
おおきな おおきな おいも 鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)
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商品情報
- 発売日: 1982年04月
- 著者/編集: 市村久子(原案), 赤羽末吉(著・絵)
- レーベル: 福音館創作童話シリーズ
- 出版社: 株式会社 福音館書店
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 88p
- ISBN: 9784834003604
商品説明
内容紹介
幼稚園の子どもたちが共同で描いたとてつもなく大きなさつまいもをめぐって、子どもたちの空想が無限に広がっていく愉快なお話。実際の園での遊びからヒントを得て作られました。内容紹介(情報提供:絵本ナビ)
![]() いよいよ明日はいもほり遠足。あおぞらようちえんの子ども達は、それはそれは楽しみにしています。ところが…当日は雨。いもほり遠足は一週間延期です。先生は仕方ありませんねって言うけれど。「つまんない つまんない」でも大丈夫。おいもは7つ寝ると、いっぱい大きくなって土の中で待っててくれるんですって! そのおいも、どのくらい大きくなっていると思う? 子ども達は想像しているうちに紙に描いてみたくなりましたよ。大きな大きな紙を用意して、それでも足りないからのりで貼り合わせてもっと大きくして。絵具を筆で「ごし ごし しゅっ しゅっ」「ぴちゃ ぴちゃ しゃっしゃっ」…もっと紙を足して。もっともっと。ああーーーすごい!!絵の具で描いたおいもの大きいこと、大きいこと。先生もびっくり仰天。「こーんな大きなおいも、どうやって掘り出すの?」さあさあ、そこから子どもたちの素敵な想像の世界が膨らんでいきます。綱引きみたいにして引っこ抜いて、ヘリコプターでようちえんまで運び、みんなで洗ったら、プールに浮かべ…!?発売から40年以上経ってなお読まれ続けているこのお話。実際の園での遊びからヒントを得て作られたのだそう。自分たちの想像を超えたとんでもなく大きなおいも。そのインパクトは一度読んだら忘れることはありません。「いもざうるす」や「おいもパーティ」、印象に残っているシーンは沢山あるけれど、その全てがシンプルな線画。そこに効果的に使われているのが、サツマイモを思わせる紫一色のみというのも驚かされます。それでも子どもたちの生き生きと動き回る様子や、先生の役割、主役であるおいもの桁外れな存在感が伝わってくるからです。いもほり遠足の前に。雨で退屈になっている子どもたちに。お絵描きやごっこ遊びが大好きな子どもたちに。子ども達の心を存分に刺激してくれる絵童話です。 (絵本ナビ編集長 磯崎園子) ![]() 雨で中止のいもほりえんそく。 『待てば待つほど、おいもは大きくなるよ!』 先生のなぐさめのことばから、広がったおおきなおおきなおいも。 こどもの想像力は無限。 コレ、ほんもののおいもほりより、ずっと楽しいかも(笑) どんなときでも、ポジティブに変えてくれる こども達の発想力に脱帽です! この本の一番素敵なところは、おいも以外の絵が、 実に簡素に描かれていること☆黒の線のみ。 だって、主役はやっぱり『おいも』!! 描いて、掘って、遊んで、食べて。 オマケはやっぱりオ・ナ・ラ☆ おいも、無駄なく使い切りましたー♪(しゅうくりぃむさん 40代・大阪府 女の子5歳) 【情報提供・絵本ナビ】 |
内容紹介(出版社より)
ここは、あおぞらようちえん。子どもたちが楽しみにしていた、いもほり遠足の日、雨が降って1週間延期になってしまいました。
「つまんない」「つまんない」「つまんない」
「かさを さして いけば いいんだ!」
「ながぐつ はいて いけば いいんだ!」
「かっぱ きて いけば いいんだ!」
と、子どもたちはとても残念がります。
でも、「だいじょうぶ だいじょうぶ おいもはね 1つ ねると むくっと おおきくなって 2つ ねると むくっ むくっと おおきくなって(略)いっぱい おおきくなって まっててくれるよ」と先生が教えてくれましたので、大きな紙においもを描くことにしました。
ごしごし、しゅっしゅっとみんなでおいもを描くと、紙が足りません。えっさか、ほっさか紙をつなげて、とうとうおおきなおいもの絵が完成しました!(どれだけ大きいかは、本を見て確認してくださいね。ページをめくるたび、読んでもらっている子どもたちの目が輝きます。)
でも、こんな大きなおいもどうやって抜いて、どうやって運ぶ?
ここから子どもたちの空想が広がります。
つなひきのように全員の力を合わせてぬいた大きなおいもを、ヘリコプターで幼稚園へ。プールに浮かべて船にしたり、怪獣にしたり……。いっぱい遊んで満足したら、次はもちろん「おなかが すいたから たべちゃうの」 天ぷら、焼いも、大学いもをたくさんつくって、おいもパーティー開催です。
大きなおいもをめぐる、子どもたちの空想がたくさんつまったゆかいな絵童話で、読み聞かせにもぴったりです。作者は、『スーホの白い馬』、『ももたろう』などで知られる赤羽末吉さん。表紙にも記されているとおり、鶴巻幼稚園・市村久子先生の園遊びからヒントを得て作られました。
今作は、刊行から50年以上のロングセラー「親子三世代で楽しんでいます」「実際に園の現場で同じようなお絵描きをしました」「秋になると必ず読み聞かせして、盛り上がります」という声をいただいています。これから先も、たくさんの子どもたちに楽しんでもらえたらと思います。
更新日:2025年06月25日
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商品レビュー(225件)
- 総合評価
4.67
ブックスのレビュー(144件)
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子どもの喜び方が違う!
- gaf
- 投稿日:2008年03月09日
自分が幼児時代一番好きな絵本でした。
実際大人の目で改めてみてみると結構なページ数ですが、子どもを膝に座らせ、「ちょっと大げさな」表現で読み聞かせてあげると、5歳の2歳の姉妹二人とも飽きずにキャッキャと喜んで聞いていました。
夕食後に読んだのですが、読後も「いもざうるす〜!!」などと、寝る時間まで大騒ぎするほど気に入った様子。
また、これまでさつまいもがあまり好きじゃなかった長女からは、「こんど大学いもとてんぷら食べてみたい!」とせがまれたり(笑)。
結論として、家族みんなで和める良書です。
図書館で借りるのもいいですが、ぜひ家に置いて何度も読ませたい本です。4人が参考になったと回答
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今の子でも楽しめる本
- 絵具
- 投稿日:2011年01月25日
1972年発刊。子供のころ大好きで毎日のように読んでいた本です。
娘(6)もよく本棚から引っ張り出してきては読んでいます。
しかし、おいもを食べて出たおならでロケットのように飛び上がるシーンの
「いもらす 1ごう、いもらす 2ごう…」と言ういかにも70年代な名前は理解できていないようです。2人が参考になったと回答
-
おもしろくって
- dendenfukuda
- 投稿日:2010年04月21日
病院の待合いにおいてあった絵本です。子供がはまってしまいました。子供の視点なんでしょうね。とてもおもしろい絵本です。
2人が参考になったと回答




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