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ひとつめのくに　（せなけいこ・おばけえほん）

せなけいこ

ユーザ評価 3.82（19件）
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商品情報

発売日： 1982年08月
著者／編集：せなけいこ
レーベル：せなけいこ・おばけえほん
出版社：童心社
発行形態：絵本
ページ数： 1冊（頁
ISBN： 9784494004027

商品説明

内容紹介（情報提供：絵本ナビ）

むかしのお話です。「ひとつめこぞう」をつかまえて見世物にしようと、見世物師の男が旅に出ました。江戸から100里もいったところで旅人の話のとおり、ひとつめの女の子を見つけます。「おいで、おじさんがいいものあげるから」とつかまえようとしますが、「あーん　おかあちゃーん！」女の子の大声を聞きつけた人がたくさん追いかけてきて・・・とうとう捕まった男、引き立てられた奉行所でひょいと顔をあげ周りを見ると・・・なんと、自分以外みんなひとつめ！？場所が変われば「見世物にされる」立場が逆転してしまうこわさとおもしろさ。せなけいこさんの描くおばけ絵本は小粋でユーモラス、かわいい貼り絵が特徴ですが、さらにお話の内容のちょっぴり不気味なところがたまらない魅力なんです。せなさんはちゃきちゃきの東京生まれ。亡きおつれあいは落語家でいらしたそう。江戸のお話が堂に入り、オチが何となく落語っぽいのもうなずけます。中表紙で「ひとつめ」の女の子が舞い、最終ページで「ふたつめ」の男が半泣きの顔で舞っているのも見どころです。
（絵本ナビライター　大和田佳世）

ひとつ目おばけを探しに行って、誰もがひとつ目の人々が暮らしていたら、逆に2つ目玉の自分の方が珍しい存在なのだと、考えればごく自然な絵本でした。
かと言って、おばけと異文化交流することは嫌ですよね。
ちょうどパラリンピックが開催されている時に手にして、妙に深読みしてしまいました。
障がいも、ひとつの個性ですよね。
ひとつ目もひとつの個性かも知れません。
悪いことしなければ、理解しあえるおばけのようにも感じてきました。
おばけって怖いの？（ヒラP21さん　70代以上・千葉県　）

【情報提供・絵本ナビ】

商品レビュー（19件）

総合評価: 3.82

ブックスのレビュー（3件）

レビューを見る（3件） / 書く

大好きな作品の一つ

購入者さん

評価 5.00

投稿日：2024年11月17日

小さい頃自分で選んで買ってもらった思い出があり、お化けの世界にドキドキワクワクしながら何度も読んだ本。せなけいこさんが先日亡くなり、この本だけはと思い出して購入。子供心にはっとさせられた、物の見え方の違いに触れる素晴らしい一冊。

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こどもが返そうとしない

あじさい1980

評価 5.00

投稿日：2010年06月11日

息子はこの本を保育所で気に入り、何回かりるの！てくらい。だから買いました。ひとつめ。。。といって、何回読んだかしら。。。

0人が参考になったと回答
(無題)

love*hys

評価 4.00

投稿日：2005年11月17日

本屋さんでなかなか見かけないのでこちらで購入。寝る前にいつも読まされてます。

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