2015/9/1掲載
TIFをはじめ、今年の夏は9nineのパフォーマンスが熱い! というわけで、ニュー・シングルをひっさげ佐武宇綺、村田寛奈、西脇彩華の3人が登場。いつになく真面目な話から、いつもの爆笑トークまで! 話がとまりません!
■アウェーのところでやるのは楽しい
――今年はひさびさにTOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)への出演がありましたね。
■佐武宇綺「2年ぶりですね。今年は音楽を知ってもらうためにいろいろ出かけていきたいっていう目標があって。それでツアーも1年かけて回っているので」
■村田寛奈「フェスに出させていただいて、9nineらしさをそこで貫いていこうというのがうちらの私たちのモットーで。春からのライヴハウス・ツアーでは自分たちらしさみたいなのを極めてきて、ファイナルの野音では9nineの夏のフェスの始まりやっていう感じでできました。今年の夏は去年とは違った感じで熱いかもしれないです」
――ツアーを経て、自信のあるものを見せられているなと感じます?
■西脇彩華「イベントによって来るお客さんが全然違うじゃないですか。これでいけると思ったのに全然失敗する時もたくさんあって。それを楽しんでますね。これはああだったから、次はあれでいってみようか、とか。曲順をどうするかとか練ったり。自分らしさを出してどれだけフェスの雰囲気に馴染めるかみたいなところでマジで戦ってます」
――あんまりウケなかったなっていうときもある?
■西脇「全然ありますよ!」
■佐武「普通にあります(笑)」
■村田「終わって10分後くらいに“いやあ、あそこどうだったかな”みたいな話になったり。時間が経つとあれでよかったって思うこともあるんですけど、そのときに微妙やったなって思うことがあったらすぐに話します」
――お客さんの反応を見て思う?
■村田「それもあるけど、自分たちの手応えですね。感覚的に流れがしっくりこなかったとか」
■西脇「どうだったか聞くと、みんな考えてることが自然と一緒なんだよね」
■村田「マネージャーさんとかいろんな意見を交えて、いつも話したりしてますね」
――ツアーの手応えはいかがですか?
■西脇「もちろんあります。やればやるほど掴めていくし、盛り上がるような曲じゃなかったのに育っていって盛り上がるようになったりもして。ツアーの手応えはハンパじゃないです」
■佐武「ツアー中も自分たちがしっくりこないところがあったらセトリをバンバン修正していきます。それと、育てたい曲は自分たちのツアーで育てることが多いです。たとえば〈少女トラベラー〉は“バス・ストップ”っていうところは私たちとお客さんでフリを合わせて一体感がある曲だと思うんですけど、ほかの曲でそういうのを作りたいってなると、ツアーで作り上げます。ツアーは自分たちもそうですけど、曲も成長させられます」
――そうしてできた曲を、ほかのフェスやイベントでやったときにお客さんを巻き込めるかどうかみたいなところで試行錯誤があるわけですね。やりがいがありますよね。
■村田「ファンのかたももちろん来てくれますけど、フェスだと知らない人のほうが多いわけで。だから始める前に曲のレクチャーをしたりとかをみんなで考えます。9nineのTシャツを着ていない人が見えるわけじゃないですか。こっちも“やってやる!”って盛り上がりますよね」
■佐武「アウェーのところでやるのは楽しいですよ。ちゃんとパフォーマンスができれば伝わるから」
――最終的には己との対決。
■村田「たしかにそれはあります」
■西脇「そこだよね、いつも。そこで空回りしちゃったり、いつもの自分が出せないとくやしい。結局、自分たちにしっくりきたときはお客さんの反応もいいから、そういうことなんだと思います」
■真面目な話と思ったら……
――9nineのインタビューでこんなに真面目な話をするとは……。
■佐武「たしかに! いつもはお母さん、LINE、誕生日ですよね(笑)。でも報告がありますよ。(村田を指して)運転免許を取りました」
――それは衝撃!
■佐武「最年少が誰よりも先に取って」
■村田「タイムリーな話題ですよ。ちょうど先週取ったんです」
――まず、免許を取れる年齢だっていうのに驚きました。
■村田「そうですよね(笑)。入ったころは中学生とかだったのに」
■佐武「うちなんて事故るだろうから免許取っちゃダメって言われたのに」
――村田さんはOKだ。
■マネージャー「何の心配もないですよね」
■村田「あははは。でもめちゃくちゃ時間かかりましたけどね」
――忙しいじゃないですか。
■村田「めっちゃ朝に行ったり、仕事の合間に行ったり」
■佐武「ヒロはメンバーのなかでいちばんスケジュールを組めるタイプなんですよ」
―――ふたりは組めないタイプ。
■佐武「寝てたいです」
■西脇「予定は1日1個まで。インドアなんで、それ以上は負担が」
――負担が(笑)。18歳になると仕事の幅も増えますよね。
■村田「9nineはいまNack5でラジオをやらせてもらってるんですけど、収録でやらせてもらってたんです。いまは生放送で出られるので、タイムリーな話題も喋れるので嬉しいです」
――もどかしさもありますもんね。
■村田「イベントでも、21時まわりそうなところでマネージャーさんに“ヒロおしまいです”って言われる虚しさ! 途中なのに帰るのは申し訳なかったです」
■西脇「シンデレラTIMEだからね」
■村田「って言われるのはちょっと優越感でした」
――そこは優越感なんだ(笑)。そんな人も大人になり。
■村田「なっていきますね」
――でも、もとから大人っぽいというかしっかりしてますもんね。
■西脇「ヒロロは元ヤン説がありますからね」
■村田「ないない! いまが第2の人生?」
■西脇「っていうくらいしっかりしてますからね」
――3人でも話が止まらないですね。
■佐武「そういえば、こないだ雷雨の日があったじゃないですか。みんなと一緒にいたんですけど、すぐに近くの駅に入ればよかったのに、その電車だと遠回りになっちゃうからってことで、ちょっと遠い駅まで歩いたんですよ。傘もささずに」
――傘もささずに?
