学ぶとはどういうことか
佐々木 毅
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商品説明
内容紹介
「勉強」だけで満足できますか?「学ぶ」とは人生を何度も生きるために「学び続ける」ことである。
現代の碩学が大学生から勉強し直し世代にまで贈る「知のアリーナ」への招待状。
学ぶといっても作法がある。たんに情報を「知る」段階から、「理解する」「疑う」「超える」という段階を経て、はじめて「勉強」は「学び」に発展するのだが、通常、人は「知る」「理解する」段階で学んだと思って自己満足している。しかしこれは、その時々のデータを更新する繰り返しの作業にすぎない。受験秀才や能吏になれても、現在のような激しい時代の変化に対応できる人材になることはできない。
本書は「学びの塔」である東大の総長を務め、かつ政治思想史の碩学で政治という「歴史の中で人間を動かす学問」を研究と現実とで行ってきた著者が、長年の教育実践をもとに、福沢諭吉、アリストテレス、ヘーゲルやマルクスの知の軌跡に分け入りつつ示す、「勉強」を超えて到達する「学び」の境地。旧来の常識や手本を学び、それを超えて自由になることは、人生の可能性を大きく切り開く。「学び方=生き方」なのだ。だから本書は、長寿時代の生き方ガイドでもある。
○「学び」の四段階ーー「知る」「理解する」「疑う」「超える」
○「勉強」と「学び」の関係
○新聞を読む「学び」の危うさ
○「考える専門家」と「考えない専門家」
○「見立て」の技法
○学校と社会の「常識」から自由になるために……ほか
【著者紹介】
佐々木 毅(ささき・たけし)
1942年秋田県生まれ。専攻は政治学、西洋政治思想史。法学博士。1978年東京大学法学部教授。2001年4月から2005年3月まで東京大学総長。現在は学習院大学法学部教授。今も旺盛な評論活動を続ける、現代最高の知性の一人。
著書に『政治学講義』『政治学の名著30』 (ちくま新書)『マキアヴェッリと『君主論』』 (講談社学術文庫)『民主主義という不思議な仕組み』(ちくまプリマー新書)『現代政治学の名著』(中公新書)『プラトンの呪縛』(講談社学術文庫)『政治学は何を考えてきたか』(筑摩書房)ほか多数。
内容紹介(出版社より)
本書は「学びの塔」である東大の総長を務め、かつ政治思想史の碩学で政治という「歴史の中で人間を動かす学問」を研究と現実とで行ってきた著者が、長年の教育実践をもとに、福沢諭吉、アリストテレス、ヘーゲルやマルクスの知の軌跡に分け入りつつ示す、「勉強」を超えて到達する「学び」の境地。旧来の常識や手本を学び、それを超えて自由になることは、人生の可能性を大きく切り開く。
「勉強」だけで満足できますか?
「学ぶ」とは人生を何度も生きるために「学び続ける」ことである。
現代の碩学が大学生から勉強し直し世代にまで贈る「知のアリーナ」への招待状。
学ぶといっても作法がある。たんに情報を「知る」段階から、「理解する」「疑う」「超える」という段階を経て、はじめて「勉強」は「学び」に発展するのだが、通常、人は「知る」「理解する」段階で学んだと思って自己満足している。しかしこれは、その時々のデータを更新する繰り返しの作業にすぎない。受験秀才や能吏になれても、現在のような激しい時代の変化に対応できる人材になることはできない。
本書は「学びの塔」である東大の総長を務め、かつ政治思想史の碩学で政治という「歴史の中で人間を動かす学問」を研究と現実とで行ってきた著者が、長年の教育実践をもとに、福沢諭吉、アリストテレス、ヘーゲルやマルクスの知の軌跡に分け入りつつ示す、「勉強」を超えて到達する「学び」の境地。旧来の常識や手本を学び、それを超えて自由になることは、人生の可能性を大きく切り開く。「学び方=生き方」なのだ。だから本書は、長寿時代の生き方ガイドでもある。
○「学び」の四段階ーー「知る」「理解する」「疑う」「超える」
○「勉強」と「学び」の関係
○新聞を読む「学び」の危うさ
○「考える専門家」と「考えない専門家」
○「見立て」の技法
○学校と社会の「常識」から自由になるために……ほか
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「学ぶ」とは人生を何度も生きるために「学び続ける」ことである。現代の碩学が大学生から勉強し直し世代にまで贈る「知のアリーナ」への招待状。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 東日本大震災と「学ぶ」ということー「想定」の呪縛/第2章 『学問のすゝめ』から「学び」を読み解くー「学び」の歴史的定式化/第3章 変革の武器としての「学び」-「変えられないもの」を「作り変えられるもの」に/第4章 「学び」の四段階ー「勉強」で到達できないもの/第5章 何を「学ぶ」のかー学ぶ人のあり方/第6章 「学ぶ」ことの可能性と限界をめぐってー真の「学び」は「可能性の束」として現実にこだわること/第7章 専門性と「学ぶ」ことープロフェッショナルの魂を求めて/第8章 政治にみる「学び」の姿ー「学ぶ」ことに終わりはあるか?
著者情報(「BOOK」データベースより)
佐々木毅(ササキタケシ)
1942年生まれ。今も旺盛な評論活動を続ける政治思想史の重鎮。1965年東京大学法学部卒業後、法学部助手、助教授を経て1978年に教授。2001年に第二七代東京大学総長、2005年に退任し、学習院大学法学部教授、東京大学名誉教授、日本学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(19件)
- 総合評価
- 3.24
-
文章が難しい、というか、読みにくい。。。
- 酒肴
- 投稿日:2012年05月03日
ある有名なコンサルタントの方がオススメしていたので購入。
著者は元東大学長でもあり、大変頭の良い方のようです。
が、凡人の私にはとても読みにくい本でした。
「学ぶ」という言葉が毎行毎行繰り返し出てきます。
それ以外にも、特定の言葉を何度も被せるように書かれているので
私にとっては大変読みににくかったのです。
せっかく購入したので、冷や汗かきながら何とか1度通読しました。
どのような方であればオススメできるのか考えたのですが
思い浮かびません。。。
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