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サバイバル宗教論 (文春新書)

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商品情報

  • 発売日:   2014年02月20日頃
  • 著者/編集:   佐藤 優(著)
  • レーベル:   文春新書
  • 出版社:   文藝春秋
  • 発行形態:   新書
  • ページ数:   272p
  • ISBN:   9784166609550

商品説明

内容紹介

クリスチャンにして神学者である著者が、臨済宗相国寺で僧徒を対象に、「危機の時代における宗教」をテーマに行なった連続講義をまとめたのが、本書です。
仏教徒を前にクリスチャンが宗教について語る、という緊張感のある構図ですが、それだけに、読みやすいだけでなく、深みのある内容になっています。
講義は、久米島出身で過酷な沖縄戦を生きのび、戦後、価値観の空白を埋めるべく、キリスト教(プロテスタント)の洗礼を受けた佐藤氏の母親の話から始まります。「母は、だれにもキリスト教徒になれと勧誘することはなく、自分も宗教について母から教わったことはなかった。しかし、そんな母に、知らず知らずのうちに感化されたのではないか」と、宗教との最初の関わり合い、続いて、「神学に触れなければ外交官になることもなかった」と、同志社大学神学部で神学を学んだことの大きさが語られます。
まず、こうした自身の経験を踏まえたうえで、佐藤氏は、世界史において、そして現代において宗教がもつ意味を、さまざまな事例にもとづきながら、平易に説いていきます。
一見、世俗化が極限まで進んだ今日の日本社会に生きる私たちの感覚からすれば、宗教と政治は別物ですが、佐藤氏によれば、宗教の領域にまで入り込まずには、政治を内側から突き動かしている論理は捉えきれません。国内政治にしろ、国際政治にしろ、政治の真の姿は見えてきません。過去にしろ、今日にしろ、「民族」と「国家」の根底にあるのは、常に宗教的なものだからです。
本書の魅力は、「民族と宗教」、「国家と宗教」という、通常のジャーナリズムや学問の見方では捉えきれない難問に正面から取り組んでいる点にあります。とりわけ危機の時代において宗教がもつ重要性を、単なる「教養」ではなく、「生きた智慧」として教えてくれるのが本書です。

内容紹介(出版社より)

クリスチャンにして神学者である著者が、臨済宗相国寺で僧徒を対象に、「危機の時代における宗教」をテーマに行なった連続講義をまとめたのが、本書です。
仏教徒を前にクリスチャンが宗教について語る、という緊張感のある構図ですが、それだけに、読みやすいだけでなく、深みのある内容になっています。
講義は、久米島出身で過酷な沖縄戦を生きのび、戦後、価値観の空白を埋めるべく、キリスト教(プロテスタント)の洗礼を受けた佐藤氏の母親の話から始まります。「母は、だれにもキリスト教徒になれと勧誘することはなく、自分も宗教について母から教わったことはなかった。しかし、そんな母に、知らず知らずのうちに感化されたのではないか」と、宗教との最初の関わり合い、続いて、「神学に触れなければ外交官になることもなかった」と、同志社大学神学部で神学を学んだことの大きさが語られます。
まず、こうした自身の経験を踏まえたうえで、佐藤氏は、世界史において、そして現代において宗教がもつ意味を、さまざまな事例にもとづきながら、平易に説いていきます。
一見、世俗化が極限まで進んだ今日の日本社会に生きる私たちの感覚からすれば、宗教と政治は別物ですが、佐藤氏によれば、宗教の領域にまで入り込まずには、政治を内側から突き動かしている論理は捉えきれません。国内政治にしろ、国際政治にしろ、政治の真の姿は見えてきません。過去にしろ、今日にしろ、「民族」と「国家」の根底にあるのは、常に宗教的なものだからです。
本書の魅力は、「民族と宗教」、「国家と宗教」という、通常のジャーナリズムや学問の見方では捉えきれない難問に正面から取り組んでいる点にあります。とりわけ危機の時代において宗教がもつ重要性を、単なる「教養」ではなく、「生きた智慧」として教えてくれるのが本書です。

内容紹介(「BOOK」データベースより)

目に見える政治や経済の動きを追うだけでは、世界は分からない。民族や国家の原動力となり、実際に世界を動かしているのは、しばしば目に見えない宗教だ。宗教を知ることは単なる教養のためではない。今後の世界を生き抜くために必須の智慧だ。禅宗寺院の最高峰、京都・相国寺で行った特別講義の全4回テキスト!

目次(「BOOK」データベースより)

第1講 キリスト教、イスラーム教、そして仏教(母親の沖縄戦体験と信仰/父親の最期と葬儀 ほか)/第2講 「救われる」とは何か(宗教は何のためにあるのか?/宗教と物語 ほか)/第3講 宗教から民族が見える(フョードロフという謎の思想家と宇宙開発/ソ連・イギリス・イスラエルの民族と国家 ほか)/第4講 すべては死から始まる(宗教をもつのは人間だけ/人類はどう発展してきたのか? ほか)

著者情報(「BOOK」データベースより)

佐藤優(サトウマサル)
1960年東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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商品レビュー(27件)

総合評価
 3.71

ブックスのレビュー(1件)

  • 知的レベルが上がります。
    じむ23
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2014年09月01日

    プロテスタントである作者が臨済宗相国寺派の僧侶を対象に行った連続講義の内容です。大変勉強になりました。

    1人が参考になったと回答

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