内容紹介（出版社より）

西洋医を志す学生のための、まったく新しい漢方教育指南！

漢方教育現場の教える人がいない、教え方がわからない、魅力ある講義の仕方がわからない、西洋医がどのように漢方の講義すればよいのかなどの疑問。そして教えれば教えるほど漢方嫌いになる学生が増えるという懸念の声に応えてアンチ漢方をつくらないためのまったく新しい漢方教育メソッド。

「モダン・カンポウ」では西洋医が西洋医学的治療の補完医療として保険適応漢方エキス剤で対処します。つまりその立ち位置で漢方に興味がある西洋医が講義をすればよいのです。ほとんどの学生は西洋医になりたいのであって、純粋な漢方医を目指す学生はごくまれです。西洋医を志す学生のための講義を行えば、それで必要十分なのです。

目次（「BOOK」データベースより）

第１章（漢方との出会い／私の漢方勉強法／漢方診療の実際／漢方医としての生き甲斐）／第２章（魅力的な授業をするために／西洋医を志す学生を教える時の注意点／西洋医だからこそ教えられる点／必修授業は選択授業とは異なる　ほか）

著者情報（「BOOK」データベースより）

松田邦夫（マツダクニオ）
１９２９年出生。１９５４年東京大学医学部医学科卒業。１９５５年東京大学医学部附属病院沖中内科入局。１９６９年大塚敬節先生に師事。１９７２年東京都駒込に漢方・松田医院開業。１９９１年社団法人日本東洋医学会会長

新見正則（ニイミマサノリ）
１９５９年出生。１９８５年慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部一般・消化器外科。１９９３年英国オックスフォード大学医学部博士課程。１９９８年Ｄｏｃｔｏｒ　ｏｆ　Ｐｈｉｌｏｓｏｐｈｙ取得。２００２年帝京大学医学部外科准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）