文学賞

7月20日(水)更新
第167回芥川賞・直木賞受賞作品発表!

本屋大賞

2004年設立。「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本」をキャッチコピーに、書店員の投票によりノミネート作品・受賞作が決定。年1回、4月発表。

2022年(第19回) 本屋大賞 受賞作品

2022年 本屋大賞 受賞作品

逢坂 冬馬
同志少女よ、敵を撃て

第19回 本屋大賞 受賞作品
発売前からSNSで話題! 史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作 アクションの緊度、迫力、構成のうまさは只事ではない。とても新人の作品とは思えない完成度に感服…

2022年 本屋大賞 2位~10位

青山美智子

2021年本屋大賞2位『お探し物は図書室まで』の著者、新境地にして勝負作! メルボルンの若手画家が描いた1枚の「絵画(エスキース)」。日本へ渡って30数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいくーー。2度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇…

第2位

【2022年 本屋大賞ノミネート】【第165回直木賞候補作】【第9回静岡書店大賞受賞】【キノベス!2022 第4位】最終話に仕掛けられた一話目への伏線。気付いた瞬間、心を揺さぶる、鳥肌モノの衝撃が襲う!!読売新聞、日経新聞、本の雑誌……各紙書評で絶賛の声続々!

第3位

朝井リョウ

生き延びるために、手を組みませんか。いびつで孤独な魂が、奇跡のように巡り遭うーー。あってはならない感情なんて、この世にない。それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだーー共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か?…

4位

成長著しいIT企業「スピラリンクス」の最終選考。最終に残った六人が内定に相応しい者を議論する中、六通の封筒が発見される。そこには六人それぞれの「罪」が告発されていた。犯人は誰か、究極の心理戦スタート。

5位

西加奈子

思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。どれだけ傷ついても、夜が深くても、必ず明日はやってくる。

6位

小田雅久仁

近未来の日本、悪名高き独裁政治下。世を震撼させている感染症「月昂」に冒された男の宿命と、その傍らでひっそりと生きる女との一途な愛を描ききった表題作ほか、二作収録。「月」をモチーフに、著者の底知れぬ想像力が構築した異世界。足を踏み入れたら最後…

7位

知念実希人

ミステリを愛するすべての人へ当作の完成度は、一斉を風靡したわが「新本格」時代のクライマックスであり、フィナーレを感じさせる。今後このフィールドから、これを超える作が現れることはないだろう。 島田荘司ああびっくりした、としか云いようがない…

8位

米澤 穂信

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか…

9位

町田そのこ

辛かった哀しかった寂しかった。痛みを理由にするのって、楽だった。でも……。千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、自分を捨てた母・聖子がいた。他の同居人は、娘に捨てられた彩子と、聖子を「母」と呼び慕う恵真…

10位

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2022年 本屋大賞翻訳小説部門 受賞作品

ソン・ウォンピョン
三十の反撃

第19回 本屋大賞翻訳部門 受賞作品
2020年本屋大賞翻訳小説部門第1位『アーモンド』の著者が放つ待望の第2弾!すべての人に勇気をくれる傑作。第5回 済州4・3平和文学賞受賞作品『アーモンド』が人間という存在そのものへの問いかけだとすれば、『三十の反撃』は、どんな大人になるかという問いへの答えである…

2022年 本屋大賞翻訳小説部門 2位~

ホリー・ジャクソン

彼は殺人犯ではないと証明する。それが、わたしの自由研究。ブリティッシュ・ブックアワード受賞Amazon.comで7000レビュー英米で大ベストセラーの謎解きミステリ!高校生のピップは自由研究で、5年前に自分の住む町で起きた17歳の少女の失踪事件を調べている…

翻訳小説部門 第2位

カズオ イシグロ

ノーベル文学賞受賞第一作。カズオ・イシグロ最新作、2021年3月2日(火)世界同時発売! AIロボットと少女との友情を描く感動作…

翻訳小説部門 第3位

過去の本屋大賞 受賞作品

本屋大賞 受賞作品

【2021年本屋大賞・受賞作】自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる。注目の女性作家・町田そのこの初長編作品!…

