ノンちゃん 雲に乗る (福音館創作童話シリーズ)
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商品情報
- 発売日: 1967年01月22日頃
- 著者/編集: 石井桃子(著), 中川宗弥(絵)
- 関連作品: ノンちゃん雲に乗る
- レーベル: 福音館創作童話シリーズ
- 出版社: 株式会社 福音館書店
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 288p
- ISBN: 9784834000795
商品説明
内容紹介
ノンちゃんは8歳の女の子。新学期からは級長になる優等生です。それなのに、東京へのお出かけにつれていってもらえませんでした。悲しくて家を出たノンちゃんは、近くの神社の境内にある大きなモミジの木に登りますが、バランスを崩して木の下の池に落ちてしまいます……。気がついたら、ノンちゃんはふしぎなおじいさんと一緒に雲の上に立っていました。ノンちゃんは、おじいさんにさそわれるままに「生い立ちの記」を語りはじめます。戦後出版されると同時に多くの読者に感銘を与えた名作。今も変わらぬ新鮮さに溢れた日本童話の古典です。小学校中級から。【出版社より】
ノンちゃんは、雲の上の世界のおじいさんに、自分の家族のことを話します。おじいさんは、いじわるなにいちゃんのことを「いい子だ」と褒め、優等生のノンちゃんのことはあんまり褒めてくれません。それどころか、「そういう子は、よくよく気をつけんと、しくじるぞ!」というのです。おどろくノンちゃんでしたが、家族のことをじっくり思い出して話しているうちに、自分の思い込みに気付きます……。『くまのプーさん』や「ピーターラビット」のシリーズなどの翻訳で知られ、日本の児童文学の発展につくした石井桃子さんによるファンタジー。子どもの心の動きが、繊細に、リアリティを持って描かれています。子どもが読めば、ノンちゃんやにいちゃんなどそれぞれの立場で共感し、大人が読めば、自分の子ども時代を懐かしく思い出すことでしょう。
内容紹介(情報提供:絵本ナビ)
![]() ロングセラーですので、私が子どもの頃、図書館に数冊並んでいたような本だったと思います。 なのに、なぜか読んだことがありませんでした。 おそらく、明朝体?の線の細い活字がずらっと並んでいるのを見て、読み通せる自信がなかったのだと思います。日本の長編物語は悲観的で、欧米の物語にあるような前向きな姿勢がないという先入観もありました。 装丁も、挿絵もアーティスティックに振りすぎて、今の私にとっては好みなのですが、子どもの頃の私は魅力を感じなかったのでしょう。 もう少し文字の線が太い本はたとえ長編でもいくらでも読んでいたのですけどね… さて、大人になってこの本を手に入れ、読んでみて、なぜ、子どもの頃に読まなかったのだろうと少し後悔しました。 主人公は子どもの頃の私にそっくりで、これほど共感できる相手もいなかったのではと思います。 雲の上の世界のできごとを描いたファンタジーであり、しかしそこで語られる内容はノンちゃんの日常であり…と、独特な構成が魅力的です。 また、ヨーロッパ的なファンタジーではなく「高砂のおじいさん」という極めて日本的な登場人物がノンちゃんと読者をファンタジーの世界に誘うのも素敵です。 真面目な優等生のノンちゃんと対照的な自由奔放なお兄ちゃん。高砂のおじいさんはお兄ちゃんの視点に立つことの大切さをノンちゃんに教えてくれます。立場の違いを考え、相手のことを思いやること。今の日本では果たしてどのくらいの大人がそれをできているだろうかと思います。 それから、「嘘をつかない」ということ。とても大事なことだと皆分かっているはずなのに、こちらも軽視している大人が多い気がします。 嘘をつかないという態度がどれほど大切か、そのことが非常に印象深く描かれている点も心に残りました。 最近、決してそのような教訓めいたことを表には出さずに、面白いストーリーの奥にそのような価値が感じられる物語の重要性が増しているような気がしてなりません。そのような意味でも心に留めておきたい作品です。 読み終えたあと何とも言えない気持ちになり、高校生の娘にも勧めました。娘も溜め息混じりに、この本が好きだと言っていました。 私がすっかり石井桃子さんのファンになってしまった一冊です。(てんちゃん文庫さん 40代・佐賀県 女の子18歳、男の子15歳、女の子10歳) 【情報提供・絵本ナビ】 |
商品レビュー(31件)
- 総合評価
4.37
ブックスのレビュー(3件)
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- 煙草魚
- 投稿日:2008年09月30日
まったくいうことなし。掛け値なく「いい物語」であります。大人が読んでも全く十分に唸ってしまう本です。もっと早く読んでおけばよかったと後悔しきり。43歳で読むことができてよかったです。娘や息子にもいつか読んでもらいたいなあと思いました。
1人が参考になったと回答
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昭和の子どものキモチ
- 購入者さん
- 投稿日:2011年07月02日
とても面白かったです。
ずっと気になっていた本なので、ようやく読めてよかったと思いました。
時代的に少し古いお話ですが、昭和のなつかしさが漂いつつ、斬新な感じもしました。と同時に、どんな時代でも子どものキモチは変わらないなという気もしました。0人が参考になったと回答
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- 和み あずき
- 投稿日:2009年05月19日
大橋のぞみちゃんのCDを聞いて、読みたいとの事で買いました。
昭和のお話のようですが、真剣にあっという間に読んでました。0人が参考になったと回答
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