ももたろう (日本傑作絵本シリーズ)
松居直
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商品情報
- 発売日: 1982年10月
- 著者/編集: 松居直, 赤羽末吉
- レーベル: 日本傑作絵本シリーズ
- 出版社: 株式会社 福音館書店
- 発行形態: 絵本
- ページ数: 40p
- ISBN: 9784834000399
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![]() 昔、昔、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。 おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から桃がつんぶく かんぶく つうぶく かんぶくと流れてきます。おばあさんが家に持って帰った桃は、じゃくっと割れて、中からかわいい男の子が生まれました。その名も桃から生まれた桃太郎。桃太郎はすくすくと育ち、力強い少年に成長しました。 ![]() おなじみの日本昔話が、日本画を想起させる水彩で味わい深く描かれました。加えてこの作品の特徴は、独特の擬態語と言葉のリズムです。桃の流れてくる「つんぶく、かんぶく」、桃の割れる「じゃくっ」、赤ちゃん桃太郎の泣く声が「ほおげあ、ほおげあ」。「鬼が島の鬼が来て、あっちゃ村で米とった。こっちゃ村で塩とった。姫をさろうて鬼が島」など、すでに知られているお話が、聴覚を刺激する音と民話調の抑揚の生きた日本語で語られ生き生きとよみがえります。このリズムは大人にとっても魅力的。昔話のよさがぎゅっとつまった一冊です。--(ブラウンあすか) ![]() 改めて、「ももたろう」を読みたくなって借りてきました。 というのも、作者の松井直さんの講演を聞く機会があり、 松井さんなりの「ももたろう」のあり方、「鬼」の存在についてのお話を聞いたので、子どものころ読んだときには気付かなったアレやコレやをもう一度見てきたいなーと、思って。 「ももたろうはお姫様を鬼のところから救い出しに行ったのであって、鬼たちから宝物はもらわないんです。私の書いたももたろうは、鬼たちから“宝物をさしあげます”といわれても、断ってるでしょう?」(松井さん:談) そのページを見つけて、おーぉ、本当だぁ。たいていのお話では「宝物とお姫様をもらってくる」のに、なるほどー。 それから次のページ、鬼たちは鬼が島からももたろうたちの船に乗って、送り届けているんです。 よく見ると、舵取りをしているのが鬼たちじゃありませんかー。 “鬼”って、もともと百済から来た人たちのことを指していた。という説もあります。(もしかしたら、もっとロシアの方の土地の人だったかもしれませんよね? だから、普通の日本人と違って、身体も大きく体の色も違って見えたのかもしれません。たいていの鬼たちの描写は髪の毛が黄色でくるくるしてるし…。 《ももたろう》一つとっても、深く掘り下げて読んでみるといろいろお話の背景などが見えてきて面白いなーと、思いました。 松井さんのお話には出てきませんでしたが、この絵本で鬼の大将とももたろうが戦っているとき、 キジがさり気なくお姫様の楯になっているところにも気づきました!(キジ、カッコいいぞー) 幼児から大人まで、年齢に関係なく楽しめる日本の昔話です。ぜひ読んだことがある人、まだ読んでない人も、ぜひ一度手にしてみてください。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子16歳、女の子11歳) ![]() |
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商品レビュー(68件)
- 総合評価
4.44
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- すぴひな
- 投稿日:2010年03月02日
いろんなももたろうの絵本が出てますが、これに勝る物はないと思います。子どもの頃自分も読んでいました。
子どもの頃読んでいた本を親になった今振り返ってみると、大好きだった本は福音館の物が多い事に気づきました。読んであげ゛ながら一緒に楽しめて素晴らしい絵本だと思います。3人が参考になったと回答
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- K9373
- 投稿日:2008年12月05日
子どもに絵本を読んであげたくて購入しました。とても読みやすく、子どもも喜んで見ています。
3人が参考になったと回答
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(無題)
- TOM.M
- 投稿日:2007年01月11日
私が子供の頃に読んだままの絵本がまだまだ健在でした。言い回しが古いのですが、それだけに桃太郎の物語が十分楽しめると思います。私の息子もお気に入りの絵本です。
3人が参考になったと回答