プリズム　（幻冬舎文庫）
百田　尚樹

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商品情報

発売日： 2014年04月
著者／編集：百田　尚樹
シリーズ：プリズム
レーベル：幻冬舎文庫
出版社：幻冬舎
発行形態：文庫
ページ数： 400p
ISBN： 9784344421929

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商品説明

内容紹介（出版社より）

ある豪邸に家庭教師として通う聡子の前に離れに住む謎の青年が現れる。会うたびに別人のような態度の彼に困惑する聡子。そして衝撃の言葉を耳にする。僕は、実際には存在しない男なんです。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

ある資産家の家に家庭教師として通う聡子。彼女の前に屋敷の離れに住む青年が現れる。ときに荒々しく怒鳴りつけ、ときに馴れ馴れしくキスを迫り、ときに紳士的に振る舞う態度に困惑しながらも、聡子は彼に惹かれていく。しかしある時、彼は衝撃の告白をする。「僕は、実際には存在しない男なんです」。感涙必至の、かつてない長編恋愛サスペンス。

著者情報（「BOOK」データベースより）

百田尚樹（ヒャクタナオキ）
１９５６年大阪府生まれ。放送作家として「探偵！ナイトスクープ」などのテレビ番組で活躍後、２００６年に『永遠の０（ゼロ）』で作家デビュー。１３年には『海賊とよばれた男』で第一〇回本屋大賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（303件）

総合評価: 3.44

ブックスのレビュー（41件）

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(無題)

にんじんのはっぱ

評価 4.00

投稿日：2014年09月16日

この帯を見て『モンスター』を先に読まなければ！と思い『モンスター』を先に読みました。その後この『プリズム』を読みました。
結果ですが…“対”なので『プリズム』が先でも全く問題なかったです（苦笑）まぁ、どちらも気になっていた本なのでいいのですが。
解離性同一性障害の男性と、人妻との、かなり切ない恋の物語です。読んでいると広志がとても不憫になってしまいますが…終わり方としては、若干モヤっとするけど満足できました。

7人が参考になったと回答
プリズム

ごまめ5824

評価 5.00

投稿日：2014年07月25日

と云えばピンクフロイド。って、全く関係ない。（笑）
資産家の家に通う家庭教師の聡子が、離れに住むちょっと変わった青年と出会う。
何度か庭で話したり、お茶したりしてるとなんと！
その青年は「解離性同一性障害」多重人格者だった。 (ﾟﾛﾟ屮)屮
で、夫との関係も上手く行ってない聡子は、そのうちの１人格者卓也に恋してしまう。
が、多重人格を一人に戻す治療をしてるので、本来の人格でない卓也は最後にはいなくなる？
はてさて、最後はどうなるのか？
で、今度は顔は同じなのに一人格者に恋してしまう。
ん～、「モンスター」とは全く反対？なのかな。
そうそう、帯に「どうしてもこのラストシーンが書きたかった」と百田さんが書かれてます。

6人が参考になったと回答
(無題)

購入者さん

評価 1.00

投稿日：2014年08月10日

ア○ゾンのレビューでは、「内容が浅い」と散々なレビューが多かったのですが、逆に楽天では絶賛の声が多かったため、自分で読んで確かめたくなり購入しました。「モンスター」と似ていると思った点は、「取材を徹底的にしているらしいこと」。そのため、主人公の心情の描き方が雑なので感情移入できなくなり、モンスターでもプリズムでも、主人公の女性の気持ちがいまひとつ理解できず、「浅く」「うすっぺら」に感じてしまうのかと思いました。作者は女性の主人公の描き方がステレオタイプというか。いまひとつわからないのかな、という気がしました。「風の中のマリア」も主人公は女性ですが、人ではなく「虫」なので、繊細さがなく浅い感じが、かえって戦士の昆虫らしくかっこよくて、ちょうどよかったのかなと思いました。時間をつぶすには30分くらいでざっと読みやすいので、新幹線のお供などにはおすすめします。

1人が参考になったと回答