商品情報
- 発売日: 2010年03月
- 著者/編集: ルース・スタイルス・ガネット, わたなべしげお
- 関連作品: エルマーの冒険
- レーベル: 世界傑作童話シリーズ
- 出版社: 株式会社 福音館書店
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 128p
- ISBN: 9784834000139
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- 3,960円 (税込)
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動物島に捕らえられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます…。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。 |
![]() これは僕の父さん、エルマーのお話です。エルマーがまだ小さかった頃、ある冷たい雨の日に年取ったのら猫に出会いました。エルマーはのら猫から、どうぶつ島に捕らえられているかわいそうなりゅうの子の話を聞き、助けに行こうと決心します。リュックの中に、チューインガム、桃色の棒付きキャンディー2ダース、輪ゴム1箱、黒いゴム長靴、磁石1つ、虫めがね6つ、違った色のリボン7本、「クランべり行き」と書いた大きなからの袋……などなどをつめて、猫といっしょに船の待っている港に向かいました……。 ![]() 子供の冒険心をくすぐる、ワクワクドキドキが連続の幼年童話。見返しに描かれたどうぶつ島、みかん島の地図が、「エルマーといっしょに出かけよう!」と言わんばかりに物語の世界に誘います。この地図にはエルマーの足跡が簡潔な説明文で併記されていて、お話のできごとを確認しながら読み進めると、読者もいっしょにどうぶつ島を訪ねているかのような疑似体験が味わえます。 優れた物語は関連性を持たせた構想・設定が展開の中で効果を発揮しますが、この作品の場合、読者を魅了するキーはエルマーがリュックにつめた持ち物の数々。まるでジグソーパズルのピースがぴたりと合うように、偶然に持ち合わせたはずの物がそれぞれの窮地でおもしろおかしく用いられ、本作品の人気の理由を明かします。また、登場する動物たちの個性的な口調は、物語を演出する格好のスパイス。りゅうの子は青と黄色のしま模様で、このカラフルな視覚イメージは子供心をくすぐる要因になっています。 エルマーはりゅうの子をどのように助け出すのか……、いっしょに冒険に出発です!--(ブラウンあすか) ![]() 6歳の誕生日にプレゼントし、夜寝る前に、1章だけ読み聞かせてあげました。そして本棚に並べ、あとは知らんぷりと決めました。 寝る前の読書が親子の習慣です。 この頃息子のお気に入りはもっぱら「図鑑」の類。物語には興味を示さないかな、とも思っていたのですが、何日か後に、黙々と「エルマーのぼうけん」を読んでいる息子の姿が。 そして数日後、「おもしろかったー!」と満足しきった笑顔で読み終えていました。 「ママ、エルマーがね」 と、まるで「今日保育所で誰々くんがね」と教えてくれるのと同じような調子で、本の主人公がしたこと、言ったことを教えてくれます。 今の息子にとって、自分に近く、友達のような存在に感じられたのでしょう。 6歳の男の子って、自分だってすぐにもすごい冒険に出発できると信じているようなところがありますね。 一度読み終えた後も、時々本棚から取りだしては、気に入ったところを読み返しているようです。 絵本から、文章が主体の本への移行期に出会う本は、子供にとって大きな意味をもつような気がします。 本っておもしろい、と心から思えるような経験を積んでほしい。そんな思いにこたえてくれる、すばらしい作品です。(ころぼっちさん 30代・宮城県 男の子6歳) ![]() |
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商品レビュー(333件)
- 総合評価
4.51
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母娘ともどもますます本好きになりました
- lullan
- 投稿日:2012年12月15日
小1の娘に読んで聞かせました。今までは長い話は途中で飽きてしまっていたのですが、このお話は物語にすっかり引き込まれて聞いていました。
この本を読んで以来、物語の楽しさにハマったようでどのお話も楽しく聞いてくれるようになりました。
感想も聞かせてくれるので、私も読んであげるのが楽しくなりました。
この本が、長い間良書に選ばれている理由が良く分かりました。15人が参考になったと回答
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不朽の名作
- 購入者さん
- 投稿日:2011年12月24日
子どもへの誕生日プレゼントの一つとして三部作まとめて購入しました。
今まで、たくさんの本を読み聞かせてきましたが、
これほど喜んだ本はなかなかありませんでした。
さすが、不朽の名作ですね。
男の子なら、これを読まずして大人になることなかれ!4人が参考になったと回答
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「絵本」から「本」へのステップアップに
- こだぬき5872
- 投稿日:2011年11月21日
5歳の子供に読み聞かせましたが、とても楽しんで聞いていました。続きを知りたい!と思わせる力があるストーリーです。ただ、「主人公エルマーの息子が、エルマー(=父)から子どもの時の冒険について聞かされたお話を書いた本」という体裁をとっているため、主人公を指し示す言葉として「エルマー」「父さん」が混在しています。さらに「父さん」という(一般的に大人を指し示す)言葉と「冒険をする少年エルマー」のイメージが結び付きにくく、5歳のわが子には最初は「?」なことも多かったよう・・・・それなりの読解力、理解力がある年齢の子でないと、「なんかよくわからん話」になってしまう可能性もあるように思います。5歳では微妙に早かったかも?小学校低学年のお子さんにはとてもお勧めです。
2人が参考になったと回答