内容紹介

ストーリー

【ストーリー】
南部のキャンフィールド家とマッケイ家は、互いに肉親の仇討ちを、繰り返してきた。雷雨の夜、ジョン・マッケイは相討ちに倒れ、その妻は、幼児を連れてNYへ引越す。それから20年。赤ん坊だったウィリー・マッケイは青年(バスター・キートン)となり、亡父の土地を相続するため故郷へ向かう。そこで巻きおこるひと騒動・・・。いわば「ロミオとジュリエット」パターンのアクション・コメディである。前半の、のんびりした汽車の旅は、カートゥーン(漫画映画)気分だが、南部に到着するや、キートンの体技を生かしたスリルと笑いの連続。とりわけ、キャンフィールド家の愛する娘を、滝壺に落下する寸前に救う離れ業は、巨匠G・W・グリフィスもC・B・デミルも顔負け。キートンの長編第1作は「キートンの恋愛三代記」(23)だが、日本公開はこちらが先になり、キネマ旬報の娯楽的優秀映画のベストテンの8位に選ばれた。