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STORY
「ひとりでは、戦えない」
銀河全体を脅かす、帝国軍の究極の兵器-テス・スターその設計図を奪うため、無法者たちによる反乱軍の極秘チーム(口一グ・ワン)に加わった女性戦士ジン・アーソは、様々な葛藤を抱えながら不可能なミッションに立ち向かう。その運命のカギは、天才科学者であり、何年も行方不明となっている彼女の父に隠されていた…。
©2016 & TM Lucasfilm Ltd.


ドルビーアトモス体験が何かと問われたなら、そう答える。
アトモスには、体験した者にしかわからない愉悦があり、それは到底ことばに変換できぬ宝物でもある。が、観客それぞれの高揚感にふさわしいカタチを立体的に具現化する、かつてない発明品であることは間違いないだろう。
わたしの体験を記しておこう。だが、これはあくまでもわたし個人の体験であって、アトモス体験のすべてではない。体験者によって、その様相は変幻する。むしろ、ひとりひとりの感性に対応する柔軟性こそが、アトモスのこの上ない魅力であることを強調しておきたい。
ミッドランドスクエア シネマ 14スクリーン、全席ソフトレザー張りの2,312席を備えた都市型シネマコンプレックス。昼夜を通して木漏れ日をイメージしたゆったりと落ち着いた空間を演出。
全座席に光触媒ソフトレザーシートを採用しております。疲労は最小限に、長時間の鑑賞をリラックスしてご覧いただけるオリジナルシアターシートです。
名古屋のミッドランドスクエア シネマ2。
まだ7月にオープンしたばかりのこの新劇場には、アトモス用に設計されたスクリーンがある。そのスクリーン9で、3Dドルビーアトモス版の『ジャングル・ブック』を初体験した。比較する意味で、同じ日に同劇場のスクリーン8で上映されていた3D通常版『ジャングル・ブック』を観てから臨んだ。スクリーン8の方がキャパは大きいが、いずれのヴァージョンも、ほぼ中央の座席、同じ条件で観賞した。
わたしなりのアトモス感動ポイントは以下の3つ。前述した通り、この3つのファクターは、わたしだから浮上したものでもあるし、『ジャングル・ブック』という映画の特性が呼び寄せたものでもある。いずれにせよ、この3つは別個に存在しているわけではなく、互いに絡み合い、結びつき、融合している。


©2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
文字通り「共に有る力」である。
単に臨場感ということであれば、既存の音響システムが、高度な達成を遂げている。
だが、ドルビーアトモスの音響は、臨場感という次元をはるかに超えて、映画の世界の中に自分が「有る」感覚に誘う。そう、その世界を「共に」分かち合っている気持ちになるのだ。だれと? もちろん、物語の主人公や登場人物たちと、である。
『ジャングル・ブック』に登場する実写の人間は、少年ただひとりだけ。他のキャラクターはすべて動物で、全部CGで作られている。そしてスクリーンに広がる広大なジャングル=大自然の情景もCGによるものなのだという。しかし、本作の映像から派生する拡がりには計り知れないものがある。あの空間を平面的に感じるひとはいないだろう。だが、それは、CG技術の進歩だけによるものではない。いや、この際、断言しよう。『ジャングル・ブック』で展開されている驚異的なCGワールドは、アトモス音響を伴侶に得て、初めて全効力を発揮する。
鳥のさえずり、風の音、川のせせらぎ、バッファローたちの疾走、象の叫び。あらゆる響きが、「ナマっぽい」のではなく、「ナマ」そのものとして、そこにある。わたしたちは、ジャングルを眺めているのではなく、ジャングルの中にいる。客観的に、ではなく、主観的に、自然のサウンドを浴びている。
印象派を代表する、歴史的な画家、ピエール・オーギュスト=ルノワールは、次のような言葉を遺している。
「風景画を描くなら、見たひとが、そこで散歩したくなる風景を描きたい」
ルノワールが偉大なのは、散歩するような気分を与えるのではなく、「そこ」で散歩したくなる絵画を創造しようとしたことである。つまり、現実の模倣ではなく、新たな現実を構築することを目指したからこそ、ルノワールの作品はいまもなお、燦然と輝きつづけている。
アトモスの「共有力」は、わたしにルノワールの言葉を思い起こさせる。事実、わたしは、主人公の少年のすぐ隣で、あの自然を歩いていたし、ジャングルの光を、闇を、共有していた。それは、映画と親密になる、またとない体験だった。