2021年

凪良ゆう

**【2020年本屋大賞受賞作】【映画化決定 2022年5月公開】監督・脚本 李相日出演 広瀬すず、松坂桃李横浜流星、多部未華子ほか愛ではない。けれどそばにいたい。新しい人間関係への旅立ちを描いた、息をのむ傑作小説。**最初にお父さんがいなくなって…

2020年

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき…

2019年

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。 

2018年

近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。

2017年

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翻訳小説部門受賞作品

ディーリア・オーエンズ

ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが…

2021年

ソン・ウォンピョン/矢島暁子

【2020年本屋大賞翻訳小説部門第一位受賞作!】“感情”がわからない少年・ユンジェ。ばあちゃんは、僕を「かわいい怪物」と呼んだーー韓国で30万部突破!「書店員が選ぶ今年の本」(2017)に選ばれた感動のベストセラー小説、ついに上陸! 扁桃体…

2020年

アンソニー・ホロヴィッツ

アガサ・クリスティへの完璧なオマージュ×イギリスの出版業界ミステリ ミステリ愛に満ちた瞠目の傑作 1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけて転落したのか、あるいは……。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。燃やされた肖像画、屋敷への空巣、謎の訪問者、そして第二の無惨な死。病を得て、余命幾許もない名探偵アティカス・ピュントの推理はーー。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!

2019年

アンソニー・ホロヴィッツ

構想15年 ミステリ界のトップ・ランナーによる圧倒的な傑作登場! 名探偵アティカス・ピュントのシリーズ最新作『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読み進めた編集者のわたしは激怒する。ミステリを読んでいて、こんなに腹立たしいことってある? いったい何が起きているの? 勤務先の《クローヴァーリーフ・ブックス》の上司に連絡がとれずに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想もしない事態だったーー。ミステリ界のトップ・ランナーが贈る、全ミステリファンへの最高のプレゼント。夢中になって読むこと間違いなし、これがミステリの面白さの原点! 解説=川出正樹

2019年

ステファニー・ガーバ

ようこそ、世界最大のショーへ!すべては演技。偽りの世界です。

※電子発売未定

2018年

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芥川賞

1935年設立。菊池寛により提唱。日本文学振興会により選考される、日本で最も有名な文学賞のひとつ。年2回、1月と7月に発表。

第167回芥川賞(2022年上半期)
受賞作品

高瀬隼子
おいしいごはんが食べられますように

第167回芥川賞受賞作品
「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。 職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。 ままならない人間関係を、食べものを通して描く傑作。

第167回芥川賞(2022年上半期)
候補作品

年森瑛
N/A

選考会で異例の満場一致! 第127回文學界新人賞受賞作松井まどか、高校2年生。うみちゃんと付き合って3か月。体重計の目盛りはしばらく、40を超えていない。ーー「かけがえのない他人」はまだ、見つからない。優しさと気遣いの定型句に苛立ち…

文藝編集部
あくてえ(『文藝』夏季号)

緊急掲載 ウラジーミル・ソローキン「プーチン 過去からのモンスター」新連載 朝吹真理子「ゆめ」創作 綿矢りさ/彩瀬まる/でか美ちゃん/山下紘加/新胡桃/藤原無雨特集1 怒り 感情だけは奴らに渡すな短篇:阿部和重/小川哲/山内マリコ/谷崎由依/ジョヴァーニ・マルチンスエッセイ:残雪/石内都/チャン・ウンジョン/町屋良平/永井玲衣…

小砂川チト
家庭用安心坑夫

日本橋三越の柱に、幼いころ実家に貼ったシールがあるのを見つけたところから物語は始まる。狂気と現実世界が互いに浸食し合い、新人らしからぬ圧倒的筆致とスピード感で我々を思わぬところへ運んでいく。誌上発表後、新聞各紙絶賛、話題沸騰の受賞作を緊急刊行…

鈴木涼美
ギフテッド

第167回芥川賞候補作にして、『「AV女優」の社会学』『体を売ったらサヨウナラ』などで知られる鈴木涼美の、衝撃的なデビュー中編。歓楽街の片隅のビルに暮らすホステスの「私」は、重い病に侵された母を引き取り看病し始める…

