
おかげさまで、集英社文庫は創刊40周年を迎えました。
40年間で刊行された文庫約6,000点のなかから、
選りすぐりの名作を新キャラクター「よまにゃ」と一緒にご紹介いたします。

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂ー暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。


住宅地で起きた殺人事件。殺された男性はインターネットの掲示板上で「疑似家族」を作っていた。殺人に関わりが? 虚実が交錯し、見えてきたものは…文庫書下ろしミステリー!
ネット上の疑似家族の「お父さん」が刺殺された。その3日前に絞殺された女性と遺留品が共通している。合同調査の過程で、『模倣犯』の武上刑事と『クロスファイア』の石津刑事が再会し、2つの事件の謎に迫る。家族の絆とは、癒しなのか?呪縛なのか?
92歳を超え、ますます活躍する瀬戸内寂聴の名エッセイ。純粋さゆえに、より多く愛し、より多く傷ついた自身の半生を振り返り、男と女の本質に迫る名言とともに、生きる、愛することの意味を優しく説く。




