2020年1月、最後の大学入試センター試験が行われました。
2021年1月には「最初の大学入学共通テスト」実施が予定されていますが、
2020年11月・12月に英語成績提供システムと国語・数学の記述式導入の見送りが
相次いで発表されたのはご存じの通りです。
多くの受験生が、これでスッキリとしたかといえば、そうではないと思われます。
また、「結局、中身はセンター試験と変わらないってこと？」という声も聞かれますが、それも違います。
何が変わって何が変わらないのか？　変わることへの対策はどうしたらいいのか？
2021年入試合格を目指す受験生や保護者の方々は不安を覚えておられることと思います。

一方で、従来の「推薦・AO入試」が「学校推薦型選抜・総合型選抜」に変わります。
これも、名前が変わるだけ？と思いがちですが、実際には細かな部分や大学の選抜方法も変わるところがあります。

2020年度の『螢雪時代』は、2021年の大学入学を目指すみなさんに必要な情報、
・2021年入試はどのような入試なのか？
・共通テストとはどのような試験なのか？　センター試験とどう違うのか？
・受験勉強はいつ、どのように進めたらいいのか？
・多くの大学・学部から自分に合ったところをどのように見つけたらいいのか？
・保護者や高校・予備校の先生との関わり方
などを、年間を通してお届けしていきます。
月刊『螢雪時代』は時期に合わせた受験勉強・生活のアドバイスを中心に毎月刊行、
『螢雪時代臨時増刊』はテーマに応じた大学情報・データ集を年7回刊行します。

1932年から受験生をサポートしてきた『螢雪時代』は、
変わる2021年入試でもタイムリーな情報をお届けし、受験生を応援していきます。

『螢雪時代』総編集長　宮澤 静也