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過去の芥川賞受賞作品

第166回芥川賞受賞作!ずっと遠くに行きたかった。今も行きたいと思っている。 自分の中の怒りの暴発を、なぜ止められないのだろう。自衛隊を辞め、いまは自転車便メッセンジャーの仕事に就いているサクマは、都内を今日もひた走る…

2021 下半期

その島では〈ニホン語〉と〈女語〉が話されていた 記憶を失くした少女が流れ着いたのは、ノロが統治し、男女が違う言葉を学ぶ島だったーー。不思議な世界、読む愉楽に満ちた中編小説…

2021 上半期

デビュー作にして、第165回芥川賞受賞作!コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う。静謐な祈りをこめて描く鎮魂の物語。ドイツの学術都市に暮らす私の元に、震災で行方不明になったはずの友人が現れる…

2021 上半期

宇佐見りん

【第164回芥川賞受賞作】逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上しーー。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。

2020 下半期

高山羽根子

第163回 芥川賞受賞作。この島のできる限りの情報が、いつか全世界の真実と接続するようにーー。沖縄の古びた郷土資料館に眠る数多の記録。遠く隔った場所にいる友とのオンライン通話。台風の夜にあらわれた幻の宮古馬。世界が変貌し続ける今、しずかな祈りが切実に胸にせまる感動作。

2020 上半期

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直木賞

1935年、芥川賞とともに創設される。大衆小説作品に与えられる文学賞。日本文学振興会により選考。年2回、1月と7月に発表。

第167回直木賞(2022年上半期)
受賞作品

窪美澄
夜に星を放つ

第167回直木賞受賞作品
かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集。コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して…

第167回直木賞(2022年上半期)
候補作品

河崎秋子
絞め殺しの樹

あなたは、哀れでも可哀相でもないんですよ。北海道根室で生まれ、新潟で育ったミサエは、両親の顔を知らない。昭和十年、十歳で元屯田兵の吉岡家に引き取られる形で根室に舞い戻ったミサエは、ボロ雑巾のようにこき使われた…

呉勝浩
爆弾

東京、炎上。正義は、守れるのか。些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。直後、秋葉原の廃ビルが爆発…

永井紗耶子
女人入眼

『商う狼』で新田次郎賞をはじめ数多くの文学賞を受賞。大注目の作家が紡ぐ、知られざる鎌倉時代を生きた女性たちの物語。「大仏は眼が入って初めて仏となるのです。男たちが戦で彫り上げた国の形に、玉眼を入れるのは、女人であろうと私は思うのですよ」…

深緑野分
スタッフロール

戦後ハリウッドの映画界でもがき、爪痕を残そうと奮闘した特殊造形師・マチルダ。脚光を浴びながら、自身の才能を信じ切れず葛藤する、現代ロンドンのCGクリエイター・ヴィヴィアン。CGの嵐が吹き荒れるなか、映画に魅せられた2人の魂が、時を越えて共鳴する…

 直木賞候補作品一覧はこちら

過去の直木賞受賞作品

今村翔吾

越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助けられる。匡介は源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)(=石垣作りの職人集団)の飛田屋で育てられ、やがて後継者と目されるようになる…

2021 下半期

米澤 穂信

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか…

2021 下半期

佐藤 究

メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう…

2021 上半期

澤田 瞳子

鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とはーー。父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。不世出の絵師、河鍋暁斎が死んだ。残された娘のとよ(暁翠)に対し、腹違いの兄・周三郎は事あるごとに難癖をつけてくる…

2021 上半期

西條奈加

【第164回 直木賞受賞作】「誰の心にも淀みはある。でも、それが人ってもんでね」江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには「心淋し川(うらさびしがわ)」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び…

2020 下半期

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このミステリーがすごい!

1988年から宝島社より発行されている、ミステリー小説のブック・ランキング。ランキング結果や作家アンケート、書評を加えた同タイトルのガイドブックが書店に並ぶのは年末の風物詩。年1回、12月発表。

このミステリーがすごい!2022年版(宝島社) ※順不同

『このミステリーがすごい!』編集部
このミステリーがすごい! 2022年版

33年の信頼と実績を誇る、新作ミステリーランキングブックです。巻頭には、2021年最も注目された作家のひとりである加藤シゲアキさんへのインタビューを収録。ほかにも、 ・米澤穂信さん作家生活20周年記念インタビュー&陸秋槎さんとの特別対談…

