内容紹介

ストーリー

【シリーズストーリー】
連邦宇宙域の端に位置する、カーデシアに見捨てられた辺境の前哨基地。時は2369年カーデシアとの長く血なまぐさい紛争を経て、ベイジョーのレジスタンスと宇宙艦隊の支援部隊は、ベイジョー星の軌道上に浮かぶ“テロック・ノール"を占領した。それは、かつてカーデシアが採掘基地として使っていた宇宙ステーションである。連邦惑星によって“ディープ・スペース・ナイン"と改名された宇宙ステーションは、ベンジャミン・シスコ司令官が率いる宇宙艦隊のクルーによって管理されることになった。シスコは過酷な戦闘経験を持ち、ボーグとの戦いで妻を亡くしてから間がない。しかしシスコは、クルーたちと共に、ステーションの移住者を統治していかなければならない。しかし住民は様々な異星人の集まりで、非友好的な者や不正を働く者も入り混じっている。思いもよらない個性が集まっているためDS9はユニークな社会となり、陰謀や悪事が起きる時もあれば、意外な協調関係が生まれることもある。カーデシアの反逆という脅威が常に存在する中、ベイジョー人は自分たちの問題を独自に解決することでDS9に貢献している。それはステーションに、激しい情熱と静かな精神世界の、奇妙な調和をもたらしている。さらに、フェレンギ人の商人や流動体生物の保安主任、クリンゴン人や地球人に、謎に包まれた神までが加わってDS9の社会はますます奥ゆきが深まってゆく。そして、遥か遠い未踏の宇宙域に通じる入り口が、ステーションのすぐ近くに発見されることで、孤立していたDS9の存在が銀河中に知れわたることになる……