教的な幻想を重ね合わせたような絵巻物が制作されました。 異界を主題にした縁起絵や地獄絵が盛んに絵解きされたのもこの時代です。本巻では、 絵巻物・肖像画そして仏画や垂迹画を通じて、鎌倉~南北朝期の人々の美意識、人間観、世界観をあきらかにします。
(セット内容)
9784096011096 日本美術全集 9 水墨画とやまと絵
9784096011102 日本美術全集 10 黄金とわび
9784096011119 日本美術全集 11 信仰と美術
9784096011126 日本美術全集 12 狩野派と遊楽図
室町時代の水墨画イコール雪舟、なのだろうか? 水墨画イコール禅、なのか? そもそも“画聖雪舟”という捉え方は正しいのだろうか? ……そんな疑問符を抱きつつページをめくれば、日本的なもの(和)と、中国的なもの(漢)との融合を体感させられ、同時に昭和以前の水墨画観を覆す驚きに襲われます。さらに近年、研究が進み、その存在が注目される室町時代のニュースター・式部輝忠の《巌樹遊猿図》《四季山水図》も掲載予定。
戦国末期、半世紀にも満たない時代に華開いた桃山美術。 下剋上の世を勝ち抜いた織田信長や豊臣秀吉らは、神や仏を讃える中世の美術を覆し、 自ら新たな聖者になるべく美術を変革し、黄金で城郭を飾り、 狩野永徳や長谷川等伯らの天才に金碧障壁画を描かせました。 一方で、茶匠・千利休は草庵の茶室を完成させました。巨大さと細微、完成と破綻、和と洋、そして黄金とわびが興隆した時代の美に酔う巻です。
大陸伝来の仏教と在来の神祇信仰とが結び付いて生まれた日本固有の宗教美術。それは、夢や奇瑞、霊場、浄土、異界、生身仏などの宗教思想に基づく極めてユニークな造形世界を生み出しました。古代における宗教美術の萌芽から神仏習合への動き、中世における神仏と人との関わり、近世における彼岸から現世への関心の変容など、本巻は、信仰がもたらした豊かな造形の流れを、時代ごとの巻では扱えなかった通史的な視点から概観するテーマ巻です。
織豊政権と強く結びつき、頂点を極めた狩野永徳亡き後、政権の帰趨定まらないなか、狩野派の存続を賭けた三面作戦とは……。狩野派の画法を一変したという探幽、さらには永徳の正統的な後継を自認する山楽・山雪。もはや一枚岩でない狩野派の画業の展開を追うとともに、徳川政権初期、人々の華やかな有り様を描いた風俗画の世界に遊びます。《洛中洛外図》《花下遊楽図》など、泰平の世を享受する民の様子を活写した絵画の豊かさを紹介します。
(セット内容)
9784096011133 日本美術全集 13 宗達・光琳と桂離宮
9784096011140 日本美術全集 14 若冲・応挙、みやこの奇想
9784096011157 日本美術全集 15 浮世絵と江戸の美術
9784096011164 日本美術全集 16 激動期の美術

俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一と受け継がれてきた美意識の系譜“琳派”。近年はエルメスのクローズドマガジンの表紙にも登場、そのモダンで優美な装飾感覚は世界中から愛されています。本巻では王道ともいえる宗達《風神雷神図》、光琳《燕子花図》はもちろん、江戸の地に琳派を根付かせた抱一、抱一門下の“鬼才”鈴木其一、さらにミュージアムショップで大人気の画家・神坂雪佳までを網羅。すでに定着した“琳派伝説”の再考・再構築に挑戦します。
18世紀の京都、若冲、応挙、蕭白、芦雪……、旧来の画壇の因習を打破する新しい画家たちが一気に華開きます。個性的な「奇」の表現を世に問うた彼らの画業は、言わば「日本のルネサンス」の様相を呈し、その後の画壇の新しい潮流を形成します。それは、図らずもここ10年来、彼ら奇想の画家が中心をなしてきた現代日本の展覧会の動きにも重なる流れです。日本美術ブームを牽引した彼らの画業を、展覧会の成果を最大限に活用しながら、ここぞとばかりに紹介します。
本巻では、江戸時代を通じて流行した浮世絵と14巻で取り上げた「京」に対する「江戸」の文化を取り上げます。17世紀後半、菱川師宣にはじまる浮世絵は、版画としてひろく流布し、幕末の歌川国芳にいたるまで町人文化の中心にあって旺盛な出版活動にも支えられ、遠くはヨーロッパの人びとにまで受け入れられました。一方で、長崎を通じてもちこまれた新しい技術による南画、洋風画も描かれます。開国をひかえた幕末の江戸文化までを紹介します。
開国後、浮世絵や錦絵、やまと絵を発展させた人、渡航した欧米で技術を身につけた人、あるいは、お雇い外国人のもとで学んだ人、さまざまな美術がさまざまな形で現れてくる混沌とした時代。写実という考え方がひろまった時期でもあり、写真技術も持ち込まれました。一方、欧米に輸出される陶器や漆器などの技を極めた工芸品も多数つくられて、ヨーロッパではジャポニズムが開花します。幕末から東京美術学校が設立されるまでの、美術の激動期を紹介します。
(セット内容)
9784096011171 日本美術全集 17 前衛とモダン
