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  • 青い壷新装版(文春文庫)[有吉佐和子]
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青い壷新装版(文春文庫)[有吉佐和子]
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青い壷 新装版 (文春文庫)
有吉 佐和子

1位 文庫部門 楽天ブックス週間ランキング(2025年01月06日-2025年01月12日)ランキングを見る

781(税込)送料無料

商品情報

  • 発売日:   2011年07月08日頃
  • 著者/編集:   有吉 佐和子(著)
  • レーベル:   文春文庫
  • 出版社:   文藝春秋
  • 発行形態:   文庫
  • ページ数:   352p
  • ISBN:   9784167137106

商品説明

内容紹介(出版社より)

NHK「おはよう日本」(11・28) 
   「100分de名著」有吉佐和子スペシャル(12・23) 
  で話題沸騰!
  
半世紀前に書かれた小説が、ついに累計60万部を超えました。
昭和も令和も変わらぬ人間模様、リアルな生活描写を
青い壺が絶妙に映し出す、絶対品質保証のエンタメ作。

シングルマザーの苦悩、すれ違う夫婦、
相続争いに悩む娘の言葉を聴いてドキリとする親…

人間の奥深く巣食うドロドロした心理を
小気味よく、鮮やかに描き出す絶品の13話の中には
あなたの知っている人が必ずいます。

「誰かと語り合いたくなる」--
壺にハマる人、ますます増えています!


(内容)

第一話
青磁ひとすじに制作を続ける陶芸家の省造。ある日デパートの注文品とともに焼きあがったその壺は見る者を魅了した。

第二話 
定年後、家でぼんやりする夫を持てあました妻は、世話になった副社長へのお礼にデパートで青い壺を買い、夫に持たせた。

第三話
副社長である夫の部下の女性と、甥っ子を見合いさせるため二人を自宅に呼んだ芳江は、今どきの人たちに呆然とする。

第四話 
青い壺に美しく花を生けようと奮闘する芳江。孫を連れた娘の雅子が急に帰ってきて、婚家の醜い遺産争いを愚痴るのだが。


第五話
老いて目が見えなくなった母親を東京の狭いマンションに引き取った千代子。思いがけず心弾む生活だったが……。

第六話
夫婦ふたりで、戦後の焼け跡から始めたこぢんまりとしたバア。医師の石田は、「御礼」と書いた細長い荷物を置いて帰った。

第七話
息子の忘れ物としてバアのマダムが届けてくれた壺をみて、老婦人は、
戦時中に外務官僚だった亡き夫との思い出がよみがえり、饒舌に語りだす。

第八話
長女が嫁ぎ、長男はアメリカに留学。姑が他界したある日、夫にレストランに誘われ……


第九話
女学校の卒業から半世紀、弓香は同級生たちと久しぶりに京都で集まる。戦争を経て子育ても終えた彼女たちは、家庭の状況も経済状態もそれぞれで。


第十話
母校だったミッションスクールの初等科に栄養士として就職した、弓香の孫娘の悠子。野菜を食べさせたいと工夫を凝らすが、ある日……。

第十一話
世話になったシスターが45年ぶりにスペインに帰郷するときいた悠子は、青磁の壺をプレゼントする。壺はついに、海をわたる!


第十二話
スペイン旅行中に急性肺炎になったという入院患者の男は、病室に飾った青い壺に触られそうになると、怒鳴るのだった。

第十三話
高名な美術評論家を訪ねた陶芸家の省造。スペインで見つけた「12世紀初頭」の掘り

内容紹介(「BOOK」データベースより)

無名の陶芸家が生み出した美しい青磁の壷。売られ盗まれ、十余年後に作者と再会するまでに壷が映し出した数々の人生。定年退職後の虚無を味わう夫婦、戦前の上流社会を懐かしむ老婆、四十五年ぶりにスペインに帰郷する修道女、観察眼に自信を持つ美術評論家。人間の有為転変を鮮やかに描いた有吉文学の傑作。

著者情報(「BOOK」データベースより)

有吉佐和子(アリヨシサワコ)
昭和6(1931)年、和歌山生まれ。昭和31年に『地唄』で文壇デビュー。紀州を舞台にした『紀ノ川』『有田川』『日高川』三部作、世界初の全身麻酔手術を成功させた医者の嫁姑問題を描く『華岡青洲の妻』(女流文学賞)、老人介護問題に先鞭をつけ当時の流行語にもなった『恍惚の人』、公害問題を取り上げた『複合汚染』など意欲作を次々に発表し人気作家の地位を確固たるものにする。多彩かつ骨太、エンターテインメント性の高い傑作の数々を生み出した。昭和59年8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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商品レビュー(120件)

総合評価
 4.10

ブックスのレビュー(11件)

  • Eテレ100分de名著にて紹介からの購入
    猫も杓子も、斯々然々。XLIVわたくし…母76たまゆら。。。代理にて候
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2025年01月09日

    ーー 幻の名作、時代は違えど染み入る心象風景ーー
    【 昭和の高度成長期の日本が舞台、
    青い壺を巡る色々な人の人生物語。】

    熟練の陶工の手によって生まれた砧青磁の壺は、譲られ売られ、はたまた盗まれ、ときには海を越えて、幾多の人々の手をわたっていき
    そのときどきの持ち主や周囲の人間模様を、滑らかな陶面に映し出していく ーー
    ーー 派手な展開を期待しがちな現代、
    モノだけではない機微の豊かさに触れ
    モノに頼り 調子よく合わせていきる今の貧しさが表れるような気がしてくる内容
    ーー
    ーー
    私が特にグッときたのは・白内障の母と娘の話 、
    老いて目が見えなくなった母親を引き取り 寄り添い合いながら暮らす千代子; ーー 実体験と重なりキュン
    ー & ー
    ・女学校の卒業から半世紀、弓香は同級生たちと久しぶりに京都で集まる ーー 離れる時期を経て再会する女性達はいつの時代も・・・
    ーー
    ーー
    一話一話はショートストーリーだが、
    コミカルさの中に社会問題がぶすっと刺さってきたりほっこりしたり
    濃縮内容を40代で書いた有吉佐和子さん やっぱりスゴイ !

    1人が参考になったと回答

  • (無題)
    さえ09237652
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2025年01月03日

    頼んでからの配送が早くて、この年末年始に読む事ができました。
    ストーリー展開が面白く一気に読み終えました。

    1人が参考になったと回答

  • (無題)
    イブとベル
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2024年12月25日

    まだ読んでいませんが有吉佐和子さんの本をテレビで放送しているので買ってみました。読み終えたら他の本も読みたいと思います。

    1人が参考になったと回答

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