2019年版では、巻頭トピックスとして、話題の三つのテーマ(1.高額薬剤、2.バイオシミラー、3.慢性便秘症治療薬)を新設、便覧には新規項目として「RMP」を追加し、薬物動態欄も大幅に充実。主要薬剤の尿中未変化体排泄率などを追加。解説には「今後の薬物療法の展望」を新設し、近く承認が予想される新薬についての解説を追加。ますます使いやすい。ポータルサイトで年3回更新情報も配信。
今日の治療薬2019表紙カラー
『ミントグリーン』
今日の治療薬2019の改訂ポイント
■便覧
・新規項目として「RMP」を追加。医薬品リスク管理計画(RMP)が公表された薬剤については、「重要な潜在的リスク」のなかから重要なものを掲載
・薬物動態欄を大幅に充実。主要薬剤の尿中未変化体排泄率などを追加
・7章 抗悪性腫瘍薬では、日本癌治療学会(編)「制吐薬適正使用ガイドライン2015」掲載の「催吐性リスク分類」をマークとして掲載
■解説
・小項目「今後の薬物療法の展望」を新設し、近く承認が予想される新薬についての解説を追加
■Web読者アンケートの声を反映
・巻頭トピックスとして、話題の3つのテーマ(1.高額薬剤 2.バイオシミラー 3.慢性便秘症治療薬)を解説
・索引では、通常の後発品とオーソライズドジェネリック(AG)を区別して記載
・2018年版で好評の巻末インデックスシール裏付録「配合剤早見表」(降圧薬、糖尿病治療薬)に、気管支喘息治療薬、COPD治療薬と眼科用剤(緑内障治療薬)を加え、巻末付録として記載
・巻末インデックスシールの裏面に「小児の平均体重」「図で見る主な便秘症治療薬の薬理作用」を掲載
臨床でよく見る疾患の処方をシンプルにまとめた、『今日の治療薬』の姉妹書。
各疾患ごとに、薬剤の投与量・投与法など具体的な処方例を、病型や病態、重症度に応じて段階的に解説。
今版では、一般名処方を念頭に、商品名を限定しない記載にしたほか、専門医と一般臨床医の相互連携に必要な知識を「連携医療」として盛り込みさらに有用なマニュアルとなった。
臨床検査に関する膨大な情報をコンパクトにまとめた隔年改訂の好評書。
「主要病態の検査」では、病型分類やフォローアップに必要な検査がまとめられており、2019-2020年版より新たに「性感染症」「HIV感染症」「大腸癌」を追加した。検体・検査対象物質などをまとめた「概説」と各検査項目の「解説」で構成され、保険収載されている検査をほぼ網羅している。