
DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞は、DEGジャパンが主催し、1年間に国内で発売されたブルーレイソフトを対象として、ブルーレイの特徴を最も生かした映画作品を、ユーザー投票・審査員投票によって審査・表彰するアワードです。
第9回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞では、2016年1月1日~12月31日に国内で発売・販売されたブルーレイタイトルの中から、ブルーレイタイトルの制作においてブルーレイの特色を最も引き出し、特に優れた作品を選出し、表彰いたします。
審査員の選評
3Dとしてはもちろん、同梱された2Dディスクも高品位であり、圧倒的な総合力によって満場一致でグランプリに選出。本作ではファルコン号や砂漠に沈む宇宙船、背景に至るまで、隅々まで緻密で自然な描写が行き届き、CG特有の“かきわり感”を一切感じさせない完成度の高さだ。CGを使わずセット撮影された人物たちや、宇宙船の内部の質感や風景への溶け込みもたいへん見事。音響も5.1chサラウンドが観る者を包み込み、3Dの距離感や質感も巧みに計算され尽くされている。シリーズ原点の「エピソード4」のアナログライクな良さを尊重し、BDの特長を最大限に活かしてデジタルへ見事に昇華させたという意味でも、グランプリに値する素晴らしい作品だ。
審査員の選評
雪山に漂う空気の鮮度や温度まで感じさせるほど、圧倒的な高画質で自然の驚異を映し出す。自然光による雪の明暗、刻々と変わる木洩れ日、焚火の炎の揺らぎなど、HDR撮影によって自然をありのまま生々しく捉えた映像と音が、4K映像に余すことなく封入されている。
審査員の選評
ファルコン号のキャノピーはしっかりと丸く立体的で、人物一人ひとりの顔の膨らみも自然に現れている。しかも前後の距離や奥行再現にも違和感がなく、長時間観ても快適。制作者の意図が立体感や質感、距離感に緻密に反映されており、3Dの技術・表現の成熟ぶりをダイレクトに感じさせる作品だ。
審査員の選評
火星の砂粒まで微細に捉えながらも、ノイズがほとんど浮き上がらず実にクリア。宇宙ステーションもCGっぽさがなく精密に活写。砂風が吹き荒ぶシーンや静けさが漂うシーンなど、状況に応じて色彩が自在に変化する絵づくりも目を見張る。宇宙描写の新境地を切り拓いた作品だ。
審査員の選評
夢見心地のような感覚で見惚れるほどの映像美。被写界深度を浅くした画質設計が特徴的で、6K撮影の恩恵によって背景をきれいにボカし、被写体を浮き上がらせる。この明快な意図を感じさせる奥行き感は、表現力に余裕があるBDならでは。これまでの邦画の常識を超えた岩井監督のディレクターズ・インテンションが隅々に行き渡る注目作。
審査員の選評
TVドラマでここまでできるのかと、驚きを禁じ得ないハイクオリティだ。魅力的に齢を重ねた主人公ふたりの肌の質感が実にきめ細かく、シーンごとに乱れがちな肌の色調も安定し違和感が全くない。街並みや車、街路樹などの鮮明なディテールにも制作陣のこだわりが滲む。
審査員の選評
驚きの高画質。一瞬の動きも逃さないハイスピード撮影によって、サケに喰らいつくヒグマの躍動や毛並みのヴィヴィットさ、サケの艶やかな鱗や見開いた目、アラスカの水の質感まで、自然の姿を見事に掬い上げた映像は圧巻。最高峰の高感度映像を受け止めきるBDだからこその凄みを体感できる。
審査員の選評
ロジャー自らがトランペットを吹く導入シーンから非常に鮮明でクリア。照明が暗いライブシーンでは、暗がりの黒の中にも多くの階調が見られ、映像全体を引き締めている。そこからCGや爆破などの演出が入り、一気にクライマックスを迎える映像の爆発感は圧巻だ。
審査員の選評
実写とCGの組み合わせという、アニメの新たな映像表現を切り拓いた。ペーパークラフトで作られた王子と飛行士の紙特有の質感を見事に映し出し、動きも滑らかで繊細。マクロレンズを駆使し、被写体に近接してコマ撮りで丹念に撮影した努力の結晶を、BDで存分に味わえる。
審査員の選評
日本アニメ独特の線画描写にCG技術を巧みに織り交ぜ、色の階調やグラデーションがきめ細やかで美しく、全体がみずみずしい透明感と輝きに満ちている。端々に放たれる光の強さも印象的だ。BDには、劇場鑑賞と見劣りしないほど高精度の映像美が収められている。
審査員の選評
緻密な描写の数々にCG技術の凄みをまざまざと感じさせ、TVアニメがこれほどの進化を遂げたことが画期的。トリケラトプスの表面のディテールや立体感をはじめ、ブリキやビニールなど様々な材質のオモチャたちの質感も描き分け、いずれも本物と見紛うばかりだ。
審査員の選評
ベルリン・フィルのBDの中でも、本作は断トツの完成度。音のキレ、艶、味わい、広がりのいずれも素晴らしく、まるで音が飛んでくるような疾走感が味わえる。オーケストラの音響にソリスト(独奏者)の奏でるヴァイオリンの美音が登り立つ、コントラスト感も見事だ。
審査員の選評
ドルビーアトモスの特長をフルに活かし切った作品。楽器一つひとつの音が繊細に拾い上げられ、視聴空間全体に重層的に響き渡る臨場感が素晴らしい。とりわけギターソロの導入では、スチール弦のシャープな音が会場の雰囲気を一変させる様子が手に取るように伝わる。