9784096011188 日本美術全集 18 戦争と美術
9784096011195 日本美術全集 19 拡張する戦後美術
9784096011201 日本美術全集 20 日本美術の現在・未来

明治末から大正にかけて、日本の近代美術は内面性と社会性に目覚めてゆきます。高村光太郎が芸術の絶対自由を叫び、荻原守衛は内的生命を高らかに歌い上げ、岸田劉生が内なる美を唱えます。 伝統派の絵画に、装飾性に満ちた清新な地平が切り開かれたのもこの時代でした。 そして、アヴァンギャルドたちは絵画や彫刻の枠から美術を解き放ち、民芸運動は美術と生活につながりを見出してゆきます。 関東大震災に見舞われたこの時代は、明治がつくりあげた美術が激しく揺さぶりをかけられた時代でもあったのです。
本巻は、日本美術全集としてはじめて、第二次世界大戦に関連した美術作品を一冊にまとめた巻です。しかし、いわゆる「戦争絵画」を集めただけの画集ではありません。1920年代後半から30年代にかけての、日本における都市・大衆消費文化の発展を背景とした近代美術の展開。日本人芸術家の海外での活動。戦時にありながら戦争とは直接関わりをもたない日常的な美術の継続、戦後における反戦美術の勃興など、戦争にまつわる美術の多角的・多層的な実相を明らかにしていきます。
第二次世界大戦終結の1945年から、阪神淡路大震災が起こった1995年。この“戦後50年”は美術が写真、ポスター、コミックへと“拡張”してゆく時間でもありました。本巻の編集責任者は、62年生まれの美術批評家・椹木野衣氏。かつて村上隆を美術界のニューウエーブとして紹介し、漫画家・岡崎京子を論じたポップ・カルチャーの第一人者でもある氏が、篠山紀信、つげ義春、山下清、横尾忠則、岡本太郎らをどう読み解き、位置づけるのか。日本人と現代美術の再定義に挑みます。
現在の世を映す鏡としての「現代美術」は、「いま・ここ」への鋭い警告とともに未来への架け橋の役割も果たします。阪神淡路大震災、オウム真理教の事件が顕在化した1995年以降の現代美術をあつかう本巻は、ポストバブルの「負」の世を背負いながら、一方で表現の成熟が希望の様相を呈する時代を対象とします。草間彌生、村上隆らグローバルに展開するアーティストを追いつつ、何を表現するか悩みながら、多様化する「今」の実相を表現し続ける芸術家群像を紹介。
富士山から妖怪まで! 北斎ぬりえの決定版
巻頭には、貼って楽しいスペシャルシールと、カラーの作品リスト、そして北斎のすべてが10分でわかる、解説ページも設けています。全文英訳付き。
天才絵師が世界に与えた絶大なる影響とは?
北斎とダ・ヴィンチ、ゴッホ、ピカソ、ウォーホルを比べたり…文章を読んでるだけではいまいちピンとこない、北斎のスゴさ、現代の私たちを瞠目させる発想の豊かさを、さまざまな手法で多角的に解説。
2002年~2003年刊行ウイークリーブック「週刊日本の美をめぐる」シリーズの中から、人気の高い「北斎」を、「小学館アーカイヴス」として刊行。北斎の魅力が詰まった1冊!
北斎が弟子用テキストとして描いた「絵手本」15冊を、原寸カラー復刻した決定版。モネやゴッホら印象派の若き画家たちが礼賛・傾倒した逸話は有名だ。キャラクターやイメージ創りの、またとないアイディア宝庫。
葛飾北斎の名作艶本「喜能会之故真通」(きのえのこまつ)の図とその背後に書かれた詞書(登場人物のセリフとト書き)に着想を得るとともに、その全てを活かしつつ書き下ろした「超解釈」小説&カラー図版集。
人々の生活を見つめ、大いなる自然を見つめ、その感動を絵にした男・葛飾北斎。妻・お砂との運命的な出会い、写楽、馬琴、蔦屋重三郎らとの交流を通じて画家として人間として成長していく姿を瑞々しいタッチで描く。
永寿堂版「冨嶽三十六景」全46図について、現在、「最も美しい摺」とされる名品を、国内外のコレクションから厳選。北斎芸術の神髄を、「原寸」で再現。限定部数1000部、シリアル・ナンバー入り。
傑出したデザイン感覚。伝統的な「花鳥風月」のモティーフを、卓越した観察眼と緻密な描写力、斬新な構成で新たに生まれ変わらせた、驚異の北斎ワールド。視覚の魔術師・北斎が描き出す、清冽な生命の輝き。
可憐な町娘から艶やかな花魁まで、多様で多彩な女性たちのいきいきとした美しさ。彼女たちを彩る、細部までこだわりぬいた粋な着物や豪奢な装飾品。視覚の魔術師・北斎が描き出す、究極の美の姿。
歩けない橋、彼岸から落ちる滝、ありえない富士山、宇宙を飲み込む波、物の怪。視覚の魔術師・北斎が描く、奇妙な現実光景と、現実より現実的な幻想。想像力とユーモアあふれる、不思議にリアルな空想世界。
「自然」「構図」「場所」「旅」「営み」と、主題に即した5つの視点で46枚の全図版を分類し解説。描かれた景観に隠された北斎のねらいや、人物のしぐさ、図像について読み解く。
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