- 内容紹介
- 紀元1600年、天下分け目の関ヶ原……敵陣突破の撤退戦「島津の退き口」「捨てがまり」で敵将の首を狙うは島津豊久!! 生死の狭間で開いた異世界への扉……現在では無い何時か、現実では無い何処かへ、戦国最強のサムライは、新たな戦世界へ招かれる!! 異才・平野耕太が描く新世界が今、拡がる……

※2014年5月26日(月)時点での書籍を紹介していますが、ご購入される段階で価格変更となっている場合があります。また予告なくタイトルが変更になる場合があります。

人気の戦国武将といえば、織田信長、徳川家康、豊臣秀吉、上杉謙信、伊達政宗、武田信玄、真田幸村。彼らの「何」が現代人を惹きつけるのか。知力、判断力、忠誠心、人徳、信頼、そしてリーダーシップ。名将の生き様そのものが最大の魅力なのかもしれません。

藩主の居城にして要塞でもある「城」。戦国時代、鉄砲の出現によって起きた戦闘の変化に合わせて城や城郭も進化していきます。戦闘だけではなく自然災害にも耐えた築400年の熊本城は、勇壮な姿とともに当時の高度な築城技術を現代に見ることができます。

川中島、桶狭間、関が原。天下平定されるまで数えきれない戦(合戦)が行われてきました。何が勝利に導き、何が敗北の要因だったのか?名だたる武将が基本とした中国の兵法など、戦略、戦術を現代に生かす極意を教えてくれます。

戦国時代、武士の武器といえば、弓、槍、そして刀。刀工といわれる鍛冶職人が日本独自の技術で作り上げる日本刀は、戦闘能力が高い武器としてだけではなく美術品としても海外から高い評価を受けています。最近は、武士道精神の象徴として映画やコミックで描かれることが多くなりました。

室町時代に生まれた東山文化の中でも、茶道本来の目的「人をもてなすことの本質」を説いた茶の湯は、織田信長や豊臣秀吉によって戦国時代に完成されました。「おもてなし」、「侘び寂び」の精神は、現代の日本人の精神・美意識・文化としてしっかりと根付いています。

平安時代に公家の間で流行るも、源平合戦での敵味方の区別は紅白旗だった紋も室町時代になって武家の印として存在を強め、戦国時代で確立されました。欧州と日本にしかない紋。日本では冠婚葬祭時や企業のロゴでしか見る機会がなくなってしまいました。
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