内容紹介

ストーリー

【解説&ストーリー】
映画と音楽の伝説が鮮やかによみがえった。85年前、オペラの殿堂、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で妖艶な美貌と絹の歌声で一世を風靡したプリマ、ジェラルディン・ファーラーが歌った「カルメン」はオペラの伝説になった。のちの「十戒」などスペクタクルの巨匠セシル・B・デミル監督の映画「カルメン」に初出演して目もくらむセックス・アピールを発散し、デミルの濃厚な官能描写は、初期ハリウッド映画の伝説になった。 龍騎兵ドン・ホセはタバコ工場に働く野性の女カルメンの色香に迷い、罪を犯して密輸団に身を投じる。移り気なカルメンは闘牛士エスカミリオに心を奪われ、亭主面をするホセがわずらわしい。よりを戻してくれと頼むホセは、怒りと絶望のあまりカルメンを突き殺した。 メリメのフランス文学史に輝く名作を映画化、デミル監督個人所有のプリントを原版に、デミルが指示した着色を実行した。当時サイレント時代の映画館に配布された伴奏音楽の楽譜(ビゼーのオペラ「カルメン」より編曲)を発見、85年前の上映形態と興奮がよみがえる。
【解説】
伝説の妖艶な歌姫ファーラーと若き日の巨匠デミルが激情をこめた不朽の愛を完全復刻!