きのね下　（新潮文庫　新潮文庫）
宮尾登美子

ユーザ評価 4.22（33件）
| レビューを書く

880円（税込）送料無料

この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります（10件）

※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。

商品情報

発売日： 1999年04月
著者／編集：宮尾登美子(著)
シリーズ：きのね
レーベル：新潮文庫　新潮文庫
出版社：新潮社
発行形態：文庫
ページ数： 464p
ISBN： 9784101293110

商品説明

内容紹介（「BOOK」データベースより）

夢み、涙し、耐え、祈る。梨園の御曹司、雪雄に仕える光乃の、献身と忍従の日々。雪雄の愛人の出産や、料亭の娘との結婚・離婚にも深くかかわる光乃。一門宗家へ養子に行く雪雄につき従い、戦中の、文字通り九死に一生の苦難をも共に乗り越えた光乃。続く戦後の混乱期、雪雄の子を宿していると気づいた光乃の、重い困惑と不安…。健気に、そして烈しく生きた、或る女の昭和史。

商品レビュー（33件）

総合評価: 4.22

ブックスのレビュー（8件）

レビューを見る（8件） / 書く

(無題)

みみら2007

評価 5.00

投稿日：2011年03月05日

つらいとか大変とか、この主人公の女性には関係なかったんでしょう。ただ、そばに居られることが一番大切なこと。
そこまで人を愛せるってどういうことなんだろうと思います。耐えて耐えて耐え抜いた者にしか知ることのできない幸せが、確かにそこにあったのですね。彼女は世界一幸せな女性なのかもしれません。私にはできないけど、嫉妬に苦しみながらも、そこに辿り付けた主人公がうらやましく思いました。梨園とか芸術とかあんまりわからないけど、実在した一人の女性として、ぽつんとうつむいて生き抜いた存在を確かに感じずにはいられません。12代目団十郎さんには今、大変なことが多いのですが、なんかすごくがんばってほしいと思いました。
一晩で一気に読み上げましたので再度じっくりと読みたいと思います。きっとまた、泣いてしまうでしょうね。

1人が参考になったと回答
(無題)

yumiri8131

評価 5.00

投稿日：2019年08月20日

読みたいなと思い購入したらすぐにポストしはいっていて、嬉しく読むことができまたよんで想像を絶する主人公の人生を垣間見ることが出来ました。

0人が参考になったと回答
新聞で…

購入者さん

評価 4.00

投稿日：2017年02月10日

読売新聞で宮尾登美子さんと山崎豊子さんの作品比較紹介のような記事がありきになって購入しました。

0人が参考になったと回答