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去る10月5日、ニューヨークで行なわれたモーニング娘。'14の公演を見てきました。結論。行ってよかった!
会場はタイムズ・スクエアの一角にあるベスト・バイ・シアター。あの『ライオンキング』を上演しているミンスコフ劇場と同じ建物の地下に位置しており、事前に調べてはいたのですが、ブロードウェイのど真ん中というそのロケーションをこの目で見て改めて驚きました。
当日は開場時間の2時間前、13時に到着しました。その時点で長蛇の列ができていて、すでにして異様な熱気が。パッと見、9割くらいが外国人だったと思います。ニューヨークやその近辺はもちろんのこと、現地のみならず、イギリスやカナダ、南米から駆けつけたファンもいて、多種多様な人がその場に集っていました。その中にはメンバーの名前が入ったおなじみのTシャツ着用の人もいれば、モーニング娘。の衣装のコスプレをしている人も当然のようにいて、この滅多にないお祭りを楽しもうというポジティヴな雰囲気に満ちていました。有志のファンが道重さゆみカラーのピンクのサイリウムを配ったり、CDを配ったりする日本でもおなじみの光景も。列はその後、会場のあるブロックの半分以上をぐるりと囲む長さに到達していました。
入場時、屈強のセキュリティさん方が持ち込み禁止のペットボトル等をファンから取り上げてはゴミ箱のある方向にポンポン投げ飛ばしていたのが最高に面白かったのですが、その辺は、まあいいですよね。
MCパートでは、メンバーがたどたどしくも頑張って英語で自己紹介をする、ファンも頑張って聴き取るというのが微笑ましい光景でした。すでに多くの報道がされていますが、鈴木香音が一際大きな声援を集めていたのが驚きでした。鈴木自身もびっくりしていて、あまりの声援に戸惑い、一瞬話すことを忘れてしまうほど。ライヴ後の会見で、その人気の理由を自らの「体積」と結論付けたのにもひっくり返りました。なんというたくましさ!(心の!)
その後、新曲「TIKI BUN」をはじめ、現行のいわゆるEDM期のシングル曲を中心にキラーチューンを連投。イントロを聴いてすぐに客席が反応するのを見るにつけ、MVに英語字幕をつけるなど日本の外側を意識したYouTube戦略が見事に結実しているのを感じました。摩天楼のど真ん中で聴く「The 摩天楼ショー」も最高でしたよ! 終盤に披露した「LOVEマシ−ン(updated)」「ザ☆ピ〜ス!(updated)」「恋愛レボリュ−ション21(updated)」などの過去の名曲ラッシュよりも、最近の曲の方が盛り上がっているのを見て、モーニング娘。'14は、しっかりと“今のグループ”として認識されているのだなと感じました。また、いつもと同じくこの公演でもめまぐるしい衣装チェンジがあったのですが、アメリカ国旗をデザインに組み込んだ衣装が新鮮でした。言葉が適切かわかりませんが、キャプテン・アメリカとバドガールの融合のような……とにかく勇ましく、見目麗しかったです。隣で見ていた大森靖子さんも興奮気味でした(笑)。
アンコールでは、道重がこの日のために書いてきた手紙を読み上げるシーンがありました。それまでの狂騒が嘘みたいな静謐な空気の中、11月26日をもってグループを卒業することの報告と、ニューヨーク公演についての感想を述べ、それを英語でも伝えると、温かな拍手喝采が。ひじょうに胸を打たれるシーンでした。最後は「Happy大作戦」で大団円。全20曲、あっという間に駆け抜けた90分。日本のファンであれば誰もが誇らしいと思えるモーニング娘。'14のニューヨーク公演は幕を閉じました。今後、そう遠くない未来にまた海外へ飛び立ち、ファンを魅了する姿が想像できる、そんな素晴らしいライヴでした。
コラム記事:南波一海
モーニング娘。としてのアメリカ本土への訪米は2回目ですが、
前回に比べてファンの皆様もかなり濃くなったように思います。
そして、今のこの新しいタイプのモーニング娘。'14を心待ちにしててくれたんだな、
というのもすごく実感しました。
自画自賛ではございますが、私の音楽が本場アメリカでこうやって轟き、手応えのある反応を目の当たりにし、 これまでやって来た事、作って来たことが間違ってなかったんだなと確信出来ました。
ライブが始まった瞬間、メンバー登場と同時に悲鳴にも似た声援が会場を埋め尽くす。
女性ファンも多く、みなさんが日本式の応援をしてくれる感じもすごくほのぼのしててよかったなぁ。
ということで、ここから新しい何かが始まるような、
そんな予感がしました。
道重さゆみ卒業まで、そしてそれからモーニング娘。をどうぞよろしくお願いします!