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いわゆる迫力のあるダイナミックなサウンドには、もはやまったく驚かないが、アトモスの音響のきわめて優れている点は、小さな音もよく聴こえる、ということだ。それは音質やバランスだけによるものではない。小さな音にも、聴覚が向き合う環境づくりが精緻に成されているということである。
耳をすます、という表現があるが、アトモスは「すます耳」を作り上げ、わたしたちの聴覚のモチベーションを向上させる。
ささやかな音。さりげない響き。それらを「感じとる」耳を育てる。そうして知るのだ。サウンドスケープとは、これほどまでに豊かなものだったのかと。
アトモスは、音像の繊細さを逃さない。わたしが感心したのは、ボイスキャストの声の伝わり方だ。本作のオリジナル版には、ベン・キングズレー、ビル・マーレイ、クリストファー・ウォーケンといった名優たちが集結しているが、なかでも、少年を誘惑する巨大なニシキヘビ、カーを演じたスカーレット・ヨハンソンの声には3D通常版では感じられなかった声のグラデーションがあり、そのことがこのキャラクター独自の艶やかさを生み出していた。
大げさに聴こえるかもしれないが、ヨハンソンの芝居が生まれ変わったような気がした。キャラクターの息吹を抽出し、キャラクターの生命力を高める作用が、アトモス音響にはある。音の立体作用が、演技の奥底や真髄にスポットライトを与えている。これは快挙であり、革命的ですらある。

それでいて、アトモスは、観客をまったく疲れさせない。
過度の音響システムは、ときに暴力的で、精神も肉体も疲弊してしまうが、アトモスはとにかく優しい。
映画の世界に抱きしめられている感覚がある。
『ジャングル・ブック』には、いくつかミュージカル風のシークエンスがあるのだが、そのいずれもが、きめ細やかで、実に心地がいい。
3D通常版では感じられなかった安心感、一体感がある。
これなら、3D映画は疲れるから……と敬遠しがちなひとにもおすすめできる。
かく言うわたしも『アバター』以降の3D映画にどこか違和感を抱いていたが、完全に払拭された。
なぜなら、ドルビーアトモスは、3D映像にふさわしい立体音響だから。
わたしが思うに、3Dには3Dにフィットする優しい音響が必要だったはずなのに、それが欠けていたのだと思う。
ドルビーアトモスとは、音響による3Dであり、最新鋭の3D映画にはかかせないものであることを確信した。
ドルビーアトモスは、おそらくあらゆるジャンルの映画の底力を引き出すことになるだろう。自然の力も、俳優の力も、CGの力も、もちろん音楽の力も、塗り替えるはずだ。
おそらく、それらすべてを統合しているはずの『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』をアトモスで体験することが、いまから待ち遠しい。
相田冬二 あいだ・とうじ ライター/ノベライザー。
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「ひとりでは、戦えない」
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『ドルビーアトモス』です。
ドルビーアトモス(Dolby Atmos)なら
映画館のどこの席でも正確に音が捉えられます 従来のサラウンドスピーカーに加え、天井や前方にスピーカーを追加することにより、観客は音に包み込まれ、さらにその音がナチュラルかつリアルに動くことを体験できます。まさに多次元の音の世界を体感できます。
ドルビーアトモスは3Dサウンド体験を提供します。映画製作社は映画館内のどの位置にいてもスピーカー間で音を移動させることができます。力強い低音が聞こえるだけでなく、オーバーヘッドサウンドにより映画体験のリアリティが高くなります。
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『ドルビーサラウンド7.1』です。
ドルビーサラウンド7.1は、より高度な音場の奥行き感とリアリティを映画体験にもたらすために開発された映画音声フォーマットです。 5.1ch(L/C/R/Ls/Rs/LFE)にディスクリートチャンネルを2ch追加し、サラウンドをサイドのLRとリアのLR、合計4chにすることで、映画の興奮度をさらに高め、観客を映画の世界に引き込みます。
ドルビーサラウンド7.1では、サウンドトラックの空間感と音声の解像度が向上します。
その結果、作品の視覚的インパクトに適した、様々な表現に対応した音響効果を実現できます。
音の左右の移動や定位を向上させるだけでなく、個々のサウンドがよりクリアで明瞭になります。
また、リスニング空間の「スイートスポット」を拡大します。
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『ドルビーデジタル5.1』です。
映画の他にBlu-ray Disc / DVDの標準音声仕様となっているドルビーデジタル5.1は、劇場、ホームエンターテイメント、TV放送からモバイルに至るさまざまなメディア、デバイスで広く使われる代表的なサラウンド音声仕様です。フロントの3ch(L/C/R)と左右のサラウンド(Ls/Rs)に加え、低域専用チャンネル(LFE)により、左右(L/R)の従来型ステレオチャンネルに比べ、観客をアクションやドラマの中心に引き込みます。