国内編

米澤 穂信

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の到達点。『満願』『王とサーカス』の著者が挑む戦国×ミステリの新王道。

佐藤 究

メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう…

国際指名手配犯の君島がミャンマー奥地で逮捕された。日本初となる国産機甲兵装開発計画の鍵を握る彼の身柄引取役として官邸は警視庁特捜部突入班の三人を指名した。やむなくミャンマー入りした三人を襲う数々の罠。沖津特捜部長は事案の背後に妖気とも称すべき何かを察知するが…

今村昌弘

入ったが最後、姿を見ることは二度とない。“廃墟テーマパーク”にそびえる奇怪な屋敷。深夜侵入した葉村と比類子を異形が襲う。シリーズ累計100万部突破!『屍人荘の殺人』シリーズ第3弾!!“廃墟テーマパーク”にそびえる「兇人邸」…

阿津川辰海

館が沈めば、探偵も、犯人も、全員死ぬ濁流押し寄せる館の連続殺人。雨が止むころ、僕らは生きているのか。☆☆☆2019年『紅蓮館の殺人』(講談社タイガ)がスマッシュヒットを記録し、2020年『透明人間は密室に潜む』(光文社)が続々ランクインの26歳による最高傑作!…

 このミステリーがすごい!2022年版(宝島社)国内編

海外編

アンソニー・ホロヴィッツ

あの『カササギ殺人事件』の続編登場!合計16冠獲得、累計70万部突破のミステリ界のトップランナーによる極上の犯人当てミステリ!『カササギ殺人事件』から2年。クレタ島でホテルを経営する元編集者のわたしを、英国から裕福な夫妻が訪ねてくる…

アンソニー・ホロヴィッツ

アガサ・クリスティへの完璧なオマージュ×イギリスのホテルで起きた殺人。謎解きが二度も味わえる、至高の犯人当てミステリ!“すぐ目の前にあってーーわたしをまっすぐ見つめかえしていたの”名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』を読んだ女性は…

ホリー・ジャクソン

彼は殺人犯ではないと証明する。それが、わたしの自由研究。ブリティッシュ・ブックアワード受賞Amazon.comで7000レビュー英米で大ベストセラーの謎解きミステリ!高校生のピップは自由研究で、5年前に自分の住む町で起きた17歳の少女の失踪事件を調べている…

ハンナ・ティンティ

アメリカ最高のミステリーに与えられるエドガー賞最優秀長編賞最終候補。わたしの父の身体には、たくさんの銃弾が刻んだ傷跡があるーー。全米の書評を絶賛の声で埋めつくした、少女と銃と父と、いまは亡き母の物語…

台湾発、私立探偵小説の新たなる傑作が登場!監視カメラの網の目をかいくぐり、殺人を続ける犯人の正体は?劇作家で大学教授でもある呉誠(ウーチェン)は若い頃からパニック障害と鬱病に悩まされてきた。ある日、日頃の鬱憤が爆発して酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまう…

 このミステリーがすごい!2022年版(宝島社)海外編

過去のこのミステリーがすごい!選出作品

【ミステリランキング3冠!】*第1位『このミステリーがすごい! 2021年版』国内編*第1位〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10 国内部門*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 国内篇一年だけの高校生活。夏休み中に遭遇した不可能殺人…

2021 国内編

アンソニー・ホロヴィッツ

【ミステリランキング4冠!】*第1位『このミステリーがすごい! 2021年版』海外編*第1位〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10 海外部門*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇*第1位『2021本格ミステリ・ベスト10』海外編…

2021 海外編

死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超常の力だけ。だがその魔手は彼女へと迫りーー。…

2020 国内編

アンソニー・ホロヴィッツ

史上初めて7冠を制覇した『カササギ殺人事件』に並ぶ傑作登場!謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は自分が殺されると知っていたのか…

2020 海外編

渡辺探偵事務所の沢崎のもとに望月皓一と名乗る金融会社の支店長が現われ、赤坂の料亭の女将の身辺調査をしてくれという。沢崎が調べると女将は去年亡くなっていた。顔立ちの似た妹が跡を継いでいるというが、調査の対象は女将なのか、それとも妹か…

2019 国内編

その他注目の文学賞

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