スージー1122

評価 5.00

投稿日：2015年06月07日

旧約聖書の中で、最も映画になりやすいスペクタクルである、モーセの出エジプト記の映画化最新作です。
有名どころではチャールトン・ヘストンとユル・ブリンナーの十戒とか、アニメのプリンス・オブ・エジプトとかですかね？
クリスチャン・ベイル以外は非常に冒険的な配役をしていて、流石にリドリー・スコット監督らしい、リーダーシップ無しでは成り立つ気もしないくらい、めちゃくちゃギャラの低そうな主要キャストのメンバーです。
ラムセスに配役されたジョエル・エドガートンなんて、スターウォーズのちょこっと出てたのと、ゼロ・ダーク・サーティーでわりと出てたくらいしか思いつかないですし、シガニーウィーバーさんがちょい役的な扱いをされているのは、多分ご本人の納得の外ではないかとか、訴訟されないかしらとか、心配になるくらいです。
名優ベン・キングズレー(エンダーのゲーム、アイアンマン3、ガンジー)が、これまた重要な役どころで圧巻の演技で支えています。
注目すべきはツィポラ役に抜擢されたマリア・バルベルデ？
全く無名なノーマークの女優さんですが、美しいうえに夫を失いたくない女心を熱演して、これまでのツィポラのイメージを作り変えた気がします。
そら、そうだ。旦那が突然、仕事辞めて家族を置いて、神の声が聞こえてきたから助けに行くとか言い出したら、気が違ったかと思うし、家族のためにやめてくれと怒るでしょうね。
人間味のあるツィポラでした。この女性がいてモーセはあったんだなと納得できる素晴らしい演技でした。
今後注目したい女優さんです。
映画の内容は出エジプト記を現代の映像技術と現代的な解釈で表現したものです。素晴らしい何度も観たくなる大叙事詩でした。
ちなみに、全くの余談ですが、メタリカの名曲、クリーピングデスは、この出エジプト記の10の災いの最後の災いを歌ったものです。
ダーイ！ダーイ！

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グローリー5080

評価 4.00

投稿日：2015年10月29日

映画「十戒」は聖書に忠実に製作されていましたが、この映画では現代の人にも納得できるストーリーにしようとした感がある。そこまでしなくてもと思いつつ鑑賞しました。

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購入者さん

評価 5.00

投稿日：2015年08月18日

宗教的な事を考えずに観賞しても面白い作品だと思います。

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