![ひとりひとりのやさしさ[ジャクリーン・ウッドソン]](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/6143/9784776406143_1_2.jpg)
ひとりひとりのやさしさ
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商品情報
- 発売日: 2013年07月15日頃
- 著者/編集: ジャクリーン・ウッドソン(著), E・B・ルイス(絵), さくま ゆみこ(訳)
- 出版社: BL出版
- 発行形態: 絵本
- ページ数: 32p
- ISBN: 9784776406143
商品説明
内容紹介(情報提供:絵本ナビ)
![]() この絵本で向き合っているのは「やさしさ」について。主人公の少女クローイの心の動きを繊細に追いかけながら、誰もが記憶の奥底に持っているちょっとした苦み、痛みを伴う体験を呼び起こされます。その上でささやかれるアルバート先生の言葉は、クローイだけでなく読者の心の中へも問いかけてきます。「みずに おとされた ちいさな いし、ひろがる さざなみ・・・やさしさも、これとおなじなのです」雪が降り積もり、白く輝いてた冬のある朝。クローイのクラスにやってきたのは一人の女の子。「転校生のマヤですよ。」校長先生が紹介します。隣の席に座ったマヤにわらいかけられると、クローイは顔を窓の外に向けます。マヤの格好はみずぼらしく、お弁当もなんだかへん。時々一緒に遊ぼうと変わったおもちゃや古い人形を持ってくる。クローイはマヤを受け入れることができず、無視をしたり、からかったり。でも、ある日マヤの席がからっぽに・・・。美しい風景、小学校の教室や校庭、それぞれ個性豊かな子どもたち。そして多感で揺れ動く少女たちの表情。丁寧に、そして繊細に描き出されたそれらの絵を見ているだけでも、そのとまどいや後悔の心が伝わってきて胸にせまります。本当に大切なことはなにか。この世界をちょっとずつ良くしていくものは何なのか。クローイが「やさしさ」をマヤにとどける機会は訪れるのか。考え込むクローイのその顔に、わたしたちは希望をたくさずにはいられません。等身大で成長している子どもたちにこそ、今読んでもらいたい1冊です。 (絵本ナビ編集長 磯崎園子) ![]() 私がカウンセリングを勉強している先生が、道元の愛語という言葉について、優しさは心の底に眠っているので、それをかきおこさなくてはいけないということを言われることがあります。 読みながらふとその愛語のことを思い出しました。このお話の先生が言われる言葉の中に「ひとりひとりの やさしさが このせかいを ちょっとずつ よくして いくのですよ」という言葉があります。 人の心を動かしていくのが優しさであり、その根底にあるのは愛。 マヤに優しくできない「あたし」の中にも優しさは眠っているはず。でも周りを気にしたり、明日こそはと思っていたりしているうちにどんどん時間は経過していくのかもしれません。 優しくしたいのに優しくできない、笑顔で笑いかけるだけでもいいのにそれすらもできない。簡単なようだけれどもできなくて後悔だけが残ったというそんな経験、子どもの頃にはあったかもと。 「あたし」がこの経験を通して変わるきっかけになってくれたらいいなあと思いました。 ジャクリーン・ウッドソン、何気ない子どもの日常の中に潜むほろ苦い経験を描くのがうまい作家だと思います。 『百枚のドレス』にも通じる世界があるように思いました。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子11歳) ![]() |
内容紹介(出版社より)
ある朝、クローイのクラスに、転校生のマヤがやってきた。クローイは友だちと、マヤのみすぼらしい身なりや、変なお弁当を笑いあう。そんな日が、何日も何日もつづいた。そして、ついにマヤは学校にこなくなった。
担任のアルバート先生は、水の入った洗いおけに小石をおとし、やさしさについて話しはじめる……。そのとき、クローイは……。
新しい友だちとの出会い、無視しつづけた日々、とまどい、後悔……多感な少女の心のうごきを丁寧にすくいとった作品です。美しい絵とともに、ひとりひとりの心にせまります。子どもにも大人にも、ぜひ読んでほしい一冊。
文のジャクリーン・ウッドソンは国際アンデルセン賞作家賞を受賞しています。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
あるあさ、クローイのクラスにこうちょうせんせいがおんなのこをつれてはいってきた。「てんこうせいのマヤですよ」マヤのかっこうはみすぼらしい。おべんとうのなかみもへんだ。クローイたちは、そんなマヤをわらいあい…。マヤとの出会い、無視しつづけた日々。でもある日、クローイは大事なことに気づく…。実力派作家コンビが描く問題作。シャーロット・ゾロトウ賞受賞、コレッタ・スコット・キング賞オナーブック。
著者情報(「BOOK」データベースより)
ウッドソン,ジャクリーン(Woodson,Jacqueline)
1963年、アメリカ、オハイオ州生まれ。児童文学作家。『ミラクルズボーイズ』(理論社)でコレッタ・スコット・キング賞を受賞、『かあさんをまつふゆ』(光村教育図書)がコールデコット・オナーブック、『Show Way』がニューベリー・オナーブックに選ばれるほか、受賞歴多数。これまで、アフリカ系アメリカ人をモデルにした作品を数多く発表し、人種問題や思春期の少女の悩みなどを題材に鋭い視点で書きつづけている。現在、家族とニューヨーク州のブルックリンで暮らしている
ルイス,E.B.(Lewis,E.B.)
Earl Bradley Lewis。1956年、アメリカ、ペンシルヴァニア州生まれ。幼少の頃より、ふたりのおじの影響を受け、画家に。『Talkin’ About Bessie』でコレッタ・スコット・キング賞を受賞するなど、現在、注目の実力派イラストレーター。手がけた児童書は50点を超える。創作活動のかたわら、大学で絵を教えている。ニュージャージー州、フォルサム在住
さくまゆみこ(サクマユミコ)
1947年、東京生まれ。出版社勤務を経てフリーの翻訳家となる。現在は青山学院女子短期大学教授。「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(16件)
- 総合評価
3.50
-
(無題)
- エルンスト1962
- 投稿日:2020年06月15日
これは、ちょっと苦い読後感の本です。クローイのクラスに、ある日転校生のマヤがやってきます。しかしマヤの着ている服のみすぼらしさに、彼女の境遇を敏感に察したクラスのみんなは、誰もマヤに話し掛けようとしません。数か月後、マヤは学校に来なくなりますが、担任のアルバート先生は、クローイたちを責めることなく、優しさについて考える授業を行います。子どものストレートな残酷さと、もう取り返しのつかない自分の過ちを見つめる心の動きが、丁寧に描かれた水彩画を通して、読む者に伝わってきます。
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