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大奥秘聞 綱吉おとし胤 （集英社文庫）
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商品説明
内容紹介
華麗で甘美な官能と、歪んだ秘密の世界綱吉は、側用人の妻と娘に手を出し、苦しんだ娘婿が自害するという悲劇を起こす。一方、柳沢吉保に下げ渡した側室が男児を出産。大奥で男児が生まれぬ皮肉に母・桂昌院は…。(解説/石坂 啓)
内容紹介（「BOOK」データベースより）
八百屋の娘お玉は、利発な美少女。ある日、僧に「天下人を産む相がある」と告げられる。その予言を信じた母親が思い切った行動を起こし、お玉は江戸城大奥へ…。そこには、誰よりも先に男子を産むため、将軍の閨への熾烈な競争が！側室、正妻、生母たちが、勢力を得るため権謀術数を巡らす。嫉妬や苦悩、時には滑稽な位の親子愛など、家光から綱吉時代の大奥の真実を生き生きと描く。
著者情報（「BOOK」データベースより）
植松三十里（ウエマツミドリ）
静岡市出身。昭和５２年、東京女子大学史学科卒業後、婦人画報社編集局入社。７年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、フリーランスのライターに。平成１５年「桑港にて」で歴史文学賞受賞。平成２１年「群青 日本海軍の鮮を築いた男」で新田次郎文学賞受賞。同年「彫残二人」で中山義秀文学賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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商品レビュー（2件）
- 総合評価
ブックスのレビュー（1件）
-
折角のイイ作品なのに・・・。
- dosankoジュエリーH
- 評価
4.00
- 投稿日：2020年10月15日
将軍綱吉と関係した女性達についての話で、とても面白いです。ただ1点・・まことに残念、文中に誤植なのか原文が誤記かは不明ですが、第五章のクライマックスで、側用人の屋敷を訪れた綱吉に夜の相手として妻を差し出すよう命じられた側用人の娘婿が激高し、綱吉の胸倉を掴みかかった場面で、義父が婿を後ろから羽交い絞めにして制止した際、咄嗟に綱吉の太刀持ち小姓が太刀の鞘ごと羽交い絞めにされている婿の胸を叩き気絶させた大盛り上がりの場面で、なんと婿の名を記すべき箇所が義父の名が書かれている事です。一字違いの似た名前とはいえ誤記とは・・・あまりのお粗末さで折角イイ場面の描写が名前を間違え台無し、唖然としガッカリです。誤植なら大失態。原文の誤記ならお粗末。残念。
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