商品説明
内容紹介
君に私の息子の最後の言葉を贈りたいのです。親友を失った青年と、ある秘密を抱えた先生の間で交わされたメールを軸に織り成す、喪失と再生の物語。あの『悩む力』の著者が、苦難の時代を生きる若者たちに真剣に向き合った、注目の長編小説。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
先生と学生の心の交流。『母ーオモニ』から三年ぶりの長編小説。
著者情報(「BOOK」データベースより)
姜尚中(カンサンジュン)
1950年生まれ。東京大学大学院情報学環教授を経て、2013年より聖学院大学全学教授。専攻は政治学・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(74件)
- 総合評価
3.91
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心に沁みて切ない。
- 購入者さん
- 投稿日:2013年07月16日
姜尚中さんと学生さんのメールのやりとりを軸に、生と死を考えさせられます。
最後の方になって、姜さんが息子さんを自死で亡くされたことが書かれています。この本が書かれるまで、どれほど苦しまれたのかと思うと胸が痛みます。
NHKの深夜の番組で、ドキュメンタリー風に放映されていたのを見ました。
姜さんが尊敬されているという夏目漱石の「こころ」も思い出しました。3人が参考になったと回答
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母のリクエスト
- ヨッシーバンビーノ
- 投稿日:2013年06月09日
母のリクエストで、購入しました。私が読み始めたのが、最愛の人の死の直後だったこともあり、感慨深く、読了致しました。突然、いなくなったので、気持ちが現実を受け止めきれません。でも、この本に出会ったのも、必然の偶然だったのだと思います。この本で、姜さんが言いたかったことを消化して、私のエネルギーにしたい、と、感じました。
2人が参考になったと回答
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テレビで…
- 購入者さん
- 投稿日:2013年06月26日
報道ステーションで姜さんが出演された時に知りました…僕は今まで姜さんがテレビにコメンテーターなどで出られる際のコメントなどが好きでした…でこの本が報道ステーションで紹介され姜さんの一個人の部分を初めて知りました…映像を見た時と今コメントを書いてる僕の目には涙が流れてます…人は前を向いて生きなければいけない…いゃっ過去も大事なんです!今こうしてるのも過去があるからこそだと思います…僕も過去に色々とありました…人間不信になり心が痛み病みました…でもその過去があるからこその自分です!過去と未来を大事して生きて行きます…
2人が参考になったと回答
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