審査員の選評
マシンガンや光線の音、主人公のふたりがぶつかり合う音、建物の破壊音などが複雑に作り込まれ、痛みをも感じさせるほどの迫力だ。効果音と音楽が天井から降り注ぐ中で両者が闘い、雨音を天井と足元双方から響かせるなど、ドルビーアトモスの立体的な音響デザインにも舌を巻く。
審査員の選評
有名な舞踏シーンをはじめ全編に渡って色が精細で、ノイズやぼけも極限まで排除。人物や衣装の質感にも深みが増し、バート・ランカスターの疲れや苦悩も手に取るように伝わる。同一作品がグランプリ(第4回)と本賞を受賞するとは驚きだが、まさにその快挙が納得できるクオリティ。
審査員の選評
高輝度・高彩度というHDRの良さを極限まで引き出した点が高評価を集めた。イェーガーの立体的な表面に鮮明な光が反射する姿など、白く飛びがちな明るい部分にもきちんと色が乗り、あらゆるところに高輝度・高彩度な色があり、観るだけで体中が色に染まる感覚。制作者の本来の意図を存分に家庭で楽しめる1本だ。
審査員の選評
生々しく鮮やかな映像にして、潮の満ち引きによる波音の違いまで伝える高音質。島の雰囲気全体を鮮度高く保存し、余計な説明や演出を一切不要とした。ハイレゾ=音楽作品という既成概念を打破し、環境映像の新境地を拓いた点を賞賛したい。
ユーザー・コメントより
「μ’s」の集大成となったファイナルライブのBD。この東京ドーム公演は、これまでの楽曲や、初披露の楽曲を含め、6年間の歴史を彩った音楽と、みんなが一体となって作り上げられた最高のライブであり、まさに青春そのもの! アニメとリンクしたライブ構成も、さらにそれを超えた、ライブだからこそ実現したパフォーマンスも楽しむことができ、そういった瞬間のメンバーの表情まで楽しめるのが、このBDの特徴だと思います。唯一無二の熱狂と感動!「いまが最高!」と思えるライブです。
【第1回グランプリ】
【第2回グランプリ】
【第3回グランプリ】
【第4回グランプリ】
【第5回グランプリ】
【第8回グランプリ】
DEGジャパンは映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが一体となって 次世代のデジタルエンターテイメント市場のさらなる成長を目的とする活動を行う 業界団体です。
DEGは1997年に米国で「The DVD Video Group」としてDVDの普及を目的に設立され、 会員となった映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが協力して活動展開を行う ことでDVDの普及において多大な貢献をしてきました。その後、活動目的を次世代 デジタルエンターテイメントの普及とし名称をDigital Entertainment Group (DEG)と 改め、DEGジャパンならびにヨーロッパのDEG Europeとともに幅広いホームエンター テイメントの普及活動をグローバルに展開しています。
DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞は、DEGジャパンが主催し、1年間に国内で発売されたブルーレイソフトを対象として、ブルーレイの特徴を最も生かした映画作品を、ユーザー投票・審査員投票によって審査・表彰するアワードです。
審査委員が一堂に会する選考会にて審査を行い、ノミネート作品の中から各部門の受賞作品、グランプリ作品を決定。
ユーザー大賞のみ、一般ユーザーからの投票より決定。
受賞作品発表 2017年2月15日(水)
【 BDタイトルアワード 】
・グランプリ
・ベストUltra HD Blu-rayTM賞
・ベストBlu-ray3DTM賞
・ベスト高画質賞:
映画部門 (洋画)
映画部門 (邦画)
TVドラマ部門
企画映像部門
ライブエンターテイメント部門
アニメ部門 (洋)
アニメ部門 (邦)
アニメ部門 (TV・その他)
・ベスト高音質賞
音楽部門 (クラシック)
音楽部門 (ポップス他)
音響効果部門
・ベストレストア/名作リバイバル賞(旧作品の画質・音質を修復)
・審査員特別賞
・ユーザー大賞
・レンタルユーザーが選ぶ特別賞
【アンバサダー 】栗山千明
【 審査員 (敬称略) 】
審査委員長
麻倉怜士(AV評論家)
審査委員
本田雅一(AV評論家)
藤原陽祐(AV評論家)
青木眞弥(株式会社キネマ旬報社 キネマ旬報編集長)
米崎明宏(株式会社近代映画社 スクリーン編集局長)
小川純子(株式会社KADOKAWA DVD&ブルーレイでーた編集長)
泉哲也(株式会社ステレオサウンド 月刊HiVi編集部エディトリアルサポート)
縣 良輔(ぴあ株式会社 ぴあMovie Special 編集長)
山本伸夫(日経BP社 日経エンタテインメント! 編集長)
椎葉克宏(株式会社oricon MEコンフィデンス編集長)
角 清人(株式会社KADOKAWA Newtype 編集長)
川井久恵(株式会社徳間書店 アニメージュ編集長)
馬渕 悠(株式会社学研プラス アニメディア編集長)
DEGジャパン機器メーカー会員