内容紹介（「BOOK」データベースより）

家事を担う主婦の「仕事」とはー各時代の社会環境・条件に対応した主婦の日常行動に内在する特徴を描き出す。

目次（「BOOK」データベースより）

序章　データが示す現状ー歴史探訪に先立っておさえておくこと／第１章　植民地アメリカの主婦ー仕事の役割と権利／第２章　消費革命、独立革命、市場革命のなかでー変革の担い手、受け手としての主婦／第３章　「科学的家事」の提起、「終わりなき家事」の実践ー一九世紀主婦業の範囲と任務／第４章　家計の測定ー一九〜二〇世紀転換期の家庭の金銭収支と消費対象／第５章　買い物という仕事ー生産から消費へと転換する家事／第６章　耐久消費財が家庭に入るー主婦業の範囲をどう変えたか／第７章　ワーキング・マザー問題の諸側面ーワークとホームの関連をめぐる議論の展開／付章　チャイルド・ケア制度の歴史と現況へのノート

著者情報（「BOOK」データベースより）

森杲（モリタカシ）
北海道大学名誉教授、経済学博士。１９３６年札幌生まれ。１９６３年北海道大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。１９６５年から北海道大学経済学部助教授・教授。１９８９年から札幌大学経営学部教授、２００６年退職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）