■村田「ゲリラ豪雨のなか。最初は降ってなかったんですけど、向かっていくにつれ雨に近づいていって。目の前に雷が落ち始めて」
■佐武「レッスン着を泥棒みたいに頭に巻いてね(笑)」
■西脇「レッスン後の顔もボロボロの状態でそれなので、やばかったです(笑)」
――タレントさんがやることじゃないですよ!
■佐武「「だから全然バレませんでした。しかも超かわいいワンピースを着てたんですよ」
■西脇「“服が死ぬからやめて”とか言ってね」
――頭はレッスン着をかぶって、ずぶ濡れになって(笑)。というかなんですかこの話?
■佐武「青春の話です」
■村田「青春!」
――青春エピソードありがとうございます(笑)。いつも楽しい話をしてくれますよね。
■佐武「変わってないですか?」
――変わらないですよね。初期からいるふたり(佐武・西脇)はもう10年とかになるわけじゃないですか。よくフレッシュでキャッキャやれてるなと。
■佐武「あははは!」
■西脇「いやいや、まだ22ですから。アラサーみたいな感じになってますけど」
■村田「大御所感(笑)」
――若いですもんね。でもそれこそ大御所感が出てもいいと思うし、逆になんで出ないんだろうという。
■西脇「でも10年っていっても、メンバーが変わったりして気持ち的にフレッシュなときが何回か来てるんです(笑)」
――リフレッシュされてますもんね。
■佐武「あは!」
■西脇そのたびに初心に戻って、ゼロからやろうという気持ちでやってます。10年やってますけど、いまのメンバーでは5年なんですよ」
■佐武「大人になると感情が鈍くなるっていうじゃないですか。涙が出にくくなったり。そういうふうにならないようにフレッシュな気持ちを楽しもうと思っているので」
――でも、きっとこの先も偉ぶったりしなさそうですよね。
■佐武「インタビューも全力でいきますよ! 雷雨のときも誰も見てないのに頑張っちゃって」
■西脇「リアクション芸人くらいの勢いで。誰も見てくれないから自分たちで写真撮っちゃったもんね(笑)」
――そろそろCDの話にいきますよ。6月発売の「HAPPY 7 DAYS」から間髪を置かず「MY ONLY ONE」のリリースになりました。
■佐武「今回はですね。9nineの夏恋ソンズに」
■一同「……」
■西脇「夏恋ソンズ。天才だよね。奇跡だと思う」
■村田「文章だから大丈夫だよ」
――載せますよ。
■佐武「いやだ!!!」
■村田「これだけで何行か取られちゃうから!」
■佐武「ごめんなさい!」
――面白かったのが、TIFのステージでこの曲をやるときに、川島海荷さんが「女の子の恋を綴った曲で、男の人には共感できないかもしれませんが」みたいなことを言っていて(笑)。
■西脇「私も海荷らしいなと思った(笑)。“みなさんにはわからないと思うんですけど”くらいの感じで。でも、それくらい女の子の気持ちを歌った曲なんですよ。共感はしないものですか?」
――わかるわからないは置いておいて、ひさびさのかわいいらしい曲ですよね。
■西脇「恋の歌があんまりないんですよ。わたし的にはドンピシャな感じでした」
■佐武「ここまでがっつり恋する乙女な感じを歌うのは初めてかもしれない」
■西脇「“世界中がその素敵さに気づいちゃう前に早く会いたい”ですよ!? 最高ですよね!」
■村田「ふははは」
■西脇「女子はときめいたときとか好きな人ができたときはそうなっちゃうんですよ」
■佐武「早く会いたいと思っちゃうのね。ほほう」
――インドア派が必死に語る恋愛。
■西脇「妄想が得意ですからね」
■佐武「こういう思いを抱いている女の子はこの世界に多いから聴いてほしいです。男の子はわからないなりにこの曲を聴いて、その子の気持ちを読み取ってほしいです」
■西脇「おれの好きな子はこういうふうに考えてるのかな、みたいな」
――恋愛への思いが強すぎて、ちょっと重いのかなって思ったり(笑)。
■一同「ええ~!」
■西脇「重くてなんぼですよ!」
■佐武「素晴らしいことじゃないですか!」
――佐武さんはきっと重いタイプの人じゃないですか。
■佐武「はっきり言われた(笑)。……合ってます!」
■西脇「合ってますね。ヒロはサバサバしてる」
■佐武「うちだったら外出禁止にさせる」
■村田「それはまずい!」
■佐武「いやあ、CDジャーナルはいろんな情報が載る雑誌ですね」
――佐武さんが重いという情報も掲載されますからね。
■佐武「嘘でしょ!」
■西脇「ちゃあぽん(西脇)とうっきー(佐武)は重いと思います」
■村田「間違いない。このふたりは絶対似てる」
■西脇「自分たちがインドア派だから、フットワーク軽くいろんなところに行っちゃう人はちょっと」
■佐武「首輪つけたい」
■村田「こわいこわい!」
■佐武「気持ち的には〈MY ONLY ONE〉ですから」
――うまいこと言ったみたいになってますけど、この流れだと「重っ!」としか思えないですよ!
■一同「あっはっはっは!」
■村田「重い!」
――ともかく、このシングルを引っ提げて夏を突き進んで、秋のツアーに突入すると。
■西脇「頑張ります!」
取材・文 南波一海 CDジャーナル 2015年9月号掲載












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