Tinne-Coll

評価 5.00

投稿日：2015年05月16日

世紀の名作ファンタジー短編『岸辺の唄』の、水をテーマとしたオリエンタルシリーズ短編集。シリーズ最長作となる表題作と『仙人の鏡』収録。『岸辺の唄』があまりにも名作過ぎた、のにも関わらず、続くシリーズ作『雲を殺した男』も素晴らしくて、一体今市子という人は……と思っていたけれども、やっぱりそこからは流石の今市子さんもちょっぴり失速気味。といってもそこは一流のストーリーテラー、読ませてくれます。彼女の持ち味は、人間なら誰しもが持っている、ちょっとした「暗部」、それに対する自分自身、また周囲の感情を非常に巧く物語に生かす処。だから面白いし、ちょっぴりゾッとしたりもする。鬼人、という設定も生きて来ます。『岸辺の唄』未読でも、全く問題なく楽しめるよう工夫されていると思います。ジンファとエンに関しては、ネタバレですが、前者『仙人〜』にちょっと、後者全く出演機会なし。ファンの人には残念。ところでこれ、現在は、「完全無料ＷＥＢマガジン」で公開されているそうなんですが、そうなると800円以上も出して買っている私って馬鹿なのかしらん？（泣）

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きん☆ぎん☆すなご

評価 4.00

投稿日：2020年03月16日

「上手だわ、この飾り文字どうやって書くのかしら」
水を巡るオリエンタルファンタジーってことだけど、「水」ってのは取ってもいいかなぁ…。良質なファンタジーであることは間違いない。絵も人物の表情から感情が読み取れるくらい非常にしっかりと書き込まれている。表題作も仙人の鏡も面白かった。

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m&anya

評価 5.00

投稿日：2015年08月16日

大好きなシリーズです。発売を見逃していて、気付いて良かった。今回も面白かったです。

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