
なぜ私たちは悩みや不安からいつまでたっても解放されないのか。それは、「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」という問いに答えられないために、一つひとつの悩みの根底にある「漠然とした不安」が解消されないからではないか。精神科医である著者が、この問いに初めて向き合ったのは10歳のとき。それから40年経った今、この問いに実践レベルで答えが出せるのは仏教しかないと著者は確信する。誰でも実践できる「行」や「方便」の習慣によって、曇りない心で真実をつかみ、毎日を明るく生きられるようになる。満を持して放つ「仏教心理学」のすすめ。
近年、医学界では健康の考え方にパラダイムシフトが起きている。病気の原因を探る「疾病生成論」から、健康の原因を探る「健康生成論」へ。そこで人間が 「健康」であるとは、どういうことか。本書ではSOC(首尾一貫感覚)、レジリエンスなど最先端の概念を縦軸に、ヒトラーや日本軍、ひきこもりなど多彩な 例を横軸にして、斬新な「健康論」が展開されていく。さらに著者は問う。なぜ「世界一幸福だ」とはいうが、「世界一健康だ」とは誰もいわないのか。その背 後に潜む「健康と幸福のパラドクス」の謎も読了後には氷解し、目前には「健康と幸福」の新世界が広がっていることだろう。
日本人は「物事をはっきり言わない」「自主性がない」などと非難されることが多い。だが韓国出身の比較文化学者である著者はいう。むしろ曖昧だからこそ、日本は世界有数の安全で豊かな国になれたのだ。これからは世界全体に、調和がとれた人間関係、環境への順応性を生み出す「曖昧力」が求められる時代になるだろう。では、日本人の曖昧さはなぜ生まれたのか?微妙な歪みを愛する美意識の源泉とは?日本庭園の世界観や、旅好きの国民性の由来などにも迫る。拓殖大学の超人気講義を紙上再現。
いまや女性の社会進出、活躍が当たり前となった日本社会。学校や職場でも優秀で元気なのは女性ばかり。もはや古い型の「女らしさ」は求められない?いや、女性上位の時代だからこそ、従来の男性とは異なる価値観、よき女性らしさを、職場や家庭に持ち込んでほしい。本書はビジネスから装い、話し方、恋愛にいたるまで、女性としての振舞い方を具体的にアドバイス。「礼状が書ける」「約束を守る」「型どおりの挨拶ができる」といったふだんの言動に、女性の生き方と品位はおのずと表われるのである。
勉強して数年たつと内容を断片的にしか覚えていないことがよくあるが、「声に出す」「人に伝える」というアウトプットを行うと記憶に定着する。著者は学生時代から現在に至るまでこの方法を実践し、あらゆる難問を突破してきた。ただ、やみくもに口に出せばいいわけではない。「まず問いをたてる」「川のフォーマット」などの工夫により、その効果は最大になる。勉強の目的を見すえて行う、最高のメソッド。
「G」と「L」、すなわち世界市場で戦う製造業を中心とした「グローバル経済圏の企業=Gの世界」と、国内市場においてヒトがサービスを提供する非製造業を中心とした「ローカル経済圏の企業=Lの世界」。一見、前者の前途には明るい未来が待っており、後者は未来のない産業と思われがちである。しかし、現実はイメージどおりではない。再生のプロフェッショナルが、実体験をベースに、地域企業・経済復活ノウハウを公開し、我が国の持続的再成長の可能性に迫る。
日経新聞やビジネス書でよく見かける「経営指標」。しかし、その意味するところをきちんと理解できている人は意外と少ないのでは?そこで、経営コンサルタントとしてたくさんの企業の財務諸表を見ている著者が、最低限これだけはおさえておきたいという指標を厳選し、わかりやすく解説。なかでも、最近注目のROEについて徹底解説した第2章は必読!